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その2:基礎を作る〜単管を組む〜垂木を購入

2002年
7月7日

水糸の直角を出すために3-4-5mの直角三角形で測り、各辺の角度を修正しました。基準点の下に鉄筋を刺し斜めに水糸を出します。水糸に沿ってコンペックスを置き、各辺を測り直角を調整していきます。

近くのホームセンタで用の単管を購入しました。無料トラックを借りて運びました。単管は見た目より重いので、これだけ運ぶのは結構大変です。トラックから降ろすだけでフラフラになりました。一番長いのは6mで13本買いました。6mの単価は1025円でした。

 

7月14日
以前に廃ブロックと砂利を入れて突き固めておいた基礎の穴が台風のため2〜3cmほど泥で埋まっていました。とりあえず泥を除き、水糸の下に約41〜42cmまでコンクリを入れました。独立基礎は40cmなので1〜2cmくらい余裕を開けておきます。コンクリの表面は小さい水平レベルである程度水平になるように均します。

あまりに暑いので、工業扇を買いました。近くのホームで直径45cmが3980円でした。足の角度が調整できないこのタイプが一番安かったです。暑さは風にあたっていれば、そこそこ我慢できます。また、右は単管を切断するために買っておいた高速カッタです。12800円だったと思います。最近は同じ物を9800円で売っているホームセンタを見つけました。切っているのは単管ではなくL字のアルミです。これは独立基礎間を繋ぐ壁を止めるために使う予定です。

 

7月20日
左は上の写真で切断してた壁を繋ぐL字のアルミチャンネルです。あらかじめ穴あけ加工をしておきました。この日は36℃以上にまで気温が上がり、あまりに暑いのでブルーシートを張って作業をしました。

単独基礎にコンクリートドリルで穴を開けます。その後、鉛のフラグを打ち込みます。

その後、ステンレスのタッピングネジで固定します。電動ドライバは今後使用頻度が高いと思い新しく買いました。電池が2個ついて12800円でしたが、”ドンキホーテ”で9800円で売ってました(泣)。右は10個の全ての単独基礎にアルミチャンネルを取りつけたところです。

 

7月21日
水糸に合わせて単独基礎の高さを調整し、同時に垂直に立つように調整します。高さは合わせるのが難しいです。コンクリ内の大きな砂利が入っていると下がらくなり、砂のみのモルタルだけだと脇にはみ出て直ぐに下がってしまいます。調整後に単独基礎の周りにコンクリを流し込み全体を固定します。本来はコンパネで枠を作ってコンクリを流した方が良いと思いますが、掘った穴が丁度いいので省略しました。

手付かずだった奥側の2つの基礎も穴を掘って突き固め、左右側と同様に単独基礎を固定しました。

午後4時を過ぎて、10個の単独基礎の固定が終わりました。この日も暑かったので工業扇が活躍しました。

単独基礎の間を繋ぐ”大平板”です。”おおひらばん”と読むようです。セメントなどの無機物からできているらしく、土に埋めても大丈夫ではないかと思います。ただし、厚さが5mmなのでちょっと脆いです。大きさは182x91cmで売っているのですが、会社に近くのホームセンタで買ったので半分に切断してから足車で運びました。まだ使いませんのでブルーシートに包んでしまっておくことにしました。

 

7月27日
柱用の単管を規定の寸法で高速切断機で切断し、C型クランプで独立基礎と接続します。このC型クランプは製造メーカによって帯の部分の幅が異なるので注意が必要です。帯の幅は全体の長さに関係してきます。

切断した10本の柱を独立基礎に立てます。手前側が約247cm、奥が200cmで奥に向って低くなって行く屋根の形です。

梁用の単管も寸法に合わせて切断し、柱に接続します。磁石のついた水平レベルで柱が垂直になるように調整しながら直交クランプ、自在クランプを使って接続していきます。長い単管を一人で持ち上げる場合には自在クランプを片側に取り付けて、もう片側を持ち上げて固定すると簡単に組み上げられます。

夕方5時を過ぎて基本の単管の組み立てが終了しました。斜めの筋交と手前の真中の柱はまだ組んでいません。柱に雨が溜まると困るので上側はキャップを付けて、C型クランプにはビニールを巻いておきました。

 

8月3日
壁材のコンパネを止めるための垂木を購入しました。2x4材で長さ3.6mを50本購入しました。単価は395円でした。その他、筋交用の単管も追加購入しました。ホームセンタの軽トラックで運びましたが、帰りにちょっとした事故を起こしました。軽トラに3.6mの2x4を後ろのアオリから積むとかなり先端が高くなりまが、帰りに鉄道の高架線の下をくぐる所があるのですが、高架線の保護のために手前に設置されている鉄骨に2x4材が接触して、荷崩を起こしました。後ろのアオリが外れて50本の2x4材が後ろにずれました。暑い中50本の2x4を積み直すのはきついです。道を迂回して、再度降ろした時はもうヘロヘロになりました。

気を取り直して2x4材に防虫、防湿対策として油性の”キシラデコール”を塗りました。ハケではなくコテバケを使いましたが、本数が多いので結構時間がかかります。この日は材荷崩れで手間取っていたため材料の購入と塗装の作業のみで終了しました。右の写真は6時を過ぎて全て塗装が終わったところです。

 

8月4日
筋交用の単管を各柱の間に入れてました。側面と奥側の筋交が入っていない部分は後でドアが付く予定です。右の写真は全ての筋交を入れ終わったところです。手前側は筋交が無いので剛性が低く、かなり撓ことが解りました。手前中央に柱を2本追加して筋交を追加する予定です。

垂木同士を接続するためのL字のアルミを切断し始めたのですが、雷が鳴り始めて夕立が来そうなので途中で作業終了しました。2x4専用の各種接続コネクタもホームセンタに売っていますが、個数を200とか頼むと、取り寄せになるとのことで、L字アルミから作ることにしました。