セヴンの全バラ・レストア
その15
セヴンのレストアを紹介していきます。
2007年
1月14日
追加で購入したフロント用の
ウインカ
LEDランプ
です。黄色というか説明書は
アンバー
です。
先週、リン酸処理した
ステアリングシャフト
をPORのシルバーで下塗りしました。ハケ塗りです。
ステアリングシャフトの
外側のパイプ
もリン酸で処理します。気温が低くて反応しな いので、
バーナ
で炙りました。これもシルバーでハケ塗り
します。
先週リベット止めしたサイドパネルとフロアパネルの接合面のシリコンで
シーリ ング
します。サイドパネルの内側もシーリングしておきます。
ステアリングシャフトはPORの
黒
で上塗りをしました。
2月4日
久々に作業をしました(笑)。ステアリングシャフトの
ユニバーサルジョイント部
をPORで塗装しました。
リアのアルミパネル
にヘアラインを手動で入れます。裏側も適当に綺麗にしておきましす。その後、シリコンシーリング剤で全面コーティングしました。
2月18日
綾織り
のカーボン・ケブラを売っていたので、3m購入しました。
先々週にヘアラインを入れた
リアのパネル
をフレームの固定しました。下側はか なり巻き込んでいるのでゴムハンマで均しながらエアリベッタでリベット止めします。
2月24日
車のアクセサリ売り場で
黒のモール
が売っていました。黒一色はあまり売っていないので2個買っておきました。
先週の続きです。リアパネルとフレームの間を
シリコンシーリング
で埋めておきます。
ガソリンタンクもアルミ特有の
錆
が出ています。ヘアライナでヘアラインを入れます。
10往復くらいで綺麗になります。細かいところはヘアライナでは磨けませんので、後で
手動
で行ないます。
3月3日
リアパネルに貼る
ステッカ
を作ってみました。
アルミリサイクル
とプロセッサインサイドシリーズ(笑)。
Z80
はタコメータ、
sh2
はセミオートマとECU化で使ってます。
右は7MLのステッカで10年物です。
早速貼ってみますが、
シリコンシーリング
でコーティングした後なので、全然貼れません。一度、
サンドスポンジ
でコーティングを落してから貼りました。
先週の続きで、ガソリンタンクのヘアライナで磨けない細かいところを
手動
で磨きます。右は給油口の写真です。この給油口はタンク側が円で、斜めに給油口が溶接されているため、穴の形状が合わず、給油中にガソリンが吹き返してきます。リュータで削れば良いのですが、
切子
が 出せないという問題があります。メータのセンダの穴を使って切子を出して、その後灯油などで洗う予定です。あるいは手の入る穴を開けて再溶接というのも考えられます。ただガソリンタンクの溶接は
爆発
するおそれがあり結構怖いらしいです。
3月11日
先週
開店間もない、
ジョイフル本田
の瑞穂店に行ってきました。幌に使う
ホック
とステアリングの補修用
バックスキン
を買いました。
ホック
はジョイフル2で売っている、クラフト用の普通の物です。本当はステンレス製(マリン用)の物が欲しかったのですが、何せ値段が高いです。多分これは
ニッケルめっき
で 10 個で150円です。ちょっと板厚が薄く、リベット止めすると穴部が曲がる可能性があるので、取りあえず鉄板で実験しました。問題なさそうなので、フレームにリベット止めしました。
3月18日
ガソリンタンクの給油口の
余分な部分
をリュータで削りました。切子はセンダを一度取り外し、この穴から
掃除機
で吸出す予定です。右は削り終わったところですが、奥が5〜6mm残っています。これ以上は削れません。写真ピンボケ。
全体をシリコンシーリングで
コーティング
しました。
3月21日
スペアタイヤステーの
隠しネジ
を作りました。アルミの板はフレームの間に入れる
スペーサ
です。ネジはキャップボルトを10度加工しました。
早速取り付けてみます。スペーサは
2mm
を2枚重ねると丁度いいです。
前回の作業でタンクの中に入った
切子
を出します。センダを取って穴から
エア
を入れて、片方は
掃除機
で吸出します。吸出される切子が少なくなるまで作業します。
VDOの
センダ
です。
内部配線の被服はカチカチに硬化していました。
型番?
19393
と読めます。
抵抗値と測っておきます。下側
6Ω
、上側は
200Ω
でした。代替部品を使う時に役立ちます。
ステーは鉄製で余分な部分があったので切取り、ついでに
軽量加工
をしておきます。配線も短くしました。右は修正したセンダを組込んだところで、タンクへの取り付けは
シリコンシーリング
でシールしておきました。
タンクは邪魔なので、フレームに仮止めしておきます。下に
ゴム
を敷き、バンドで
仮止め
しました。
フロント部の小さい
アルミパネル
をフレーム固定しました。ラジエータを固定する8mm の
ブラインドナット
で共締めします。8mmのナットはナッターではカシメられないので、
専用のブッシュ
と長い6角レンチが付属しています。
側面は
ブラインドリベット
で固定して完了です。
オークションで購入したスミスの
クロノメトリック
のスピードメータです。
キロ表示
のものです。純正のVDOのスピードメータと比べてみます。回転方向は
同一
でした。 ギア比ですが、電ドルに繋いで回してみましたが、電ドルの最高速でVDO指示は
175km/h
で、このク ロノは
150km/h
になりました。35/30歯のギアBOXを作ると純正と同じ指示になります。ただし、回転方向が同一なので、
35/30/30
の3つのギアを使用して回転方向を合わせる必要があります。右は
ドカ
のメータケーブルをクロノに付けたところで、中のフレキケーブルの大きさは合わないものの、取り付けネジはぴったり合いました。
3月24日
シリアルプレート
をレストアします。
リムーバ
で塗装を落します。細かいところが落ちません。
ブラスト
を掛け、2液性
ウレタン
の黒で塗装します。
フロントフェンダの
ステー
です。余分な部分を切り取り、軽量穴あけ加工をしました。この後、PORで塗装する予定です。
Pバルブキャンセルとフルード漏れ実験で長い間作業台の上を占領していた
ブレーキ関係
を
撤去
しました。やっと万力も使えるようになりました。フロントブレーキ回りは
キャリパーサポート
の作製が残っています。
3月25日
昨日のシリアルプレートの凸部の塗料をサンドペーパで落します。
失敗
しました。段付きが浅く、10mmのアルミブロックでペーパ掛けしても凹部が削れてしまいます。
以前に途中まで作ったフロントアーム用の
貫通ボルト
の追加加工をしました。ロア側は前側にステンレスの
ナット
を
溶接
しました。右は仮止めしたと ころです。
シリアルプレートの剥げたところを
修正
をしました。来週、再度凸部を磨いてみます。
フロントアームの
アッパ側貫通ボルト
に使うダンパの
ストッパ
を作製しました。10mmのセンタ穴加工の後、12mm厚で突っ切ります。貫通ボルトにするとダンパが固定できなくなるためストッパが必要です。
分割して5mmのネジで締めるため、4.2mmで
下穴加工
します。この後、2つに分割して、タップ加工します。
左右で2つ必要です。
アッパ側の貫通ボルトには上記のストッパの嵌る
溝加工
と片側もナットがつかえるように
ネジ切り
しておきました。