セヴンの全バラ・レストア
その27
セヴンのレストアを紹介していきます。
2007年
12月30日
スカットル内の電気の配線の続きです。手の届ききにくい奥側の小径メータやイ
ンジケータから配線していきます。
ハーネスは外側のフレームに合わせて、タイラップで固定してきます。先週配線
した端子台が溶けていたのは右から2番目ではなく、5番目の配線でした。
まだ行先不明の配線が2〜3本あります。
12月31日
近くのホームセンタでスポンジゴムとポリパテを購入しました。スポンジゴムは内装パネルとフレームの隙間埋め、ポリパテはトリムの型修正用です。
Pバルブの取り付けステーを作製します。5mm厚のアルミ使い、外周はベルト
サンダで加工し、内側はフライスで軽量加工をしておきます。L字形に溶接します。
仮止めして取り付け位置を確認します。良好のようです。
サンドブラスト後、シールコートを塗って、本取り付けしました。
端子台が溶けていたのは右から5番目の配線(多分ヘッドライト)でした。圧接
端子を圧着してネジ止めして端子台をスキップします。
2008年
1月1日
元旦から粉だらけです(笑)。内装のトリムの型を修正し
ます。ノーマルの内装はマット面が外側になっているため凹凸をポリパテで修正します。
リアのナンバの取り付けです。傷防止のためシリコンシーリングをサンドペーパで落してアルミパネルにカッティングシートを張ります。ナンバベースの下側は両面テープを張って固定します。
ナンバとナンバベース、ナンバ灯をフレームに固定しました。配線は以前に作製
した貫通ボルトを通して配線しました。リアのナンバはこれで完成です。
続いてバック灯です。切り取ったタイヤステー部にブラインドナットの穴開
けを
行なます。L字に曲げ加工した5mm厚のアルミステーでバック灯を仮止めします。
1月2日
リアの電気系です。燃料センダの配線を行ないます。また、ナンバ灯、バック灯をノーマルのハーネスから分岐して配線
します。
続いて、燃料ポンプの配線です。新規にスカットル内まで追加で配線します。
先日のバック灯のステーは軽量穴あけ加工を行ない、ブラスト後シールコートを塗って
本取り付けしました。配線はタンクとフレームの隙間を通してタンク上のハーネスまで接続しました。
内装トリムの続きです。残っている凹みをポリパテで修正します。
ウインカ周辺の配線はフラッシャを新規に作製したのでそれに合わせて修正しま
す。フラッシャのアルミBOXはなるべく小さくなるように作ったのです
が、それでも大きいので止めます。
1月3日
内装トリムの型取りの続きです。最終的に小さな凹みやピンホールを
ポリ
パテで修正します。これ
で修正は終了です。
トリムの型は2つの分割型にします。薄いアルミの仕切り板をトリムの中央部に
付けて、ワックスとPVAを塗ります。
PVAが乾燥した後に、片側にクロスを3層積層します。
フラッシャのアルミBOXを止めてアクリル板に変更しました。点滅回数の調整ボリュームはセンタコンソールのヒータモータのスイッチの上に新たに穴を開けて固定しました。
1月4日
大分前に2輪部品店で購入したエキパイ用のステンレススプリングです。長さが
長いのでフックの部分を短くして全長を短くしました。ラジオペンチでは
フックの部分は綺麗に曲りがません。
エキパイを磨いてみます。下はセヴンの納車の時にマルカツの社長からおまけで
貰ったステン磨きです。これの他にもロータスロゴの入ったキーホルダとアルミシフトノブも貰いました(笑)。ステン磨きは研磨材+希硫酸?でステンレスの焼けが取れます。集
合部を少し磨いてみました。威力が落ちているのか、昔はもっと早く焼けが落ちたような気がするのですが、気のせいでしょうか?これで全部綺麗にするのは大変です。
内装トリムの型取りの続きです。反対側の半分の積層をします。アルミの仕切り
板を外して、片
側と同じく、ワックスとPVAを塗ってクロスを3層積層します。寒いので樹脂が固まるのに時間がかかります。
1月5日
型を外して外周の余分部分を切取り、内装トリムの雌型が完成しました。フレー
ムに合わせてみました。実際はこの雌型にカーボン・ケブラを積層してトリムを作製します。ま
ガレージ内のセヴンの上に単管で増設した部品棚を撤去しようと整理していると、昔カーボン
FRPで作ったカントリプレート?が出てきました。丁度バック
灯のステーに付きそうなので、穴を開け直して取り付けてみました。本来南アフリカは”SA”ではなく”RSA”が正解と思います。ちょっとナンバプレートに被ってます。
フラッシャの取り付けの続きです。コネクタを圧接してフラッシャを
接続します。
防水のために、プチプチで巻いておきました。スカットル内なので大丈夫と思います。固定はタイラップで適当にする予定です。点滅回数のボリュームはセンタコンソールのヒータスイッチの上に穴を開け直し
て取り付けました。
1月6日
マフラのステーです。助手席のシートベルト固定用のアイボルトと共締めします。昔
9800円の100Vの溶接器でL字ステーを溶接して作ったものです。鉄で重いので10mmで軽量穴開け加工をしてサンドブラスト後、PORを塗りました。
センタトンネルの型の作製を開始しました。センタトンネルは左右のサイドパネルと上側の3つに分割して作ります。まずは上側の型を作ります。ホームセンタで買ったス
タイロフォーム(断熱材)を発泡スチロール用の接着剤で接着して重ねます。右は3層重
ねたところです。この後整形して、パテ塗り、仕上げ、メス型取り、積層と先は長いです。ケータハムのような半丸の形に整形する予定です。