line
セヴンの全バラ・レストア
その26
line

セヴンのレストアを紹介していきます。


2007年
12月8日
先週、作製した内装のカーボン・ケブラです。型のプラダンを剥がしました。やはり縦の線が曲がってました。失敗です。


潔く、諦めて、45度の角度でリアのナンバプレートのベース板に使います。ペラペラなので補強が必要です。


ヒータコアです。埃を落してフレームに組みつけました。右はヒータモータです。外側のプラスチックは一度分解してバリを取って軽くサンドブラストをかけました。


ヒータモータをフレームに止めている鉄製のステーを2mm厚のアルミで作り直しました。軽量化するために穴開け加工をしておきます。


作り直したアルミのステーでヒータモータをフレームに取り付けました。取り付けはブラインドリベットです。


リア部です。ミツバの電磁ポンプを取り付けました。6mmのブラインドナットでキャニスタの横に取り付けます。ポンプ用のハーネスの配線は無いので追加する必要があります。



12月9日
昨日、近くのホームセンタで購入した部品です。戸当りゴムです。運転席側シート固定用です。シート裏のパネルに取り付けます。全長が長いので切って使います。


メータパネルの固定用の戸当りテープ強力両面テープです。右はセンタトンネル上部の型用のスタイロフォームの接着用のボンドです。


戸当りテープをフロントパネルの取り付け面に貼ります。その後、メータパネルを固定します。メータパネルはセヴンを購入して程なく作った2mm厚のアルミにカーボンを貼った物です。


メータパネルに付いているホーンパッシング用のボタンです。劣化して白くなっています。ガスバーナで炙ると復活します。たしか、モトメンテナンスに書いてありました。


燃料計です。プラスチックのケースに固定用のボルトが付いていて固定するために引っ張られるのでケース自体が割れてしまいます。今回見つかったのは燃料計のみでした。


メータパネルにメータスイッチインジケータを仮り止めしました。ノーマルと違う所は電圧計の追加、インジケータの移動タコメータを自作のステッピングモータドライブに変更。今回スピー ドメータをスミスのクロノメトリックに変更します。クロノはこの角度だとトリップメータのリセットに手が届きません。早く増速ギアBOXを作らないといけません。


先週、失敗した内装のカーボン・ケブラを再作しました。風が強く作業がやりにくいです。気温も低く完全に硬化しないまま夜になりました。型のプラダンは2回目なので、少し中央が盛り上っています。


上記で作ったナンバプレートのベース補強する3mm厚のアルミです。T字の部分は溶接しました。ビード部を削って、サンドブラ ストを掛け、シールコートを塗っておきました。ナンバ灯の配線は10mmの取り付けボルトを貫通させてその中を通します。



12月15日
先週、再作して積層した片側の内装パネルです。プラダンの型から外しました。


ストレートから通販で購入したPORの黒が届いていました。フレームに 塗った時に購入したものは964ccで使い切らない内に少し残して固まってしまいました。今回一回り小さい473ccにしました。


早速、ブレーキ燃料系の配管をPORで塗装しました。パイプは鉄製でユニクロのめっきが掛かっていますが、サンドスポンジで表面を均した後にハケ塗りしました。


ナンバプレートのベースを固定する10mmの貫通ボルトを作りました。 10mmの6角ボルトにケーブルを通す6mmの穴を開けます。


内装パネルの外形穴開け加工をします。その後、フレームに合わせて微調整します。


先週、購入した戸当りゴムを短くして、シート裏のパネルに固定しました。


もう片側の内装パネルも外形、穴開け加工をしました。サンダとヤスリで仕上げ ます。


12月16日
こちらも、フレームに合わせて微調整します。内装パネルの上側はトリムスカットルを固定用するステーでフレームに固定されますが、下側は固定する所がありません。フレームに穴を開けてブラインドリベットで固定する予定です。


PORを塗ったリア用のブレーキ配管ですが、Pバルブを中間に挟むためフレ ア加工を行ないましたが、鉄製のため上手くフレア加工ができません。銅のブレーキパイプで 作り直しました。


ブレーキ配管のリア側です。作り直したブレーキ配管をステンメッシュに接続します。右はフロント側です。Pバルブを挟んでマスタシリンダに接続します。 Pバルブはマスタシリンダの左側に配置しました。Pバルブは宙ぶらりんなので固定するステーも作製する必要があります。


燃料系の配管です。PORを塗った燃料パイプをフレームに通しました。サイドブレーキのワイヤが邪魔で一度ワイヤを外しました(笑)。配管の内、1本はガソリンの送出用で、もう1本はキャニスタ気化したガソリンをキャブに送る配管です。


フロント側の燃料系の配管です。ペダルBOXの横まで来ます。この後はゴムホースで接続します。


作製した貫通ボルトとT字型の補強アルミ板を使ってナンバプレートペースをフレームに仮固定してみました。下側は固定する所が無いので両面テープで止めます。


リアの燃料系の接続の続きです。タンクと燃料ポンプ、燃料ポンプと配管をゴムホースで接続しました。タンクとポンプの間にはフィルタを挟んでいます。右はタンク内の気化したガソリンをキャニスタに送る配管です。こちらは圧力が掛からないため、燃料用のビニールホー スタイラップで固定します。



12月22日
キャニスタをキャブへ送る方の配管をしました。


マスタシリンダサポートを作製します。はじめに下側から。FC3Sキャリパサポート707の残材から材料を切り出します。厚さは25mmです。


qcadで図面を書いて、CNCで切削します。予め固定用の6mmの穴開けを 行ないフライスに固定して切削します。25mm厚を2.5mmづつ11回に分けて切削します。最後に0.3mm内側を削り仕上げます。右はqcadの図面です。


マスタシリンダサポートの下側が完成しました。



12月23日
内装のトリムのを取るために、ノーマルの内装パネルを使います。ビニールレザーを 剥がします。薄いウレタンフォームが内側に貼ってあります。


母屋からハーネスを持ってきました。メモ帳とラベルを手がかりに配線していきます。メモが無い配線も少しあります(笑)。まずは端子台の手前側とヒューズボックスから配線しました。


マスタシリンダサポートの上側です。下側と同じくqcadで図面を入力してCNCで 切削します。上側は高さが高いので90度回転して切削します。


上側の切り出しも終了しました。右はマスタシリンダを突っ張るための10mmのネジを切っているところです。


完成した上下のマスタシリンダサポート上下の固定用の穴加工ネジ切りをして仮止めしました。



12月24日
カーボン・ケブラの内装パネルの下側をフレームに固定します。フレームに3.5mmの 穴を開けて6箇所ブラインドリベットで固定します。左右ともパネルの固定が完了しました。上側はスカットルの固定金具とトリムで固定されます。


ハーネスの配線の続きです。端子台の前側を配線しました。端子台が溶けていた右から2番目の配線は端子台を通さず圧着端子で接続しておきました。


トリムの型取りの続きです。ウレタンフォームをワイヤブラシで取り除きます。ノーマルの内装は 外側が積層面なのでマットの凹凸が残っています。ヤスリとサンドペーパで均します。大きな凹みはポリパテで修正する予定です。ん〜先は長いです。


ナンバ灯用にオークションで購入した白色LEDが来ました。T10x41という大きさです。点灯試験を行ないました。


ハーネス配線の続きです。フロント側のハーネスはタイラップで仮止めしました。リア側はセンタートンネルを通してトランクまで引き出しました。




line