アルドウィーノを使った
オープンソース、オープンハードの
ローコストECU
テージのECUが壊れているみたいなので
Speeduino(STM32)に装換しました。
その31:
燃調の調整
2025年
11月4日
前回のログ解析から燃調マップを手動で修正して、再度、高速でログを取ります。お昼少し前に出発、嵐山小川から鶴ヶ島まで高速に乗り、クック―Y到着しました。

買い物の後で、東松山経由の下道で帰還しました。早速、高速のログ解析します。緑枠はちょっと薄い所です。下の赤グラフはEGO補正で均一に交番していない所は補正しきれてない所です。上側に寄っている場合は薄いことを表します。

ヒストグラムで確認すると、116%に補正していますが、補正しきれていないようです。また修正して試走します。

11月8日
前回、TunerStudioのGPS速度計の反応が遅かったので、設定ツールで$GPGGAと$GPRMCメッセージだけを出力するようにして試走しましたが、変化無しでした。このモジュールはデフォルトで多くの別メッセージを出力しています。試しに設定ツールで速度を表示しても、同様に反応が遅いです。一応動作はしているのですが、例えば、停止しても少しづつ表示が少なくなり、10秒くらいで0になる感じです。初めの動作確認では普通に反応してたと思います。

GPSモジュールがETCアンテナの直ぐ横にあるので、ETCカードを抜いて、ETCアンテナにアルミホイルを被せて設定ツールの動画キャプチャを取りましたが、やはり反応が遅いです。赤枠は設定ツールの速度計です。停止しているのに速度が0にならず、少しづつ減っていきます。クリックすると短い動画をダウンロードします。

11月9日
念のため、追加で発注しておきました。

11月13日
2台目のGPSモジュールが届いたので、早速、動作確認します。USBケーブルを60cmに短くして、タブレットとモジュールを自転車に取り付けました。

設定ツールで速度を表示して、走行/停止が遅延なく反応をすることを確認しました。クリックすると短い動画をダウロードします。テージからGPSモジュールを外して、再度確認します。

11月16日
直ぐにGPSモジュールを交換できるように、GPSモジュールのUSBケーブルをメータユニットまで延長しました。2台目のGPSモジュールで試走しましたが、捕捉している衛星数が4〜5個と少ない時に反応が遅くなるようです。左斜めにドライブレコーダがあり、モジュールを設置場所に問題がありそうです。

11月22日
TunerStudioの周囲温度の表示が正しくないです。気温が15℃で30℃付近で高く表示されます。赤枠は燃調微調整のケースに付けたNTCセンサです。

センサを取り出して確認します。室温が15.3℃で抵抗値が4085Ωです。

センサのB定数は3988、25℃で3000Ωです。計算サイトで抵抗値を計算します。15℃の時は3772Ωです。センサが壊れているようです。

新しいセンサはモノタロウで購入済みです。

新しいセンサはお湯と氷水に付けて抵抗値を測っておきます。50℃の時1200Ω、25℃の時3000Ω、1.3℃の時9500Ω付近で抵抗値は正しいです。

11月24日
NTCセンサを交換しました。

ガレージ内の室温は約20℃です。TunerStudioの表示も20℃です。直ったと思います。


11月25日
曇りでガレージの気温が低いので、交換したNTCセンサの再確認をします。ガレージ内の室温は約10℃です。TunerStudioの表示は12℃です。良いようです。

GPSの視界をドライブレコーダが邪魔をしているようなので、GPSモジュールの設置場所をメータユニットの突っ張り棒の上に移動します。突っ張り棒は斜めなので、水平にするステーを作製します。アルミ板でオス/メス型を作製して、カーボンクロスをポリエステル樹脂で7枚積層しました。気温が低いので硬化剤を多めにしておきました。次回、離型します。

11月26日
GPSモジュールのステー作製の続きです。一日たって、樹脂が硬化したので、離型しました。


ステーの余分な部分は切り取って、電動リュータで整形しました。

赤枠がメータユニットの振れ止めの突っ張り棒です。

ステーは両面テープで突っ張り棒に固定して、GPSモジュールはベルクロで固定しました。

