テージ3D
削り出しカーボン号11/29
40歯フォトインタラプタでシンク・ロスが出なくなり
Speeduinoが正しく動作するようになったので、
購入から3年間をまとめました
2022年
7月
グーバイクで見つけて、川崎のショップで購入。最初に作られたLE(リミテッドエディション、日本名はコンセプト)の29台の11番目。ショップから帰る途中でガス欠(笑)。お金は1198SPとMilleそれにヤフオクで要らない物を売って、おつりが来る。

LEは湿式クラッチなので、購入当初から、乾式クラッチへ改造できないか考察。


2022年
8月
EbayでZARD製のサイレンサ購入、交換。

タンクキャップはアプリリアのRS250と互換があることが判明、早速、アマゾンで購入しサンドブラストでロゴを入れて交換。


2022年
9月
ヒールガードを採寸して図面を作り、CNCフライスでカーボン板から削り出し。


2022年
10月
行きつけの三鷹のショップでチェーン交換。

2022年
11月
高校の時の友人Y(CB400)と赤城へツーリング。

2023年
1月
Ebayで乾式クラッチ改造用のスリッパクラッチ発注。

2023年
2月
購入した川崎のショップにロトボックスのカーボンホイール発注。

2023年
3月
メンテナンス性向上のため、ベルトカバークリア化。

スペシャルナットを作って、乾式クラッチへ改造完了。当初、考えていたほど、簡単ではなかった。


サンスターのモンキー125用を使って、リアブレーキロータのフローティング化。インナーロータのサイズがフライス盤の移動距離より大きいので2回に分けて切削。インナーロータは赤のハードアルマイトで表面処理。ハードアルマイト代は19000円でけっこう高価。


マスタシリンダをブレンボに交換。競って結構、値段が上る(笑)。

2023年
4月
テスタ屋さんに向かう途中で、オイル漏れでレッカー移動(笑)。原因はクラッチロッドのオイルシール抜け。

排ガスが濃く、ユーザ車検を諦め、民間車検へ。

2023年
5月
ホイール交換のため購入した川崎のショップへ持ち込み。

Speeduino調査/作製開始。下のアルドウィーノMEGAとUNOのCPUボードは既に持っていた。

2023年
6月
ホイール交換完了、電車で川崎のショップまで行き、引き取り。

オイルクーラステーをカーボンで再作。

2023年
7月
Speeduinoのベースボードを2気筒用に部品を削除してアートワーク修正。

2023年
8月
ベースボードの部品実装完了。

2023年
11月
ケースに入れてSpeeduino完成。

2024年
2月
Speeduinoに合わせて、KOSOのRX−4メータユニットを日本代理店から購入。

フロントフェンダのステーをカーボンで再作。

2024年
4月
TPS、カム角、点火、噴射のみ繋ぎ変えてSpeeduino(アルドウィーノMEGA)でエンジン始動できることを確認。

Speeduino用の配線図を作成、ハーネス作製開始。


Speeduinoのカム角パルスをオリジナルの48ー2ミッシングトゥースから、非接触回転速度センサの36歯デュアルホイールに変更。


2024年
5月
TPS、カム角、点火、噴射のみ繋ぎ変えてSpeeduino(アルドウィーノMEGA)の36歯デュアルホイールでエンジン始動を確認。

2024年
7月
STM32版のSpeeduino調査開始。右はPazi88さんのYouTube動画。左はハードウェアのGitHub。


STM32版のCPUボード実装完了。

2024年
10月
作製した新しいハーネスとSpeeduino(アルドウィーノMEGA)でエンジン始動確認。

STM32版のSpeeduinoで初試走。思いのほか普通に走れることを確認。

2024年
12月
Ebayでジャダ対策の非スリッパクラッチ購入。

スリッパ機構を残して、バスケットとクラッチ板を交換。ジャダ解消。

2025年
1月
冬季にクランキング時の重複パルスの確認で多用したため、ワンウェイクラッチが滑り、始動できなくなる。分解すると、ワンウェイクラッチだけでなく、スタータドリブンギア、フランジも摩耗していることを確認。

Ebayで、ムルティ1100の中古ワンウェイクラッチ一式購入。

2025年
2月
開放型レギュレータに交換。少し放熱フィンを削ってギリギリで入る。

中古ムルティ1100のスタータドリブンギア、アリエクスプレスの新品ワンウェイクラッチ、フランジに交換。

2025年
3月
クランキング時の点火パルス重複は回転変動が原因と判明。

Speeduino(STM32)でユーザ車検クリア。

2025年
5月
偶に出るシンク・ロス対策でダイレクトイグニッションに変更。その後、シンクロスの原因は外来ノイズでは無いことが判明。

2025年
6月
シンク・ロス対策でカム/クランク角パルスを非接触回転速度センサから40歯フォトインタラプタに変更。

ヤフーオークションでムルティ1100の部品取りエンジンを購入。競って、結構高くなる。

<Speeduinoの不具合と解決方法>
・SDカードが認識されない
TunerStudioのボードレイアウトをBWMPnPのみ設定し、下のコントローラ設定をSTM32にするのを忘れていた。単なる設定誤り。

・STM32のRTCズレ
根本的な解決方法ではないですが、下線の条件を無くして、赤枠を常時実行するように修正すると、大幅に改善され、実用上、問題解決。

・クランキング時の点火パルスの重複
当初、セルモータのノイズを疑いましたが、クランキング時の回転変動のためと判明。ソースコードを修正して、指定したプライマリパルスの位置で1回のみ点火するように修正。TunerStudioのFAN制御を使って、プライマリパルスの位置とタイムアウトを指定できるように修正。

・シンク・ロス
当初、点火ノイズを疑いましたが、カム/クランク角パルスの非接触回転速度センサの距離が近くに設置されて干渉しているためと判明。センサを40歯デュアルホイールのフォトインタラプタに変更。その後、試走を5回行いシンク・ロスが出ないことを確認。

