セヴンの全バラ・レストア
その16
セ ヴンのレストアを紹介していきます。
2007年
3月31日
先週の続きで、
ストッパ
の作製です。
フライスカッタで2分割します。
2017材
のため硬いです。切り込みを少なくして、慎重に分割します。分割後、タップを立てて完成しました。
早速、右側に
仮止め
してみました。貫通ボルトはS45C材のため、
塗装
の必要があります。
左側のストッパも同様に作製します。左は突っ切り後、
下穴
を開けているところです。左側も
仮止め
します。
4月1日
リアハブ
とフロントの
フェンダステー
をリン酸で処理して、PORの
シルバー
でガン吹きしました。
リアハブは
ハブ部
のみ塗装します。フェンダステーは少し浮かせて
全体
をシルバーにしました。
2時間くらい開けて、
上塗り
して完成です。
大分前にペイントを落し始めた
ホーシング
です。細かいところにまだ塗装が残っています。剥離剤を つけてワイヤブラシで落とし、ウエスで拭き取りを繰り返し、綺麗にしていきます。大分、落ちてきました。この後、リン酸処理、PORで塗装の予定です。
4月8日
ホームセンタで買った
ステンレスワッシャ
です。フロント /リアアームのシム調整に使います。
1/1.5mm
で内穴は小さいので12mmに空け直す必要があります。
シルアルプレート
の修正ですが、いまいち綺麗にできませんでした。リムーバで剥離して再度缶スプレーで塗ってみました。
ステアリングラック
を綺麗にします。全体を汚れを落とし て、
ロッド部
の錆を落し、リン酸で処理します。ゴムのダストブーツはそのまま使えそうです。
タイロッドエンド
も錆びているので古い塗装を落します。
ワイヤブラシで錆を落した後、
リン酸
で処理します。ダストブーツは大分前に破れたままでありません。別途購入する必要があります。
こ
の7MLのFAQ
にマツダと日産の代替パーツ番号が載っています。
アップライト
と
スタビライザ
を仮止めしまし た。アップライトのトラニオンは
右ネジ
と
左ネジ
があります。
右側に右
ネジ
のアップライトを取り付けます。
タイロッドエンド
とステアリングラックの
ロッド
をPORの黒でハケ塗りしました。3時間くらい間隔を開けて 2度塗りしました。
ステアリングラックの
クランプ
にサンドブラストを掛けます。面取りをしてシールコートで 錆止めしました。
4月14日
ボンネット
にヘアラインを入れるために
フック
を取り外しました。ブラインドリベッとの頭をドリルで揉んで取り外します。裏側には当て板が付いています。
ジョイフル本田瑞穂店にボンネットの
フック
に使えそうな
ステンレス製
の物が売っていました。1個640円です。右は純正のフックですが、一回り大きい感じです。純正はネジ調整付きでストッパが付いています。錆びているので、再メッキをしようとメッキ屋さんに確認したところ1個
5000円
くらいでニッケルメッキができるとのことです。これは研磨代は含んでいません。新品が鈴商で
5000円
で売っています。どうするか悩んでいたところ、たまたまジョイフルで見つけました。後で、オークションで調べると、これと同じフックが売っていました。値段は倍くらいします。このステンレスのフックの取り付け穴を純正と同じ位置に
修正
して使う予定です。
ボンネットの
ステッカ
を剥がします。塗装用のリムーバを塗ったところ、自作のウ エーバは簡単に剥がれましたが純正の部分は剥がれませんでした。純正のステッカは
アルミ地
のステッカでした。カッタで端を持ち上げて剥がせば簡単に剥がれました。
ステアリングラックの
鉄の部分
を塗装するためにワイヤブラシで磨いた後、リン酸で処理します。
コンパネと角材を使ってヘアライン入れ用の
ボンネット
固定ジグ
を 作りました。
手動でヘアラインを入れていきます。ヘアラインの方向はサイドパネルと同じ
前後方向
です。問題は
エアエスケープ部
です。ここに前後方向のヘアラインを入れるのは
凄く面倒
です。少しづつ地道に磨いていくしかありません。右下の1プロックのみ終わったところです。
小さい
使途不明
のアルミパネルが見つかりました(笑)。良く見ると、ピカ ピカに光っている部分があり、何処に使うか分かりました。
運転席
の
足元
のパネルでした。フロアカーペットが剥がれて、靴でこすれてピカピカになっていました。ここはパネルが2重になっているので、付け忘れたようです。
ペダルボックスの付く部分から撮った運転席の
足元
です。 上で見つかったアルミパネルをブラインドリベットで固定します。
隙間
が結構大きいのでシリコンのシーリング剤を
充填
しておきました。
ステアリングラック
の鉄部にPORのシルバーを
塗装
します。ガン吹きしました。右はステアリングラックを固定するボルトの
座金
です。12mmの軽 量穴あけ加工2個つづ開けておきました。同じくシルバーで塗っておきます。
4月15日
この日は朝10時くらいまでしかガレージで作業ができませんでした。昨日の塗装の終わったステアリングラックを
仮り止め
しただけで終わりです。
4月21日
先週から磨き始めたボンネットの続きで す。
助手席 側の
エアエスケープ部
です。サンドスポンジを使って手動でヘアラインを入れます。完全に綺麗にはできません。
適当
な ところでやめておきます。
続いて運転席側も手動で ヘアラインを入れます。運転席側はエアエスケープ部が
利き手
じゃなく、一段と磨きにくいです。
4月22日
フロントアームの
貫通ボルト
ですが、S45C材なので、 塗装しようと思ったのですが、
熱収縮
チュ−プ
を入れれば綺麗に仕上がります。内径の12mm の収縮チュ−プの手持ちが無く、来週に持ち越しです。
ロアアームとショックの
スペーサ
を作製します。先週買った薄いワッシャの内径を12mmに加工して仮止めします。
ノギスでロアアームとショックの開き幅を測ります。約
10.5mm
でした。
2017材から削り出します。センタに12mmの穴を開けた後、10.5mmで突っ切ります。右は仮止めしたところです。
助手席側のスペーサも作り、こちらも仮止めします。
ステアリングの
スペーサ
も作製しました。9.2mmと5mmのスペーサです。
下はマルカツ製のクイックリリースです。ちゃんとしたスプラインじゃなくて、
簡易型
です(笑)。これに付属してた
鉄製
のスペーサが
サビサビ
なので、上記のアルミで作り直しました。左側のスペーサの厚みが違うのはステアリングシャフトが前後に5〜6mmくらいの遊び(スプリンクでテンションがかかっている)で動くため、これを防止するため、この分を厚くしておきました。
運転席側のエアエスケープ部も地道に磨きます。細かいところは綺麗になりません。この後、ボンネットの裏側も少し綺麗にして
ステッカ
を貼ってシリ コンで
コーティング
する予定です。
5月1日
会社で作って来たボンネットフックの
延長ステンレス板
です。途中で溶接して、以前のものと
同じ穴
を使って固定できるように改造します。
会社の近くのホームセンタで購入した12.5mmの
熱収縮チュープ
です。右はボンネット用の
スキマテープ
。
早速、
熱収縮チューブ
を
アッパ側の
貫通ボルトに入れて本締めしました。
ラジコン用の2液性ウレタン塗料のクリアです。ロア側の貫通ボルトの錆止めに使いま す。
クリアをロア側の
貫通ボルト
とクロームめっきが錆びている
スタビライザ
にハケで塗っておきます。
先週ヘアライン入れしたボンネットの
裏側
をすこし綺麗にします。以前に作っておいたステカで作った
ステッカ
を貼ってみました。