line
セヴンの全バラ・レストア
その35
line

セヴンのレストアを紹介していきます。


2009年
4月12日
センタトンネルの作製の続きです。シートの前側のフロア に開けたセンタトンネルの固定穴は今回は使いませんので4mmのボタンキャップで埋めま す。


センタトンネルの右下側のパネルの型をポリプロピレンシートで取ります。


固 定板と左右の下側パネルの型です。この シートの型を元にカーボン・ケブラ で下側パネルを作製します。



4月18日
オークションで購入したセンタトンネルの下側パネルの型用のアルミ板で す。400x995mmの1.0mm厚です。700円ですが、送料の方が高いです。でもホームセンタよりは安いです(笑)。


早速、アルミ板を必要な大きさにカットし、先端の2ヶ所を曲げてを作ります。左側用です。


アルミの型に離型剤ワックスを塗り、その後、ガラスクロスカーボンケブラガラスマットを1層づつ積層します。


4月19日
離型し、樹脂シートの外形の型に合わせてディスクグラインダで外形を整形します。左側が完成しました。


こちらは以前に作ったステアリングに取り付けるニュートラルスイッチと予備スイッチの カーボンケブラのパネルの裏側です。スイッチの付く部分以外の部 分を削り込みました。ステアリングはバックスキンがボロボロなので張り替えたいです。


下側パネルの作製の続きです。アルミの型はそのまま利用し、逆に曲げて右側の型を作ました。同じくガラスクロス、カーボンケブラ、 ガラスマットを積層しておきます。離型 は来週です。



4月25日
先週積層した右側のセンタトンネル用の下側パネルを離型 しました。


センタトンネルの左下のパネルの取り付け用L字金具です。後側は少し曲線になります。


こちらはシートの奥の垂直部のL字金具です。バンドソで切り込みをいれ曲線を作ります。1度、仮止をしてみます。


4月26日
仮止めが良さそうなので、L字金具をブラインドリベットで固定しました。


センタトンネルの固定板です。軽量と見た目で不用な部分をリュータで削り落としまし た。


左下パネルの上部にブラインドナットをかしめました。左側を一式で仮止めしてみます。


右 側の下パネルの外形をディスクグラインダで整形しました。



5月2日
センタトンネル
右側の下側パネルの作業です。L字金具固定しました。右は背面部のL字金具です。


5月3日
下側パネルにブラインドナットを固定します。下のフレー ム側にはタップでネジを切ります。


固 定板は左側と同様に、エアリュータで不用部削りました。


5月4日
センタトンネルは中央部が簡単に取れるようにするため
3分割にします。固定用のバ ンドを作製します。型を使わずに、センタトンネルに積層します。左はポリエステルテープで保護が終了したところです。右はマットx2カーボンケブラクロスの積層が終了したところです。


気温が高いので3〜4時間で完全に硬化します。早速、離型しました。


センタトンネルにはオリジナルと同様にライトワイパのスイッチを取り付けます。電ドルで穴を開けてエアリュータで広げ、ヤスリで角穴に仕上げました。スイッチを仮止めしてみました。


5月5日
離型したバンドを整形します。後側のバンドは斜めに角度を付けました。右は 整形下バンドを仮り止めしたところです。


5月6日
左側の下側パネルにはサイドブレーキが付きます。取り付け用プレートの穴あけを行い、仮 止めしてみました。逆側から光が透けて通ってきます(笑)。


センタトンネル内には燃料系リアブレーキが配管されます。クランプをブラインドリベットで固定しました。



5月9日
センタトンネルの分割用のバンドです。表面にガラスクロ スの凹凸が出ているところがあったので、ポリエステル樹脂を上塗りとしてハケ塗りしまし た。


電動ファンのシェラウドです。大分前に、アルミ板で作り始めましたが止めて、元 のものを使うことにしました。オイルクーラの固定用の穴を開けて、要らないステーを1つ切り落としました。ラジエータとは下側のステーが2ヶ所、上側はシェラウドに穴あけがあり、3ヶ所で固定されています。エア・ホーン用にステーを1つ残しておきます。


所々錆びが出ているので、ガレージの裏で打ちっぱなしでブラストをかけます。


センタトンネルの続きです。タコメータ用の設定スイッチの穴を開けました。右は仮止めしたところです。


シェラウドは先週通販で買っておいたPOR−15の黒でガン吹きします。PORは1年くらいで硬化してしまうので、大きい缶で買わない方が良いです。



5月10日
1日おいて、シェラウドにモータとファンを固定してラジエータに仮止めします。


続いて、オイルクーラのステーもTIG溶接で作り、仮止めしてみます。


シェラウドに固定されているオイルクーラステーです。後で軽量穴あけ加工をしま す。オイルクーラとステーの接続はアルミ製のキャップボルトを所定の長さに切って使いました。


母屋からノーズコーンを持ってきて、オイルクーラと干渉しないか確かめま す。フロントグリルの取付を少 し浮かせると、どうにか付きそうです。フロントグリルも作り直します。


オイルクーラのステーを軽量穴あけ加工した後、ブラストをかけてシールコートをスプ レーしておきます。


シールコートが乾燥したところで仮止めしてみます。5mmのサラネジが足りませんでした。購入後、本締めします。



5月16日
オイルクーラの続きです。5mmのサラネジでシェラウドの内側から固定し、オイルクーラのステーを本締めしました。


エアホーンステーをアルミ板で作り直しま した。シェラウドに付いているステーに固定します。


ホーン用のエア・コンプレッサです。10mm厚のゴムからホルダを作り、ラジエータの手前のフレームにタイラップで固定しました。


タコメータ用のコンソールスイッチの基板を作り直して、センタトンネルに固定しま した。


セミオートマ用のクラッチスイッチ用にオークションで購入したマイクロスイッチで す。スイッチはアルミ板でステーを作り、ペダルBOXに固定しました。



5月17日
フロントグリルを作製します。大分昔にロー付けで作った ものを参考に、3mmのステンレス棒を溶接します。



上が今回作ったグリルです。下はロー付けで作ったグリルです。ロー付けだと時間が たつと脆くなるのか、少しつづバラバラになっていきました。


グリルをノーズコーンに乗せてみます。左右の隙間が広いのでもう少しステンレス棒を追加した方が良さそうです。


クラッチスイッチ用タッチブロックを作製します。アルミ棒を旋盤で加工して分割し、 2mmのネジでクラッチワイヤを挟んで固定できるようにしまし た。


セミオートマのプログラム少し直してます。右はクラッチスイッチの代わりのエア用 のフット空気弁です。ペダルの下にプッシュスイッチが付いていてクラッチスイッチの 代わりにしてプログラムの調整を行っています。







line