車 の引き取りからアジャスタライドとコイルスプリングへの交換


2003年10月12日
日 常の足車としてオークションでミニを購入しました。95年式で す。とりあえず、仮ナンバーを取って引き取り、整備のためにガレージに運びました

走行距離9万5千、右ドアにへこみ/歪みがあり、エンジンのアンダーガードとなぜかメイフェアのアルミが 付いていますが、マフラー、ハンドル、その他ほとんどノーマルです。車体代は15万円でし た
   

右ドア下は結構錆びが出ています。写真はピントがボケています。浮いた塗装を剥が して、錆び止め専用の塗料を塗っておきました。また、エアークリーナの清掃、クラッチが渋いのでペダルの付け根、エンジン側のアームにグリースを注しておきました。前左側は少しバンパーが奥に入っています。軽くぶつけているようです。また、前のテ ンションロッドが左右とも少し曲がっています。これはブッシュの交換の時に直す予定です。
 

ハンドルとマフラーくらいは交換したいです。また、ユーザー車検を取る予定なので、 その様子を 紹介します。


10月18日
ガレージから自宅アパートに戻ってきました。車高が下がっているので、点検しました。ジャッキで上げたあと馬の上に乗せます。


これが曲がっているテンションロッドです。左右同じくらい曲がっています。ジャッキUPの時に曲げてしまったのでしょうか?また、右側のアッパーアームのボールジョイントに1mmくらいのガタがありました。


車高調整キット(アジャスタライド)を注文しましたが、これが問題のエアコンのタンクです。これを外さないとラバーコン・コンプレッサがボルトにとどきません。ガスを抜いて、外す予定です。



10月25日
アジャスタライドを取り付けるために、エアコンの冷媒を抜きます。低圧側のバルブにドライバを刺して、周りにウエスを巻きます。冷媒オイルが勢いよく出てきます。


冷媒が抜けた後、タンク(レシーバ)を外します。1− 5/16インチか33mmのソケットでサブフレームと連結している大きなボルトを外します。


ラバーコンプレッサを使ってラバーコーンを圧縮します。


アッパーアームはシャフトの前側を止めている小さいボルトが非常に外しにくいですが、少しつづ回して外します。アッパーアームが外れるとノーマルのストラットラバーコーンが出てきます。



下が今回購入した車高調整キット(アジャスタライド)と ラバーコーンの代りに使用するコイルスプリングです。突 き上げが大きく、跳ねるのでコイルスプリングに交換してます。


アッパーアームに続いて、ロアアームテンションロッドを外します。見ての通り、テンションロッドはかな り曲がっています。曲がりを直して、強化ブッシュを入れ たロアアームとテンションロッドで す



コイルスプリングとアジャスタライド、アッパーアームを取り付け、ロアアームとテンションロッドを組み付けます。バンプラバーも交換しました。ステアリング ラックのプラスチック製のブーツが右左、双 方とも裂けていました。



続いて左側の作業をはじめましたが、ロアアームのシャフトが錆びで固着し ていてブッシュのカラーが外れませでした。ディスクグラインダですり割を入れて万力に挟んで外しました。完全に錆びている状態でした。無事左側も作業が完了しました。


外した部品と今回の作業のために購入した、ボールジョイント プーラ
とラバーコンプレッサとです。ラバーコンプレッサは2度と使わない工具になってしまいました(笑)。右の写真は作業終了後に馬を外してみました。2cmくらい上がって丁度良いようです。



10月26日
前日に引き続き、リア側にアジャスタライドを取りつける作業をします。左の写真はリア用の部品です。左は右側のノーマルの部品を外したところです。リアの右側はショックを外すだけで、ラバーとストラットが外せます。ショックは完全にオイルが抜け てただのガイドになっていました(笑)。ショックは新しく 購入しないとダメです。


外した部品の代わりにアジャスタライドとコイルスプリングを入れます。車高の調整ナットは適当な所で止めておきます。リアの右側はアームの根元にほんの少しガタが ありました。抜け たショックはそのまま戻しておきました。


右側は簡単なのですが、左側はガソリンタンクをずらさないといけません。カーペットをめくってみるとがこぼれていました。雨がどこからか流れ込んでいるよ うです。まあ、ミニですから、驚きませんが。ガソリンがほぼ満タンだったので、隣に止めてあるセヴンに移し、タンクを止めている給油口のグロメットと固定バンドを緩めて、タンクをずらします。


左側の作業を始めるまえに、ドラムブレーキの点検を行おうと思ってドラムを外そうすると、固定のネジが付いていました。右側は付いていないので、なくしてしまったようです。そもそも、このネジあまり、要らないと思いますが〜


リアの両サイドの作業終了後、馬を取って車高を確認してみましたが、リアが上がってます。後で調整する予定です。