851ツーリング&888エンジン組み立て、その4〜



2012年
11月3日
車検を取った851でツーリングです。中央道、藤野SAにて、寒いです。大月で下道を走り出すと少し調子が悪い時があります。たまに、4000〜5000回転で息付きします。


取り合えず、いつものカレー屋さんまでたどり着きました。いつものすね肉のカレー。851の写真、逆光でした。


今回もアグスタといっしょです。851の調子が悪いので、下道で清里から佐久へ抜けて、高速でガレージまで帰りました。


夕方の4時くらいにガレージに着いたので、少し888エンジンを組立てます。リア側のピストンを付けて、シリンダを載せ、ヘッドを仮止めしました。オイルリングだけはタイラップで平均に締め付けるとすぐにピストンをシリンダに入れることができます。


11月4日
851のたまに調子が悪い件を調べます。とりあえず、パルスセンサスロットルセンサECUのコネクタを抜き差しして接触を良くします。その後、試走路で試走しました。症状は変わらず


接触不良ではなさそうなので、ECUを予備に丸ごと交換します。症状が出なくなりました。多分。原因はECUか?


888エンジンの続きです。フロント側もピストン入れました。その後、ヘッドを仮止めしました。大分形になってきました。



11月10日
ジェネレータコイルの出力ケーブルの先端はカチカチなので切断してジェネレータカバーに取り付けしました。


ガスケットをシリコンシーリングで取り付け、ジェネレータカバーを取り付けました。


インマニにスロットルインジェクタ一式を仮止めしました。


ポンプカバーを取り付けて水周りのホースを仮止めします。この888エンジンの水周りは851に直ぐに載せられるように851と同仕様にする必要があります。右のようにセンサが余分についていて、行き先無しの配管もあります。部品取り851からセンサ無しの部品を取って、代わりに取り付けることにしました。


クラッチを組み立てます。ワッシャが錆びているので、ブラスト後、耐熱シルバーで塗っておきました。クラッチのインナを固定した。


クラッチディスクプレッシャプレートスプリングを組み込みました。


ヘッドのオイルラインを取り付けました。


クラッチリリースを取り付けます。ロッドの長さが足りないようです。


11月11日
ベルトガイドテンショナを綺麗にしました。ちょっと錆びていますが、ワイヤブラシで磨いただけです。


ベルトガイドとテンショナはベルトカバーのスペーサと共締めです。今回はベースは使わず、ベースと同じ厚みのスペーサを作りました。4個スペーサが完成しました。


早速、作製したスペーサを使ってタイミングベルトを仮止めしてみます。


新旧でクラッチロッドがの長さが2種類あり、約9mm長さが違うようです。8mmのステンレス棒を約9mmの長さに切断して両端を仕上げクラッチロッドの延長部を作製します。


888用にオークションで購入したクラッチリリースと888に元々付いていたリリースです。ロッドの延長部クラッチプレート側に取り付けます。本来はクラッチリリース側に付けた方が内蔵されているOリングの位置がずれなくていいです。



11月17日
モノタロウで購入したステンレスのホースバンドとステンレスの6角穴付きさらネジと22−8−7のクラッチリリース用のオイルシールです。


6角穴付さらべネジはシリンダとヘッドの水回りに使いました。


オイルシールはクラッチリリースのピストンに取り付けました。


11月18日
ホースクラッチリリースを固定しました。


途中で切断してあったジェネレータ配線延長しました。


888エンジン、完成しましました。


部品取りの851のスプロケカバーを綺麗にして、フライス盤で穴を開けました。888エンジンに取り付けました。



11月24日
セルモータでクランキングするために、ケーブルを仮止めしました。


オイルを入れて、サービスバッテリでセルモータを駆動してます。ヘッドオイルが回るか確認します。


コンプレッションゲージは12mmのプラグアダプタが無いので付属の押し付けアダプタで測ってみました。押し付けアダプタでは圧力が少し抜けますが、10〜11kg/cm2くらいの圧縮があるようです。ワンウェイベアリングも正常に動作しているようです。



12月3日
部品取りの851エンジンはガレージ奥のバイク倉庫に移動しました。ついでに倉庫内を少し掃除しました。