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セヴンの全バラ・レストア
その20
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セヴンのレストアを紹介していきます。


2007年
7月28日
以前に購入して余っていた3/8インチのステンキャップボルトです。燃料ポン プのカバーを止め直しました。


キャブレタを綺麗にします。100円ショップで買ったナイロンブラ シとシンブルグリーンで泥汚を落します。結構時間がかかり、1個2時間くらいかかります。取りあえず、キャブレータで動かしその後、ECUに切り替える予定です。


インナーベンチュリを止めているネジは7mmの変なネジです。昔、このネジが緩んで、落ちて何処かに行ってしまい、自作しました。安物のタップ、ダイスセットには7mmのダイスが入っていてそれでネジを切りました。左:ダイスで作ったネジ、右:ノーマル。


加速ポンプのリンケージ部のカバーのガスケットを切り直しました。カバーも穴が開いていたりいなかったり、サラネジの沈み加工もすごく適当です(笑)。


2個とも、そこそそ綺麗にりました。



7月29日
電気系もクリーニングします。まず、セルモータから、分解してソレノイドモータハウジングに分解します。ソレノイドとモータの外側は塗装を落して、ワイヤブラシで磨いておきます。


オルタネータはプーリと冷却フィンをとって、本体のアルミ部をワイ ヤブラシで磨きます。


アセトンで脱脂した後、PORの黒で下塗りします。ハケ塗りです。


先週、作ったシート裏のカーボンパネルを加工します。ノーマルのパネルのサイズに合わせて外形を加工後、止め穴も同じ位置に開けます。右はブラインドリベットでフレームに固定したところです。トランクの幌カバーは本来はこのパネルの下のアルミパネルに接着剤で接着されますが、今回はシートベルトを止めるステーを追加する予定なので、こちらに付ける予定です。


セルモータとオルタネータPORのシルバーで上塗りします。塗ってはいけないところをマスキングしてガン吹きしました。


オルタネータ、セルモータを組み立て直します。セルモータのアルミ製のハウジング部はブラスト後、シールコートを塗っておきました。



8月4日
オークションで購入したFIAMMのホーンとドカのMHR用のスピードメータケーブルで す。ホーンは昔、同じものを付けていたのですが、筑波のスポーツ走行でサンドトラップに捕まり、ポンプに砂が入ってようで、それ以来調子が悪くなっていま したので、オークションで中古を購入しました。スピードメータは改造してクロノ用の増速ギアBOXとの接続に使う予定です。


会社のオーブンで焼き付けてきたヘッドカバーリアドラムをガレージに持ってきました。ヘッドカバーの上部はサンドペーパで塗装を落しました。


クラッチのクリーニングと塗装をします。カバー側は結構錆びていま す。外した時より錆びているのでガレージ内で錆びたと思います。


カバー側のクラッチは錆びをワイヤブラシで落としてからリン酸で処理後、耐熱つや消し黒で塗装します。


ベルハウジングのダストカバーもつや消し耐熱黒で塗装します。オイルパンが簡単に外せるように半分に分割しておきます。



8月5日
ベルハウジングも簡易ペイントブースに入れっぱなしだっ たので、かなり錆びています。リムーバで塗装を落としてから、ワイヤブラシで錆びを落してリン酸で下処理をします。


下塗りはPORの黒でハケ塗りし、その後、シルバーでガン吹きしました。


以前に外形加工をしたもう片側のFC3Sのキャリパサポートの追加加工を開始しました。左写真はアップライトが付く面の段加工です。右は斜め加工をしているところです。



8月12日
通販で購入したサムコのシリコンホースが届いていました。右の長いのはフレキシブルタイプです。


片側のFC3S用のキャリパサポートの加工の続きです。旋盤で残った島部分をフライスで削ります。


逆向きに面板に取り付けて段加工します。右はハブが入るように中央の穴を広げているところです。


片側も完成しました。この後、キャリパの取り付け穴加工とスペーサの作成が必要です。


リアのロングアーム用スペーサを作製します。Φ25mmくらいの2017材がガレージに 余っていると思っていたのですが、ありませんでした。しかたないので、Φ45?の太い2017の丸棒からΦ20mmまで削ります。何か凄く、もったいないです。



8月13日
昨日、削っておいたΦ20mmの2017材からリアダンパ用のスペーサを作製します。ノーマルは鉄製です。


ホーシングをタイダウンとロープで天井から吊るし、少しづづフレームに入れていきます。


ホーシングを定位置まで移動して、タイダウンを緩めてバンプラバーでホーシングがフレームに載るようにします。リアダンパの上側を仮り止めしてみます。かなり縮まってダンパが入っていることが分かります。


ホーシング側のアームのスペーサを作製します。なるべくアームがフレーム側に寄るように厚みを調整します。取りあえず1セット作ります。


アームとフレームとの隙間を確認して、残りを3セット作製しました。


Φ20の2017材が足らなくなりました。再度、太い材料から削ります。



8月14日
フレーム側のビボットの所のアルミボディに穴を開けます。流石にちょっと緊張し ます。取り付けボルトΦ12mmですが、スペーサと同じΦ20mmまでエアリュータで穴を開けます。助手席側の上下2箇所が開きました。


昨日、作った2017材からフレーム側のスペーサを切りだします。合計4つ必要です。


ロングアームを仮り止めしてみます。アームとアルミボディの隙間も 丁度良いようです。ボルトは以前にMonotaroで購入した10.8強度区分の鉄製のキャップボルトです。ユニクロのめっきがちょっと安っぽいです(笑)。


運転席側も穴あけ加工後、仮止めします。


リアのダンパをホーシングに取り付けるため、スプリングコンプレッサでスプリングを圧縮します。もともと圧縮されて入っているため、なかなかダンパ全体の長さが縮まりません。


アーム取り付け用の鉄製のキャップボルトは室内に飛び出してくるので、寸法をぎりぎりまで短くします。下側のワッシャはそのままでは入らないため削り ます。


スプリングコンプレッサで圧縮しても最後の7〜8mmくらいが縮まらないた め、一度パンプラバーを外して、バンプラバーの厚み分ホーシングを下げます。これて楽にリアダンパが入るようになります。フレームとホーシングの間には厚手のボロを挟んでおきました。左右ともダンパの取り付けが完了しました。


以前にリア側のみ塗装を剥がしたホィールです。残っていたフロント側のホィールの塗装を落しまし た。取りあえず1つ。




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