ローランド SD−90
USB接続シンセ音源
オークションで購入したSD−90です。10年以上前に発売されたシンセ音源兼PCインターフェースです。音源の他、USBーMIDI入出力(2系統)、USBーオーディオ入出力(アナログ1系統、デジタル1系統)、エフェクタ、ミキサーなどが付いています。同軸/光デジタルは同時には使えず切替です。周りにはテレビやデジタルレコーダ、音源などデジタル入出力を持っているものもあり、同軸しか付いていないものあります。そこで光に統一してSD−90に接続する同軸ー光変換、光出力分配、光入力スイッチを作製することにしました。
2013年
3月2日
通販で購入したタカチの19インチラックです。高さ1U、奥行き300mmのタイプです。
中に入れる同軸ー光変換(デジットのキット)とユニバーサルで作製中の分配/スイッチです。右はリア側に基板を並べたところ、ユニバーサルは適当に大きさを決めたのですが、DCジャックも含めてぎりぎりでした(笑)。
とりあえず、簡単に穴開けができるフロントパネルに電源スイッチと切替スイッチを取り付けました。リアは角穴をたくさん開ける必要があります。
3月10日
リアパネルに光トランシーバ用の角穴を12個開けます。qcadで図面を書きます。0.1mmほど大きく穴あけします。
CNCで切削します。4mmのエンドミルなので角をヤスリで削らないと入りません。左は2mmのアルミに試し切り、右はリアパネルに本番加工です。
分配/スイッチ部の角穴開け完了しました。
続いて同軸/光変換です。こちらも図面を書いてCNCで切削します。
変換基板は2枚内蔵します。全ての穴あけ完了しました。
各基板はリアパネルに固定しました。次回は分配/スイッチ基板の作製予定です。
3月17日
分配/スイッチ基板の配線を行いました。半分くらいできたところ。
3月24日
分配/スイッチ基板の配線を追加しました。80%くらいできたところ。
3月30日
分配/スイッチ基板の続きです、チャンネル選択用のロータリスイッチへ接続するコネクタを追加して配線しました。基板はほぼ完成しました。同軸ー光変換基板はそのまでは、相互に変換できない(同軸と光出力が同じ信号に接続されている)ので少し改造しました。右は筐体に取り付けたところです。
アパートへ持って帰り、ミキサーの下に設置し簡易テストしましたが、光スイッチの2番目が不調です。多分、配線ミスです。その他は大体動いているみたいです。