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セヴンの全バラ・レストア
その14
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セヴンのレストアを紹介していきます。


2006年
12月15日
追加で購入したブレーキ用の銅パイプです。長さは5mで す
ウィルウッドの調整式のPバルブのフレアナットがインチ径で鉄パイプにフレア加工が上手くできないため、全て銅パイプで作り直す予定です。


一緒に購入したウィルウッドの調整式のPバルブ用3/8−24のフレアナットです。6個購入しました。長さがちょっと長いので、切断して調整しました。


フロアパネルのヘアライン入れの続きです。裏側の面積の小さい方は 終了しました。続いて表面の作業をします。当初、灯油を潤滑剤に使っていたのですが、シンプルグリーンの4〜5倍液に変えました。


サイクルフェンダステーの塗装を剥離します。軽量加工として取りつけ部にちょっと穴を開けました。ステアリングシャフトも一緒にリムーバで塗装を剥離しました。


近所に開店したホームセンタに行って鋼のL字チャンネルを購入してきました。



12月16日
昨日購入のL字チャンネルでR32のブレーキマスタの取りつけジグを 作ります。万力の裏がパイプバイスになっていてこの口金の代わりに取りつけました。

ステアリングシャフトのユニバーサルジョイント側も塗装を剥離します。ゴムの継ぎ手が付い ているのでリムーバが付かないようにガムテで保護しておきます。この後、PORで塗装予定です。


フロアパネルの続きです。夕方になってやっと表面の面積の大きい方のヘアライン入れが終りました。サイドパネルと同様にシリコンシーリング剤を塗りこんで おきました。残りは表面の面積の小さい方のみです。


R32のPバルブキャンセル実験用の配管を行ないました。来週、エア抜きを行ない、実際に圧力を掛けて実験する予定です。パッドを組込んで、ロータの変わりになるもの挟んでテストします。テストが良好であれば、ウィルウッドの調整式Pバルブリア側のラインに入れます。



12月23日
近所の車屋でホィールからタイヤを外してもらいました。 外し代800円、タイヤ処理代200円でした。


リアはオフセットの関係でリム部が折り返してあり、その中に赤いゴムが入っています。この接着剤が頑固でなかなか取れません。表側のゴムは紫外線の影響でしょうか、ぼろぼろになっていました。


リア側の塗装の剥離を開始しました。リムーバを塗ってワイヤブラシで落としていきます。赤いゴムの接着剤はリムーバを塗ると脆くなり、剥がし易くなります。


フロアパネルの最後に残った部分にヘアライン入れを行ないます。


フロアパネルのヘアライン入れは全て終了しました。シリコンシーリングでコーティングします。



12月23日
昨日コーティングできなかった部分のコーティングを行ないます。フロアパネルの作業は終了です。来週にはフレームに取り付けができます。


泥水を掛けてーティングの効果を確認してみました。が出来てはじいているようでが、乾燥後は少し泥の跡が残りました。ヘアラインの溝にはシーリング剤が入りますが、表面は極く薄くなっているためと思われます。まあ、コーティングしないよりはましというところでしょうか。


ホイールの塗装落しの続きです。表はほぼ落ちました。裏面に取りかかります。 時間が掛かります。


リアパネルのヘアライン用定規を作りました。角度を調整して角材を接続します。逆側は別の定規を作り直します。この形状ではハタ金で定規を固定でないので、何か固定する方法を考える必要があります。


Pバルブキャンセルの実験です。キャリパにパッドと6mmの鉄板を2枚入れて、先週作ったジグを使って圧力を掛けます。エア抜きが結構大変でした。万力を締める速度ではなかなかエアが抜けず、プラスドライバを挿して手で押しました。勢い良くポンピングしないとエアが抜けないです。大分無駄なフルードを使ってしまいました。


エアが抜けた後、万力で圧力を掛けて行くと、20kg/cm2くらいでしょうか?L字金具
(矢印部分)が浮いてきました。取り付けネジが手前に1個しかないため、力が掛かり過ぎのようです。来週、取り付けを強化して再実験します。



2007年
1月1日
とくきんで購入したブレーキキャリパサポート用の7075材がきていました。


Pバルブキャンセルの続きです。取りつけ部を3箇所に変更して強化しました。


万力を締めて加圧していきます。80kg/cm2まで加圧しました。普通、足で踏む力は60kgく らいらしいです。マスタシリンダ径は15/16インチですから面積にすると約4.5cm2になります。一方、ペダルのレバー比も4〜4.5です。大体相殺されて、万力で直押しのときの圧力計の読みが足で押している力になると思います。多分Pバルブはキャンセルされていると思われます。


続いて、ウィルウッドのPバルブを追加してみます。直の方を50kgに調整 すると、一番絞った位置でPバルブ付きの方が30kgになりました。正常に機能しているようです。ノブの位置で調整できることを確認しておきます。


ホイールの塗装剥離の続きです。裏側も剥離します。ワイヤブラシでは穴の折り返し部の塗装が落せません。後でサンドブラストします。



1月2日
フレームにフロアパネルを貼ります。レストアを開始して約1年でやっと部品を付けるところまで来ました。


エアリベッタを使って、シャフトもアルミのブラインドリベットで止めていきます。右は上側を1箇所止めたところです。


下側です。穴位置がずれないように、左右対称の位置へリベット止めします。エアリベッタなので、手も痛くならず、ガンガンリベット止めできます。


ホームセンタで購入したシリコンシーリング剤用のエルボです。右は装着したところです。


上のエルボを使ってフロアパネルとフレームの接合部にシリコンシーリング剤を入れて防水します。硬質スポンジをR状に切ってなぞると綺麗にシーリングできます。



1月3日

小物のアルミパネル(運転席/助手席の足元用)の黒塗装をリムーバで剥離します。多分普通のラッカースプレーらしく、一瞬で溶けます。


ステアリングシャフトの塗装剥離の続きです。ベアリングが入っているので、ブラストはしません。狭い所は諦めます。フォードの型番が入っていますので、一応、写真に撮っておきます。後でまとめてデータベース化します。右はシャフトの中央部です。



ゴム継ぎ手の部分です。右はユニバーサルジョイントのベアリング部分です。


ハンドルシャフトをリン酸処理します。気温が低いためか 反応が悪いです。右は
ユニバーサルジョイントとハンドルに繋がる長いシャフトの間の角型のシャフトです。無垢の鉄なので、すごく重いです。軽量穴あけ加工をしておきました。


塗装を剥がしたアルミパネルにヘアラインを入れます。地道に手動で行ないます。アルミのプツプツが取れるまで15〜20往復くらいです。結構大変です。


車体番号の上に貼ってある真鍮製のパネルを剥がすとフレームに貼ってあったのと同じ番号が手書きで書いてありました。MA1はマルカツ向け、93年は製造年数と思います。


小物アルミパネルはヘアライン入れの後、シリコンシーリング剤でコーティングしました。


ホイールの剥離の続きです。ホイールの周囲の塗装を落し ます。取りあえず1本のみです。リムーバは今まで500ccのビン入りを買っていたのですが、結構量を使うので今回4L缶を買いました。



1月8日
2輪パーツ屋で購入したステンレスのスプリングです。エキパイ用です。少し長かったです。後で調整します。一本900円て良く考えると高いです。


ウインカもLEDにします。LED自体が黄色です。2つ購入しましたが、前側 を考えていませんでした。もう2個必要です。フラッシャは555とFETで 作製予定です。右はレンズ越しに写真を撮ったところです。


フレームに小物パネルをリベット止めしていきます。助手席側は前側に1枚だけ です。運転席側は4枚からできています。接合部の隙間はシリコンシーリング剤で防水します。


トップパネル(バッテリやヒータが乗っているパネル)にヘアラインを入れます。手作業で行ないました。


トップパネルはサイドパネルの上に重なります。アンダパネルはサイドパネルの上でした、早まって一部リベット止めしてしまいました。一度外してやり直しま した。


右サイドパネルの下側です。下側は、巻き込んでいるためにリベットの数が凄く多いです。寝板を使ってリベット止めしていきます。右はペダルボックスが付くところです。


左側のサイドパネルもリベット止めします。


リアホイールの塗装剥離の続きす。リア2本は終了しました。思ったより時間が掛かります。まだ、フロント側は作業をしていません。







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