削り出しカーボン11/29号
その2:スマホケーブル、エキパイ磨き、
エアフィルタの清掃、
社外サイレンサ取り付けなど
2022年
7月23日
スマホの電源ケーブルは邪魔にならないようにUSBーC側がアングルの物を選びました。100均では見つからなかったので価格高めですがアマゾンで購入しました。
早速、接続しました。ケーブルの長さは30cmですが、丁度良かったです。
Ebayで購入のZARDのサイレンサは送料込みで約1628オーストラリアドルでした。ところが、輸出先の通関を通ったという、その後メールではなぜかユーロになってました。トータル458ユーロというのも意味不明です。ユーロだと20万円超えでかなり高いです。
オーダはオーストラリアドルでした。PayPalの引き落としでも日本円で15万円位なので、上のメールのユーロは間違いと思います。
サイレンサを17Trackで追跡すると、22日にスイス発の飛行機に載ったようです。多分ZARDからの直送と思います。ZARDはスイスに近いアスティという所にあります。因みに、Ebayのショップはナポリにあるようです。
7月25日
1198SPとテージ3Dでクラッチレリーズを入れ替えました。テージ3DがSTMに、1198SPは純正になりました。STMのピストン径は28mmで純正と同じサイズです。30mmも売られていて、乾式であれば30mmを使うとクラッチを軽くすることができます。
7月26日
エキパイが斑焼けしているので、一度取り外します。
ステンレス磨きで磨きます。カップ入りはバーキンを買った時に貰たスーパパウダ。下はアマゾンで購入したヨシムラのステンマジックです。双方とも成分は酸+研磨剤で効果は同じでした。スーパパウダは1994年ころなので、28年位経ってますが、まだ使えました。
少しづつしか落ちないので、時間がかかります。根気よく磨きます。
やっとサイレンサとの接続部2本が終了しました。
シートを取り外した方が、前後の集合部を取り外しやすいです。
リア側です。
フロント側です。O2センサは慎重に取り外しておきます。
5点、研磨完了しました。結構時間がかかりました。次回、組付け予定です。
7月27日
エキパイを戻します。リアショックのスプリングをガードして傷がつかないように集合部を取り付けます。
アエラの内圧コントロールバルブが付いていました。
シートを戻して、集合部からサイレンサへの接続部を取り付けます。スプリングに手が届かないので、取り付けにくいです。
サイレンサを戻して、エキパイ磨き完了しました。
7月28日
乾式クラッチの考察の続きです。湿式クラッチの車種を調べました。
・Monster 1100 EVO
・Multistrada 1100
・Scrambler 1100
・ST4S 1000
・Monster 796
この辺が湿式クラッチ採用です。ネット上ではモンスタの1100と796の乾式化が検索で見つかります。
パーツリストを見て気づいたのですが、最近の車種のクラッチカバーはガスケット紙を使わず、液体ガスケットを使っています。左は851で7番がガスケット紙です。今回、切れないで取り外せました。右は1198のパーツリストです。乾式化の場合はクラッチカバーの接合面をオイルストーンで研磨して液体ガスケットで対応できると思います。ただ、内側に少しはみ出してしまうので、精神衛生上はあまりよくないです。
7月30日
テージ3Dにレースカフェというモデルがあったんですね。スクランブラの803ccエンジンを載せて2015年のショーで発表されたフロントがカンチレバーのモデルです。フレームの肉抜きも多いです。実際に販売されたのか、WEB上では見つけられませんでした。
注目点は前後のスイングアームでカーボン製です。リアは3Dと互換性が有りそうです(笑)。まあ、どこかで入手出来るわけではないでしょうが。
7月31日
エアフィルタを清掃します。タンクを持ち上げて、段ボールの箱を挟んで作業ができるように保持します。タンクはドレン2本、燃料ライン2本、ポンプのコネクタ1本が接続されています。燃料ラインのホースは柔軟性があり、ヒビもありませんでした。
燃料ラインのカプラの外し方はネットの動画にあります。ビモータ、モトグッチ、アグスタ等でこのカプラが使われているようです。一度押してから、ゆっくり引くと簡単に外れます。ネット上では外し方が分からず、壊してしまう人も多いようです。
タンクが無事外れました。ガソリンを抜いてもタンクは結構重いです。
前後ヘッドの間にモトコルセのプラズマブースタ(マルチ点火ユニット)が付いていました。
エアフィルタのカバーの外し方もコツがあります。上カバーとフィルタをいっしょに上に持ち上げて、手前に引かないと、カバーだけでは外れません。外れる前は引っかっているのが見えないので、時間がかかりました。フィルタはエアブローして戻しました。細かいゴミがいっぱい付いていました。
タンクとタペットカバーが干渉しています。カバーにはカプトンテープを貼って、戻す時に後ろにワッシャを1枚入れて、タンクを少し前に移動させました。
8月2日
ZARDのサイレンサがやっと川崎まで来たようです。飛行機に載ったのは26日で、31日に大阪に着きました。後は通関とガレージまでの移動です。到着まであと3〜4日はかかると思います。元々は7月26日だったので、大分遅れています。
バッテリを外してみました。横置き可能なGSユアサのGT12B−4が載っています。台湾製で、製造年は2020年10月なので2年弱使っています。最近1198SP用にアマゾンで購入したのはYT12B−BSでシールド型ですが、こちらは横置き出来ないので注意が必要です。
8月3日
ZARDサイレンサが到着しました。日本に入ってきてからは早かったです。付属品は固定用プレートと固定ネジ、エキパイ用のスプリング、スプリング引きピッグです。
重さを計ってみます。約1Kgです。純正は3kg位なので軽いです。
早速取り付けます。バッフルのような物がネジ止めされていますが、ただの管なので効果はほとんど無いと思います。音は1198SPのテルミと同じ位です。
シートカウルと干渉しそうです。左右、3mm位しか隙間が無いです。
添付書類の価格はなぜか540ユーロです。1ユーロ136円とすると、約7.3万円です。PayPalの支払いが約16万なので、後でどこが間違えか確認してみます。通関の手数料が予想より安かったのはこれが原因です。
8月4日
サイレンサのバッフルもどきを取り外しました。ただの楕円パイプです。外側を塞げば消音効果があると思います。
バッテリを充電するには両サイドのカウルとバッテリカバーの3つを外さないとアクセスできません。1198SPから取り外した2輪用充電器の充電ケーブルを取り付けます。
充電ケーブルのコネクタはETCの下に出しました。充電器を接続して確認します。充電済みなので直ぐに充電完了になりました。これでワンタッチで充電できます。
バッテリカバーや両サイドのエンジンカバーに使っている6mmの樹脂製ワッシャがボロボロです。廣杉計器の物がアマゾン経由で買えると思います。
8月5日
樹脂製ワッシャを探したところ、廣杉ではないですがナイロン製のワッシャセットが売っていました。購入して交換しました。