MHR ミッレのメンテナンス&モディファイ

三叉とフロントフォークの仮り止め、
ボトムケースの加工と塗装



8月11日
自作ステムを取りつけたTZRのアンダーブラケットとXJRのトップブリッジにVTRのフロントフォークを仮り止めします。ハンドルはFZR400Rのものです。ネットオークションで購入し ました。ハンドルストッパーもフレーム側に付いているノーマルのままで丁度良いようです。

VTRの純正アクスルシャフトを購入しました。VTR のアクスルシャフトはΦ15mmです。ミッレはΦ20mmなので、カラーを作製するか、新しくシャフトを作製する必要がありま す。

 

8月25日
純正アクスルシャフトを参考にして全体がΦ20mmで先端が Φ15mmに加工したアクスルシャフトを加工し ました。先端部分はΦ12mmのネジを切ります。

 

8月30日
XJRのフロントフォーク間の寸法は純正より若干短いので、 ブレーキロータのフローティングピンがボトムケー スと干渉します。下の写真は干 渉するVTRのボトムケースを 削っているところです。VTRのボトムケースも元々少し逃げ加工がしてありますが、フローティ ングのガタ分を考慮してロータの面積分を拡大するように加工します。

 

9月3日
加工後、塗装を行います。缶スプレーのプラサフで下処理をした後、同じく缶スプレーのメタリック深青塗装しました。この後、2 液性のウレタンクリアで仕上げる予定です。

 

9月13日
ボトムケースにスプレーガンを使って2液のウレタンクリアを塗装しました。ウレタンはやはり艶が良いです。使 用したのは模型屋さんで売っているラジコン用のウレタンクリアです。

 

9月18日
フロントアクスルのカラーを加工しました。アルミの丸棒から 加工します。フロントフォークにホイールを取 りつけて必要な寸法を測って同じ長さでカラーを突っ切りま す。片側はメータギアがの分だけ短くなります。

 

9月28日
自動車補修用の缶スプレーに2液ウレタンのクリアをかけたフ ロントフォークのボトムケースですが、ウレタ ンクリアが全然密着していないことが解りました。以 前、SRのフレームやマルゾッキのフロントフォー クなど同じ手法で全く問題無かったのですが不思議で す。多分缶スプレーの成分が変わったので はないかと思います。ということで、一度プラストをかけ てから、塗りなおしました。今 度は2液のウレタンの白で塗ってみました。


11月15日
車重とフォーク径の近いFJ1200の フォークスプリン グをオークションで探していたのですが、なかなか出ないため、新品を購入しました。右はオークションで買ったV−MAXのスプリングと純正のVTRのスプ リングとカラーです。Φ41に近いΦ40で重そうだったので試しに買ってみましが、コイル自体が細く、柔らかくだめでした。
 

早速、スプリングを入れてフロント部を仮組しました。 とりあえずカラーを入れずスプリングをそのまま入れて試してみましたが、かなり柔らかい感じです。 ま た、プリロードが足らないため1Gでかなり沈みます。白いフロントフォークもなかなかよさそうです。とりあえず、VTRのカラーを半分に切ってそれに合わせある程度プリロードを掛けるようにスプリングを切る予定です。


11月22日
VTRのカラーを約半分に切り、スプリングもそれに合わせて短くしました。

プリロード分は以下のような感じです。この状態で仮組みして みました。まだちょっと柔らかいです。