<弟16回目:’04年3月6日>
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autotrace
-> dxf -> zcamのインターフェース
以前、autotraceを使用してxfig経由で画像データからの変換を行いましたが、今回はautotraceからdxfファイルを作成して、dxf2zcamで専用フォーマットへの変換し正しく切削データが生成できるか検証を行いました。下図のような切削したい画像を用意します。
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ひげがあると顔の輪郭がきれいに変換できないことがわかりました。そこで、ひげを無くします(笑)。また、センタラインを抽出するので、黒目だと目が点に変換されてしまいますので、これも修正しておきます。 autotraceはレイヤーの処理を行うので、2値化してBMPでセーブしておきます。
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作成したBMPファイルをautotraceでdxfに変換後、qcadに読み込みます。その後、ひげを手動で書き込みました。autotrateはセンターラインを抽出して正しく、dxfに変換できてることが確認できます。
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dxf2zcamで切削データに変換し、同時に作成されるplotファイルをgsplotで3D表示して確認します。切削厚は1.0mmです。約2000本の直線に変換されました。下は10度づつ回転してGIFアニメを作ってみました。
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全体を縮小して、5mmのアクリルをV字カット用のドリルで0.5mmくらいの深さで彫刻しました。正常に変換できていますが、一部、同じデータを3回分出力している所がありました。dxf2zcamプログラムに不具合があるようです。
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