変な物&めずらしい物 その7−2
セイバーのガンサイト
2017年
8
月8日
オークションで購入した、F−86セイバー用の”COMPUTER TYPE A 4 GUN BOMB ROCKET SIGHT”です。あまり競らなくて3400円で
した。当時のロケット弾は無誘導で、狙い越しをヘッドアップディスプレイに表示していたようです。その狙い越しを計算するユニットです。ヘッドアップディ
スプレイは別体で、今ebayで売りに出ています。
早速、上側のカバーを取ってみます。内部はきれいです。ジャイロのフライホイールが2つ入っています。
フライホイールのアップです。内側にはモータのコイルが見えます。
下側のカバーを取ると、抵抗類が多数出現。左下にはボリュームもあります。中央には圧力によって伸び縮みするベローズらしい部品も見えます。
表側のジャイロに接続される2つの謎の部品。大きめのスイッチが接続されています。
下カバーの裏にもヒータがあります。こちらにはファンが付いています。
謎の部品のスイッチは小さいベローズと連動していました。右下はカバーのヒータと接続するコネクタです。
コネクタ部。本体内部にはリレーや抵抗などは確認できますが、電子的な部品は無いようです。
ファンモータは”LOW INERTIA”と書いてあります。確かに軽く回ります。
カバーの固定ネジはワイヤロックができるように、穴が開いています。全てのネジはステンレスのマイナスです。組み立てにくそうです(笑)。
上側のカバーの覗き窓はきれいで、内部のフライホイールが見えるようになっています。
名板の上のふたを取ると端子台があります。下はコネクタではなく、ただのドレンでした。
ジャイロのモータへの給電はケーブルではなく接点を通して行われます。電極は3個です。