セヴンの全バラ・レストア
その30
セヴンのレストアを紹介していきます。
2008年
2月23日
先週作製したO2センサの
フランジナット
をエキパイの集 合部に溶接します。センサは下向きの方が良いと取説に書いてありますが、下向きだとケーブルの取り回しが面倒なので
4時
くらいの向きにケーブルが出るように溶接しました。この角度であれば助手席に空いている触媒の温度センサのケーブルを通す穴を流用できます。
フランジが薄く溶接するとすこし内側にはみ出して来ます。リュータで削って、 タップを通しました。センサが固定できることを確認し、
止めネジ
を固定して完 了です。止めネジは固着止めの
スレッド
コンパウンド
を塗っておきます。
2月24日
こちらは
トリム
の作製です。
カーボン・ケブラ
の繊維を斜め45度で所定の大きさに切り出しま す。大分前にクリアゲルコートのハケ塗りを2層、クロス1層を積層してあり、その上にカーボン・ケブラを1層積層しました。今回のトリムのようにRが2重についている物は繊維が無駄になって勿体ないですが、繊維を方向を45度で使うとすんなり貼り込めます。
ホームセンタで購入したトランク用の
敷板
です。5.5mm厚のシナベニアです。4枚購入しました。
ベニアにプラダンで取った型から形をコピーします。取りあえず
後側
の 2枚の外形を加工しました。
続いて
前側
の2枚です。前側の2枚はトランクの容積を稼ぐため燃料ポンプ を境に角度を替えました。ベニアは5.5mm厚で弱いので補強と4枚を接続する方法を考えないといけません。
トリムの続きです。カーボン・ケブラの上から
クロス
を1層積層しました。これで合計で
3層
積層したことになります。次回離型します。
フロントアームの
ピロボール化
です。長ナットを切断して余った部分で
固定ナット
を作製しました。軽量化のため、通常の12mmのナットより短く加工しました。
セミオートマのモータを取り付ける
ベース板
です。余分な部分をフライスで切り取りました。この後更にドリルで穴開け軽量加工する予定です。
3月1日
先週作製した
内装トリム
です。
離型
しました。余分な部分をディスクサンダで切り落とし、早速仮止めしてみました。厚みも丁度良いようです。2、3箇所小さい
泡
が ありますが、まあ素人なのでこんなもんでしょうか(笑)。仮止めしていて気がつきましたが、リアのフェンダは内装の内張りの前に取り付ける必要がありました。前側の一番下の固定ネジに手が届きません(笑)。
もう片側のトリムも作り始めます。
クリアゲルケート
をハケ塗りします。
トランクの敷板の
接続アルミ板
です。万力に挟んでクランク状に曲げてブラインドナッ トを圧着します。敷板側には穴を開けてトランクに仮止めしました。
3月2日
内装トリム
を400番のサンドペーパで磨きました。2個作ったとこ ろでウレタンのクリアを塗装する予定です。余り艶があると他のところと合わないので半つや消しにする予定です。
こちらも先週の続きでのセミオートマの
モータベース板
です。余分な部分をフライスで切取り、軽量穴開け加工をしました。
トリムに
ガラスクロス
を1層積層しました。
トランク敷板
の裏側です。
補強
のアルミチャンネルをブラインドリベットで固定しました。縦方 向も補強する必要があります。
3月9日
ネットショップで購入したウレタン用の
つや消し材
です。 内装トリムやセンタトンネル用です。
内装トリム
のつづきです。カーボン・ケブラを積層しました。
トランクの敷板の補強です。
縦方向
もアルミチャンネルをブラインドリベットで固定しました。
3月10日
昨日のカーボン・ケブラにつづき、
クロス
を1層積層しま す。
センタトンネル
の型です。大体形になってきました。ただハロン消火 器の入る窪みの石こうが薄く、スタイロフォームが出てきてしまいました。もう一度深く削ってから石こうを充填する予定です。
この日は気温が高く、午前中に積層したクロスの樹脂は午後には完全に硬化して いました。早速、
離型
しました。やはり少し
気泡
が入っていますが、これは修正できるレベルです。