トライトン

メンテナンス&モディファイ その10



2010年
4月10日
先週作製したヘッドライトの下側のFRPです。剥型して整形しました。



オークションで購入した電気部品が来ていました。テールランプ、ウインカ、リアブレーキスイッチホーンです。


早速、テールランプウインカを仮止めしました。


4月11日
アパートから背面オルタネータを持って来ました。仮で配置してみます。CRキャブでも十分スペースがあります。



クラッチのインナーです。分解してみました。部品は純正と思われ、ゴムのダンパーがしっかり入っています。


ホームセンタでシート用の20mm厚のスポンジを購入しました。早速、シートに合わせて 整形しました。


背面オルタネータの余分なステーを切り落とします。


元々付いていたビートのサイレンサです。ちょっとサンドペーパで磨きました。とりあえずこのまま使おうと思います。


先週、作った回り止めを使ってクラッチを元に戻しました。


インナータンクですが、容量を調べてみました。約7.5Lガソリンが入り、予備タンクもちゃんとあって、約1Lの容量でした。燃費は不明ですが、100km位は走れるでしょうか?



4月17日
オークションで購入した右スイッチメインキーです。右スイッチはスロットルホルダと一体になっているものが多く探すのに苦労しました。OW01用みたいです。メインキーはSRの純正です。



こちらはオークションのショップから購入したLED対応ウインカリレーです。


2輪用品屋で購入した燃料フィルタホースです。


早速、フィルタを取り付けました。径が大きくファンネルに当たってます。


元のトライトンに元々付いていた削り出しのSR用トップブリッジです。今回これを使ってみます。


前側のメータステー部が雑に削られていたのでフライスで削りなおしました。ついでに表面を1mmくらい削り、 SRの文字を消しておきます(笑)。


角を丸くヤスリがけしました。少し昔風になりました(笑)。


4月20日
トップブリッジはサンドブラストして仮止めしました。



エキパイを塗装しようとペーパがけしているとがありました。被覆アークで溶接したようでスラッグで埋まっていたようです。TIGで盛ってディスクサンダで均しておきました。


エキパイフランジサンドブラストしました。シートを敷いて打ちっ放しです。エキパイはクロームめっきがしてあったのか、鉄の上にニッケル?が掛かっているようで、鉄とニッケルで斑になっています。


エキパイとフランジは耐熱つや消し黒で塗装しました。



4月23日
トップブリッジにロゴを彫り込む準備です。以前のWEBページのステカの画面 を使います。



お絵かきソフトで画像から薄い線消します。その後、図形の内側を黒でフィルします。


autotraceを使って輪郭抽出を行い、出力フォーマットをdxfにして変換します。qcadで読み込んで確認します。Tの角が丸まっていますが、輪郭抽出できました。



4月24日
フレームの塗装用のPOR15を通販で購入しました。黒と銀です。



先週塗装したエキパイをストーブで焼付けしました


4月25日
オークションで購入したニッシンの5/8径マスタが来ました。


早速、マスタシリンダを交換しました。元々付いていたマスタと同径です。元々付いていたマスタはヤマハではなくカワサキ用のようです。


リアのブレーキスイッチを取り付けます。


電気部品がそろったのでハーネスの作製を開始しました。


ホーンで問題発生です。左のハンドルスイッチはSR用ですが、ホーンのGNDの接続がスクータ用のホーンと合いません。2ピンのホーンでないとホーンのGND側を浮かせる必要があります。



5月1日
ネット通販で購入したバーエンドミーラです。ハンドル内径を大きく加工して取り付けました。もちろん、レプリカです。



こちらはオークションのSRのキックペタルです。キック本体は錆びていません。交換しておきました。


ホーンのGND側はガラエポで絶縁するようにします。



5月2日
近所の車用品店で購入した、30W−30Wのヘッドライトのバルブです。オークションで購入ライトに付いていたものは端子部が磨耗して接触が悪くなっていました。


ハーネスをコールゲートに入れてまとめました。フレームの右側を通します。


オイルタンクの前までは内径10mmのコールゲートで通します。その先は5mmでストップランプとウインカに接続しました。


フレームの塗装をします。ミッションをおろします。


ミッションの固定プレート引きネジです。プレートは軽量加工をする予定です。引きネジは妙に軽いのでチタンかもしれません。


続いてエンジンをおろします。フレームに毛布を引いて後ろに倒し、横に引き抜きます。別体でエンジンのみなので手でも簡単におろせます。


エンジンは台車に載せて、安定が悪いのでタイダウンで固定しておきます。ミッションエンジンが無事おりました。


5月3日
三又とスイングアームを外してフレーム単体にします。剥離剤とスクレーパで塗装を落します。POR15で塗装されているようです。塗装を落すのに1日かかりました。



5月4日
フレーム単体の重さを測っておきます。13.5Kgでした。



スイングアームも剥離完了しました。


サンドブラストして足付けします。その後、りん酸で表面を処理します。さびは黒く、鉄部は灰色に変化します。


5月5日
下塗りはPOR15のハケ塗りします。3時間くらい時間を開けて、その後、ガン吹きました。



スイングアームも同じ順番で塗装します。


ミッションの固定プレートの軽量穴あけ加工です。材質は8mmのジュラルミンです。2枚重ねてCNCで 丸穴を適当に開けました。右は加工が終わったプレートと中央にあるのは点火コイルの固定プレートです。これも重そうなので中央部を三角形に穴あけ加工しました。



5月8日
フレームにスイングアームフロントフォークを取り付けます。フロントフォークはダストシールが無いので昔買ったSR用の蛇腹を入れてみました。ちょっと寸法が長すぎました。後で短くします。



エンジン/ミッションの固定プレートはサンドスポンジでヘアラインを入れ、左右のペダルは サンドブラストしました。


5月9日
ステップをパンダジャッキで持ち上げてフレームを垂直に保持し、エンジンをチェーンブロックで吊り下げてフレームに固定しました。


エンジンに続いて、ミッションを取り付けました。ミッションは90度回転させてプレートの間に入れて90度戻します。パズルのようです。


その後、キャブオイルタンク電気配線を戻しました。次回から外装系の作業をします。