パンタ・ムラヤマ・スペシャル改
メンテナンス&モディファイ
2005年
6月19日
ステップのプレートを修正するために外しました。1人乗
りの登録をしたので、右側のタンデムステップは途中で切取り、左側のマフラーステーは軽量加工を行います。
まず、左側の軽量加工です。フライスで中をくりぬき、サンドブラストを掛けて仕上げます。マフラーまでの延長のステーも新たに作りました。
右側のプレートは余分な部分を削ります。サンドブラスト
後、ステップ、キャリパー用プレートなどを仮止めしたところです。
8月21日
ブレーキのキャリパサポートを外しました。10mmのア
ルミと8mmのスペーサで作られています。スペーサは鉄製です。一体サポートを作るために採
寸します。
採寸して、qcadに入れます。緑の部分が実寸部で、外側の白線がCNCで切る部分です。外形以外に4つのドリルセンタを入れておきます。
CNCで寸法確認用の1mmのアルミ板を加工します。
2mmのドリルセンタと外形を加工します。ドリルセンタに10mmと8mmの穴を開けると完成します。実際に取りつけて寸法を確認し、その後、20mmのアルミ板から切削する予定です。
8月28日
寸法はOKでしたので、20mmのアルミから切削します。上の図面は6mmのエンドミルで作成しましたが、刃長が足らないので、8mmで入れ直し
ました。8mmの刃長が丁度20mmくらいです。左はドリルセンタのデータで8mmと10mmの穴あけ加工が終ったところです。右は少し浮かせて、テー
ブルに固定し外形の切削をしているところです。2.5mm切り込みで2周目です。
左は1つ目の切削が終ったところです。仕上げは0.4mm内
側に20mmの切り込みで行ないます。もう1つ作って、外形加工が終了しました。右はピンボケです。
9月4日
無垢状態のキャリパサポートから8mm厚のスペーサ部以外を
切削します。qcadにて切削する図面を入力します。エンドミルはΦ8mmです。
CNCで切削します。左は切削中です。右は終了したところ、少し島が
残ってしまいました。手動で削りました(笑)。
右、左を2つ作って完成しました。図面はミラー反転する
と簡単にできますが、変換プログラムが原点との位置関係で、上手く変換できない時があります。
9月13日
キャリパーサポートを仮組みして、寸法の確認をします。寸法はOKで
した。サンドブラストをする予定なので、再度外しておきました。
9月19日
キャリパサポートをサンドブラストしました。側面が綺麗に削れているので、今回は表面だけブラストしてみました。
9月25日
キャリパサポート用の取り付けボルトを10度加工しまし
た。8/10mmとも4本づつです。
10月15日
上記で作った、取り付けボルトを使用して、キャリパーサポートの取り付けをしました。
ついでに、後側がかぶ
る原因を確かめるために、色々と実験を行ないました。現状で、後ろが調子が悪く、プラグが真っ黒です。プラグを新品に換えると、30分くらいの間は調子がいいです。
後ろのプラグが真っ黒の状態でタイミングライトで高圧側
の様子をみてみました。
1.後側のタイミングライトがアイドリング〜2500回転くらいまで、前側の半分くらいの数しか点灯しない。
2.黒くなったプラグを前後、入れ替えると、症状が入れ替わる。
プラグがかぶっているので、プラグで高圧がリークしている?と解釈できます。しかし、何が原因で後側がかぶるのかをつきとめる必要があります。
・プラグを新品に交換して、点火ユニット、コイルを前後入れかえる。
−>これでもなお、後ろがかぶるなら、原因はパルスセンサかキャプレターです。
−>もし、上記なら、再度プラグを新品にしてパルスセンサを入れ替える。
−>パルスセンサによって症状が入れ替わるなら、原因はパルスセンサです。
今後、上記の手順で実験を行なう予定です。
10月21日
プラグを新品に交換し
て、点火ユニット、コイルを前後入れかえてみました。朝通勤前に30分くらい走ってプラグをみると後側が
かぶっていました。タ
イミングライ
トは前後、正常に点灯します。写真の右側が後側のプラグです。点火ユニットと点火コイルに原因が無いことが判明しました。アイドリング時に後側の燃料フィ
ルタに流れる量が多いように思えます。やはり、燃料系のトラブルなのでしょうか?パルスセンサはエンジンのサイドカバーを外す必要があり、オイルが漏れて
面倒なので、計画を変更して、アイドリング時の燃料の流量を
計測できるように考えます。
10月24日
アイドリング時の燃料の流量を測りました。用意したのは、透明ビニールパイプとストップウォッチ、オイル注しです。FCRの燃料
パイプを一度取り外し、ビニールパイプをFCRに接続し、オイル注しでガソリンをパイプに満たします。エンジンを掛け、ストップウォッチを押して、油性マジックでパイプにマークを付けます。60秒で再度マークを付けます。
計測結果:
(アイドリング1000回転時:パイプ内径Φ6mm:60秒間)
・リア:170mm
・フロント:190mm
結果はフロントの方が燃料の流量が多かったです。少なくともアイドリング状態ではキャブレターが原因では無いようです。
10月26日
前シリンダのノロジのブラグキャップからリークしているのを偶然見つけました。NGKのプラグキャップとハイテンションコードに交換しました。
11月2日
プラグキャップとハイテンションコードを交換後、通勤前に30分くらいつづ乗っていると、フロントから異音(キュ、キュという音、エンジ
ンの回転とは無関係、ホイールの回転に同調)が出るよう になりました。フロントを持ち上げてホイールを回すと、どうもメータギアか
ら音が出ているようです。早速、外してみましたが、ベリアのメータギアは最後までは分解できないようで、グリスの注入口からグリスを入れて元に戻しておきました。これにより異音は消えました。
11月3日
プラグを新品にして約40kmくらい走ったところで、ま
たぐずり出しました。プラグをみると左写真のように後側が真っ黒です。タイミングライトも変な
点き方
です。前回と同じ方法で、4500回転の燃料の流量を測りました。今回は30秒です。前310mm、後430mmと
後ろがやけに燃料食ってます。取りあえず、後ろのクリップを
真中から一番上に移動しました。また、プラグを新品に換えて走ってみます。
11月17日
後ろ側のクリップを一番上に上げて良くなりました。デイトナのメインジェットのセットを購入し、クリップを中央にして取りあえず、138−>128へ小
さくしまし
た。
11月23日
伊豆半島一周ソロツーリングへ行きました。
12月3日
オークションでベリアのメータのセットを購入しました。リムの部分が凹みとサビがあるので修正する必要があります。トップブリッジ〜メータ周辺に少しづつ手を入れていく予定です。
2006年
3月21日
沼津に桜えびかきあけ丼をたべにツーリングへ行きました。
2006年
9月23日
宇都宮に餃子丼をたべにツーリングへ行きました。
2008年
3月5日
パンタを売りに出すことにしました。カンパのホイールはミッレと入換え。ベルリッキのエキパイとマフラーはF1と入換えです。右は取りあえずリア
ホイー
ルとマフラを交換したところです。
3月11日
通勤前にフロントホイール交換しました。フロントを
ジャッキで持ち上げてフロントホイールを外します。その後、ロータを分解しておきます。
ガレージから持ってき
たミッレのホイールにロータを取り付けて交換しまし
た。タイヤの幅が110(パンタは100)と少し太いためフェンダも外
さないと入りませんでした。キャリパも付け直して交換完了しました。
3月13日
ホイールとマフラの交換が完了したので通勤前に記念に写真を撮りました。
斜め前と後から。夜に
バイク屋さんに引き取ってもらいました。購入したのは05年の初めですから約3年の間でした。惜譲。
2009年
4月25日
1年ほど前に売ったムラヤマ改ですが、去年の11月頃に事故で動かなくなり、部品取車として買い戻しました。バイクガレージに運んでもらいました。
アルミタンク、シートとも損傷大です。リアのフレームも下側に曲がってます。当初
バラバラにしてオークションに出す予定でしたが、バラす手間も考えて事故/部品取車としてオークションに出品しました。
5月7日
NCR一体タンクシートをおまけにして、19万超えまし
た。アクセス数を見ても、いまだに人気です。