セヴンの全バラ・レストア
その36
5月23日
ワーゲン屋から通販で購入したオイルクーラ用のサーモスタット
です。1万円以上は送料無料とのことで、燃料フィルタを追加して合わせました(笑)。接続はホースクランプなのでANフィッテングに変更したいです。
ステアリングに貼りつけるスイッチ用の
カーボンケブラパネルにロゴを入れます。ステカで切ったカッテングシートでマスクを作り、ガレージの裏でスピードブラスタでブラストしました。直圧式でブラストすると、強力過ぎてカッテングシートが破けると思います。
マスクを剥がすと完成です。ロゴがつや消しになります。
5月24日
フロントグリルの続きです。横棒
を4本追加しました。
続いてノーズコーンに接続するネジ部
を作ります。Φ3mmのステンレス棒にダイスでネジを切り片側を180度曲げておきます。
上記のネジ部とグリルを溶接してフロンドグリルが完成しました。
フロンドグリルを浮かせるスペーサ
を作製します。Φ10mmのアルミ棒に3.3mmの穴を開けて幅10mmで4個切り出しました。
早速、スペーサを入れてフロントグリルをノーズコーンに仮止めしてみます。グリルは次回サンドブラストをかける予定です。
こちらはミッションのリバーススイッチのレバーです。角度が悪かったため、途中で切断して
溶接し直しました。長さは仮止めしてから切断します。
まだ車に付いていない電気系をまとめました。下の基板だけになっているのが点火ユニット
です。右側の黒箱がヘッドライト減光ユニット
、その右側の大きいのがタコメータドライブユニットです。タコメータドライブユニットに繋がるシフトタイミングライト
があるはずなのですが、ガレージ内で行方不明です。見つかっていません。
センタトンネルに付くヘッドライトとワイパのスイッチは元の位置から少し遠くなったため、配線を延長しました。
5月30日
オークションで購入したオイルクーラ用のフィッテングです。3/8テーパアダプタはサーモスタットに取り付けました。
こちらはアパートの近くの2輪用品点で購入したブリーザフィルタです。エアホーンのコンプレッサの吸入口に取り付けました。
エアホーンのコンプレッサは
リレーを入れて電気の配線します。
先週、行方不明だったシフトタイミングライトとケースに入れた点火ユニットです。シフトタイミングライトはアルミがさびさびなのでブラストしておきました。
フロントグリルです。ブラスト
してノーズコーンに取り付けました。針金のような細いものはブラストするのに時間がかかります。
電気配線の続きです。右は鈴商でダウンロードできるバーキンの配線図です。解かりずらいです。年式が新しいもののため参考程度に使用します。電線の色が古いものと共通の部分もあるようで、リアのランプ
は配線を追わなくても接続できました。オートジャンプル誌の25号に旧式の配線図が載っているはずなので探してみます。
行先不明配線
が3本があります。1本は
ヒューズBOXの一番前側の25Aのです。点火ユニットの電源も未接続です。ハザード
スイッチの配線も
ウインカを555+FETにしたのでマージする必要あります。
アンメータの取り出し用のプレートをPOM(エンプラ)から作りました。VDOのアンメータがメータまで実際の電流が流れるタイプ。オリジナルはスカットルの内部で配線されていましたがバッテリの近くに付け直しました。今回バッテリーも助手席の足先に移動し、重心を低くしたいです。
5月31日
こちらは秋月の通販で購入した非接触回転速度センサです。ECU用のセンサに使えないか実験します。チップのままだと扱いが面倒なのでポリエステル樹脂
で固めました。センサ部とギア部の間隔は2mm程度とデータシートに書いてあります。
エンジンをフレーム載せる準備です。クラッチのセンタツールを作成します。クラッチのスプライン側がΦ23mm、先のパイロット側がΦ15mmです。2017材から削り出しました。
早速、作製したセンタツールを使ってクラッチ板を固定しました。
ミッションをホイストで持ち上げて、内部を灯油で洗浄しました。
6月6日
ミッションの後側アルミケースも灯油で洗浄し、接合面をオイルストーンで均してます。
前側も同様にオイルストーンで均し、
自作アルミガスケットと液体ガスケットで後側と結合しました。
セミ・オートマのプログラムの追加機能の確認のために駆動部分
をミッションに再組み付けしました。モータとロータリエンコーダの周辺はネジロックで本締めし、リバーススイッチの配線も追加しておきます。動作テストを行っていますが、平歯車固定ホルダ
が片持ちで貧弱なため作り直す予定です。
追加機能の動画です。クラッチスイッチ、リバーススイッチ、自動ニュートラル移動、電源断時の自動ニュートラル移動機能追加しました。約17MBあります。
6月13日
オークションで購入したナイロン
のブロックです。セミ・オートマの平歯車固定ホルダの材料です。
こちらもオークション購入したオートジャンブルの25号です。94年式の配線図が載っています。鈴商の配線図よりも行先がすぐに解かります。いずれにしても93年式
とはヒューズの数が大分違います。
トロリーとチェーンブロックを使ってミッションをフレームに載せます。ミッションにマウントを固定した後、フレームに木の板
を敷いておいてミッションの後部を板の上に載せ、板の上で滑らせて後ろにずらすと簡単に載ります。
マウントをフレームに固定して、ミッション下のアーチ部分に木の板を入れて、だいたいの平行を出しておきます。
続いてベルハウジングを固定して、クラッチアームとレリーズベアリングを取り付けます。
エンジンを吊り下げる準備です。エンジンを下ろした時とフレームの位置がずれているのでガレージに付いている
単管トローリ
の位置をフレームの位置
と合わせておきます。屋根が低く、フレームも持ちあがっているので、揚げ幅も確認しておきます。
6月14日
エンジンをチェーンブロックで吊り下げてトローリでフレーム上まで移動してゆっくり下ろして位置を調整しながらベルハウジング
と高さを合わせます。ブレートを挟んでベルハウジングと勘合させます。センタツールでクラッチの位置決めをしていたのですんなり入りました。
エンジンマウントを取り付けて、チェーンブロックを外しました。エンジンマウント下にはフレームと平行になるようにアルミ板で高さ調節をしておきます。
補助器を付けていきます。まずはブローバイ還元タンク
、ブラストしてベルハウジング上に仮組みしました。
続いてオルタネータとセルモータです。これも大分前に塗装済みです。
こちらも大分前に買っておきたサムコのラジエータホースを所定の長さに切って取り付けました。バンドもオールステンレスのものに交換します。
プロペラシャフトも仮組みしました。ミッション、エンジンなど駆動部の取り付けボルトは強度区分が8.8であることを確認しておきます。