その24:ガレージと周辺の整備の続き14
折板屋根に改修
ガレージの先端部でタイトフレームを仮止めし、左右の位置決めをします。先端部は両サ
イドとも寸法が足らないので2x4材を継ぎ足しておきました。
5月2日
会社から頼まれた部品加工です。3mmのアクリルからCNCフライスで削り出します。40個作りました。以前は無料で作業していましたが、今回から交渉
して、有
料にしてもらいました。1個の値段は内緒です。半日のバイト代としては結構いいかもし
れません(笑)。
5月3日
折板屋根への改修を開始します。0.6mm厚で6mを越
える
ので1枚30kg程度と思います。1人では取り回しの限界に近いと思いますが、片側づつ持ち上げれば半分の15〜16kgな
ので楽に移動できます。
ポリカの波板を外して、タイトフレームをコーススレッドでコンパネに固定します。ガレージに向って左側から交換していきます。左側は雨漏りが少なくて波板同士がシリコンシーリング剤で接合されていないので簡単に外れます。折板の片側を屋根まで持ち上げてた後は引
きずりな
がら持ち上げます。ポリカの波板が貼ってあるので、摩擦も少なく大
きなキズも付きま
せん。
折板をタイトフレームのボルト位置に合わせてステップドリルで穴開けし、位置
を合わせて固定していきます。先端部は高さが合いませんでした。良く考え
たら、
コンパネの厚さ分だけ低いので当たり前でした(笑)。
早速、近くのホームセンタで15mm厚の板材を購入しました(笑)。水性ペイントも同系の緑色を購入しておきました。
先端部に15mmの板を敷いて、やっと1枚、固定できました。思ったより凄く時間が掛かります。固定用の穴も平気で5〜6mmズレます。折板の板厚は
0.6mmなので上から踏めば穴は適当に広がります。
2枚目です。ガレージの裏の空き地に折板を収納した時の向きが重ねる方向と合わず、屋根の上で180度回転する必要があります(笑)。これが結構
大変
です。2x4材に乗せて、ずらせながら回転させます。穴開けを行なった後は2x4材の上をスライドさせてタイトフレームの上まで移動し、2x4材を抜いてタイトフレームの上に折板を落としていきます。
夕方になり、3枚目も固定し終わりました。初日は3枚で終了しました。明り取り
用の穴は露対策でシートで塞いでおきました。
5月4日
ガレージの奥側で面戸を仮止めしてみます。そのままでは
角
度が合わないのですが、下の方を少し曲げて広げて合わせると上手くいきます。
固定用のナットです。シーリング剤としてフェルトにコールタール?が染み込ませてあり、温度が上がるとベタベタしてきます。まあ、ベタベタしているから防水になるのですが〜右は5枚目が終了したところです。
段々馴れてきました。6〜7枚と交換を進めていきます。大体、1.5時間くらいで1枚貼れます。波板の撤去、タイトフレームの取り付け、折板を屋根へ上げて方向合わせ、固定穴加工、タイトフレームへの固定。この作業を繰り返します。
折板を引り上げる所も折板になってしまうので、ここには小さく切ったポリカの波板を仮り止めして、滑り用とします。折板の表を下にしてポリカの上を滑
らせます。
8枚目です。表を下にして2x4材の上に乗せて、移動、
回転させます。その後、固定するタイトフレームの側で表を上にします。ここで、固定用の穴開けを
行ない
ま
す。タイトフレームはコンパネの合わせ目に沿って固定してありますが、微妙にズレて
るので、その
都度、間隔を測り、折板に穴開けを行ないます。この日は5枚交
換しました。残りはあと3枚です。
10枚目も終了し、最後の1枚です。最後はタイトフレームが屋根のコンパネから飛び出
ます。コンパネの横幅は910mm、折板は600mmなので、端は余分が出ます。仕方が無いので、角材とコンパネで固定部分を延長し、タイトフレームも固定ボルトの先で半
山分を切断しました。
11枚目も無事終り、全て取り付けできました。ん〜凄く疲れました。
折板の両サイドの1山はプラプラなので、ホームセンタでアルミのL字チャンネルを購入して半分に切断し3箇所で固定します。タイトフレームの取り付けナットは8mmだと思っていたのですが、普通のボルトが入らないので左端のみ8mmのステンレスのキャップボルトで固定しました。
明り取り部が全部、塞がれました。ガレージの中から撮るとこんな感
じ
です。デジカメで撮ると明るいですが、以前に比べたらガレージの中は断然暗いで
す。中で
作業をする場合には昼でも照明の必要があり
ます。この明かり取はこのガレージの要なので、一部アク
リルに張り替え予定です。
ガレージ正面から見るとこんな感じになります。3日フル作業してどうにか交
換できました。それにしても天気が良くてラッキーでした。
5月6日
この日は朝から雨でした。正面に面戸を入れていきます。まだ、固定されていません。ただ嵌っているだけです。後で、コーススレッドで固定する予定です。また、センサライトのソーラパネルも付け直しました。
雨のため、外での作業ができず、午後になってホームセンタでアクリル用の曲げヒータを買って3mmのアクリルの曲げ実験をしました。1分ほどヒータで加熱し、手で曲がるようになったのを確認して一機に曲げます。ちゃんと曲げ加工できました。ヒータの有効長は400mmで
す。明かり取部は約900x900mmで全部で9個あります。1つの明り取り部を4個のアクリルに交換する予定で、台形に曲げ加工したアクリルが36枚必要になり
ます。
外での作業ができないため、ガレージ内でできる作業をしました。フライス盤の主軸モータはインバータで回しているため、以前にマグネット(電磁開閉
器)を
スキップしていましたが、制御盤から常時通電しているAC200Vを
接続して復活させました。いままで横軸を使う時はその都度、配線を付け直していたのですが、これで元から付いている起動スイッチで立/横を選択できるようになりました。
5月12日
明かり取り用の材料をホームセンタで購入して持ってきま
した。ステンレスのタッピングネジとアクリルカッタです。
ポリカ・アクリル用のシリコンシーリング剤(アルコール系)です。右は面戸固定用のステ
ンレスコーススレッドです。
以前に会社の産業廃棄物で捨てられたいた3mm厚のアクリル板です。これを曲げ加工して明り取りに使います。
曲げる角度が判らないので、屋根の上で曲げ加工し
ます(笑)。左は幅の狭いアクリルでテスト曲げです。右は本番で400x200mmの板を4枚曲げ
て作製します。
曲げ加工を行なったアクリルを折板の上において、切り取る折板の位置を決めます。初めに加工したのは一番暗いガレージの中央です。
ディスクグラインダで折板を切り取りますが、折板が薄いため振動して、凄くう
るさいです。ポリカ・アクリル用のシリコンシーリング剤でシールしつつ、タッピング
ネジで10個所
固定します。右は取りあえず1枚完了したところです。
続いて、3箇所分も加工、取り付けを行ないます。ガレージの中からみると右
のような感じになります。一箇所でも光が通ると大分雰囲気が変わります。今後も暗い部分から追加加工の予定です。
5月13日
頼まれ物の加工です。以前にベニアの型で外形を加工した10mm厚のアルミ板にプラズマカッタで長穴、四角穴加工をします。
こちらも10mm厚のアルミ板。所定の形にプラズマカッタで加工します。右は
6mm厚の鉄板です。
折板屋根の面戸を固定します。3mmの穴を下からコンパネと一緒に電ドルで開
けて、その後、コーススレッドで固定します。ガレージ前面は完了しました。ガレージ裏側は発電機の屋根が邪魔して、一部固定できていません。
5月19日
モノタロで購入したものをガレージに持ってきました。ロング刃のエンドミル6、8、10mmです。左はタップ下穴用ドリル、超硬ロータリバーです。
こちらはXYZテーブル用のカプラです。6−10mm。モータ側が6.35mm(インチ)なの
で加工してから使用します。
こちらはオークションで購入したエアーニブラです。折板屋根の穴開け用です。試運転をしました。結構うるさいです。当然ですが、台形の部分は一度には切れません。
先週の続きです。折板屋根の明り取りです。アクリル板を400x200mmに切出して、取り付
け穴を10箇所開けます。取りあえず12枚作製します。
折板屋根に穴あけ加工をします。奥はディスクグラインダ、手前が新しく購入したエアニブラです。エアニブラの方が少し静かですが、予め大きな穴をリュータで開ける必要があります。また、台形の部分は一度には切れないので手間がかかりま
す。この後夕立のような通り雨が降り、作業を一時中断しました。
夕方になって作業を再開しました。結局一番静かだったのは、調光器で回転を落したディスクグラインダでした(笑)。負荷の掛けすぎか、途中で調光
器が壊れました。市販のスピードコントローラを購入した方が良さそうです。その後、シリコンシーリング材でシーリングしタッピングネジで固定しました。前回と合わせて2箇所、明り取り加
工
が終りました。
5月20日
この日は訪問あり、でかいキャンピングカーです。会社で廃棄になった例の簡
易基板作製用のXYZテーブルのベース板を運んでもらいました。
XYZテーブルを置くためにガレージ内のレイアウト変更を行います。切削工具類を収納していたHP製のロジアナラックを廃止し、プリンタを乗せて
いた突っ張り式ワイヤラックも一時撤去しました。
CNC制御PCの横に単管と2x4材で専用台を作り、XYZテーブルのベース板を設置します。
ベース板は30mmのアルミ製で約40Kあります。2人でやっと持てる感じです。
追いやられた突っ張り式ワイヤラックは途中で切断して作業台の上に移設しました。
BT30の工具類は単管にホルダを付け直しました。小物類は半分に切断したワイヤラックへ収納しました。プリンタはPCラックへ移動、工具類以外では本を
入れていたスペースが無くなり、新規に確保する必要があります。
レイアウト変更中にプラズマカッタからの冷却水漏れを発見しました。先週使用した時も水を補給して使用しましたが、原因がわかりました。漏れていたようです。これは早急に修理する
必要があります。