塗料の選択〜エンジン組み立て
2004年1月25日
前回購入した2液ウレタン塗料ですが、フレームにハケで塗ってみましたが耐溶剤性が
良くないよ
うです。パーツクリーナなどでも少し溶け出してしまいます。そこで新たにラジコン店で2液ウレタン塗料を購入しました。黄色と白を混ぜて色を作る予定です。試しに、蛍光の黄色というのも買ってみました。
ジェネレータカバーと水周りの小さい部品に耐熱黒の塗料を塗りました。乾くと
つや消しになります。
2月8日
前回の2液性ウレタン塗料の調合を行いました。白と黄色、白と蛍光の黄色を混ぜてみました。左から白1+黄0.5、白1+蛍光黄0.5、白1+蛍光黄0.3くらいの感じです。
2月22日
白500mlに蛍光の黄色を混ぜて実際に使う色の調合をしました。黄色というより薄緑色になります。
最後にフロント部が残っていた塗装を剥がし、やっと全
部剥がし終わりました。結構時間が掛かりました。
3月6日
前回の薄緑に少し黄色を加えてみました。薄黄緑という感じになりました。
フレームに捨てネジを付けて、塗装の準備をしました。
7月11日
アルミ製のテンションローラを購入したら、ドカの純正部品でした。早速、ベアリングを入れてクリップで固定しておきました。
だいぶ前に頼んだタイミングベルト用のレンチですが、全
然来ないので、行きつけのバイク屋さんのを借りてきました。インパクトで簡単にナットが外れました。
7月29日
フレームの下地塗装用の2液性のプライマーサーフェーサと
シンナーを購入しました。ラジコン用の塗料です。
9月6日
バルブステムシールを交換するためにヘッドを分解しまし
た。ロッカアームのピンが堅くて抜けません。5mmのネジを入れて引っ張りましたが全然抜けませんでした。ジグを作って抜く予定です。
ロッカアームを取るのを後回しにしてバルブを抜いて、カムシャフトを抜きました。コッタが割れていました。これは交換する必要があります。
9月12日
左はロッカアームピンを抜くためのジグです。右は実際に抜いているところです。5mmのステンレスのネジとステンレスのパイプを適当に切っただけです。
ロッカアームを全て抜いてステムシールのみ残りました。
プライヤで外そうとしましたが、外れないのでジゼルで金属部を切って抜きます。新しいステム
シールを
入れるときには専用の工具が必要です。ケースが邪魔をして平行に叩きこめないからです。これも自作で作る予定です。
取出したロッカアームとバルブ、タペットです。どこの部品か判るように電気リュータで各部品にマークを付けておきます。エキゾースト側も1つコッタが
割れていました。
購入した、ガスケット、コッタ、ステムシールです。コッタ=510円、ステムシール=〜1400円なり。コッタは16個も要るので、合計すると結構な値段になります。
9月20日
ステムシールを圧入するジグを作りました。予め先端に穴
開け
加工をしたステンレス棒をシャコマンに溶接します。TIG溶接+発電機での初仕事となりま
した。溶接後、サンドブラストをかけて、黒で塗装をしておきました。
完成したジグを早速使ってみます。左のような角度でヘッ
ド内に入れてステ
ムシールを圧入します。プラハンで叩いて圧入します。右は圧入が完了したところです。
9月25日
フレームにサーフェーサを塗りました。右は塗り終わったところですが、少し荒れてしまった部分があるので、1週間ほど乾燥させて水研ぎを行う予定です。
9月26日
水平側のヘッドもステムシールを交換するために分解しま
した。コッタは1つだけ割れていました。右はステムシールの入れ替えが終了したところです。バルブの擦り合わせを
行い、組み立てに入る予定です。
10月2日
オークションで購入したシングルシートが届いていまし
た。塗装は荒れているので塗りなおす必要があります。
水周り用のオールステンレスのバンドが見つかりましたの
で購入しました。ドイトに置いてありました。
タコ棒とバルブコンパウンドで擦り合せを行った後、シムとコッタを組み込み
組み立てを行いました。右は丸棒を入れてロッカアームを開きシムとコッタを入れているところです。デスモはバルブスプリングが非常に弱いので手で押しただけでも簡単にバルブが開きます。
アルミのタイミングベルトプーリとロッカアームピンのカ
バーのガスケットです。右は組み立てが終わった垂直側のヘッドです。ムラヤマモータスにガスケットを買いに行ったところ600TT−2が飾ってありました。写真はここです。
先週塗装したフレームのサーフェーサを空研ぎしました。
初め水研ぎをしましたが、削れ過ぎるようで、空研ぎでも問題ありませんでした。
10月16日
水平側のヘッドも組み立てました。バルブの擦り合せの確認として燃焼室に灯
油を入れて漏れを確認します。その後、タイミングベルトプーリを取りつけました。
10月17日
空研ぎで薄くなってしまった部分を補修するためにもう一度サーフェーサを塗りました。落下式の新しいスプレーガンを購入しました。フレームのように狭い所を塗るのに有利です。
タペットカバーを取りつけて双方のヘッドが組みあがりま
した。
10月24日
プーリをケース側にも取りつけました。コンロッドをみる
と青いロゴが入っています。外製品なのでしょうか?最近気がつきました。
2回めのサーフェーサの空研ぎをして上塗りの準備をしました。
1回目と2回目です。
3回目、ちょっと垂れました。艶と出そうと思ってちょっ
と気を抜くと垂れます。ん〜難しいです。
サンドペーパで落として再度、上塗りをします。
2005年1
月2日
垂れた部分をサンドペーパで修正して、再塗装しました。塗装している部分から離れた奥の所にミストが飛んでどうしてもざらつきます。全体を艶の
ある状態に仕上げるのが難しいです。
1月16日
前回ミストが飛んでざらついていた所を3000番のコンパウンドで磨きました。長いウエスにコンパウンド付けて手で磨きます。パイプ状の物もこの方
法だと良く磨けます。天気がよければもう一度塗装をする予定でしたが、2日ともみぞれ模様で
中止しました。
その後、ワックスで仕上げます。
クランクケースをチェーンブロックで持ち上げて、内部を洗浄します。下にパッドを敷いて灯油で内部のほこりなどを洗い落とします。
ムラヤマにてOリングを購入しておきました。小さいのは
後シリンダのクランクケースから上がるオイルを止めるリングです。大きいのは水回り用です。
クランクケースの洗浄後、ピストンを取り付けます。ピストンピンを止めるクリップリングが付けにくいですが、くれぐれも飛ばしてケースの中に入らない
ように
しておきます。ラジオペンチで慎重に取り付けます。前側のピストンが付きました。
後のピストンも付けて、続いてピストンをシリンダに入れ
ます。リングコンプレッサは無くても、少し斜めにして、少しづつ入れると入ります。オイルリングが一番入りにくいですが、タイラップでリングコンプレッサの代用をすると入りやすくなります。前、後とも無事ピストンが入りました。
ヘッドを載せます。スタッドボルトは仮止めをしておきま
した。
1月23日
エンジンの塗装が剥げている所を部分的に補修塗装しまし
た。ステンレスブラシで浮いている塗装を剥がし、ペイントうすめ液で脱脂した後、耐熱半艶のカンスプレーで
塗っておきました。
一応、目立たなくなりました。
2月27日
ジェネレータカバーにウォータポンプとジェネレータ用のベアリングを入れました。自作しようと思って二輪パーツ屋でガスケットを買ってきましたが、
ちょっと寸法が足りませんでした。
フレームにもベアリングを圧入しておきました。ベアリング類は古い物をそのまま使いました。