トライトン

メンテナンス&モディファイ その13



2010年
7月24日
モノタロウで購入した1:2の傘歯のギアです。右は25mm厚のウレタンゴムです。オルタネータの固定用ダンパに使います。


スピードメータの確認のために試走しました。スピードメータは大体合っているみたいです。


オルタネータの取り出しプーリのためクラッチ部再分解しました。ミッションに残ったクラッチのハブは専用工具が無いと抜けません?このハブに60歯のプーリを取り付けます。


オルタネータの保持部の作製です。10mmのアルミ板をCNCで削ります。すり割りをしてネジを切り、オルタネータを入れて確認しました。データは1号機の時に作ってあったので簡単です。


オルタネータはリッターバイク用なので発電量が多すぎます。フィールド電流の制限抵抗をオイルキャッチタンクの前に取り付けました。


1:2の傘歯ギアを使って90度角度変換ギアBOXを作り直します。とりあえず枠の寸法を決定しました。この週は日曜日のみ作業。



7月31日
CafeBritishBikeさんで購入したクラッチハブプーラとクラッチのローラピン、それにルーカスのアンメータです。


オルタネータ駆動のプーリを取り付けます。とりあえずクラッチハブプーラでハブを抜いてみます。元々4つ穴が開けてあり、これにネジが切れるとプーリの取り付けができます。しかし、全体に焼きが入っているため通常のタップでは歯が立ちません。試しに、センタポンチでも試してみましたがダメでした。このハブは上記のローラピンと接触するため、このローラピンと同じような硬度で焼き入れされているようです。


ハブにプーリを取り付けるのはあきらめクラッチのアウタ側に取り付けます。こちらは鋳鉄のため簡単に加工ができます。割り出し盤で90度づつガイド穴を開けます。


その後、プーリも加工します。センタ穴を広げ、外周には取り付け穴と軽量穴開け加工を行います。


クラッチのアウタプーリをネジで固定し、ミッションに仮止めしてみます。チェーンとの隙間は1mmくらいあります。クラッチのアウタは上記のローラピンでハブと結合されるため、クラッチを切ると多少、芯がずれます(笑)。なので本来はハブにプーリを固定した方が良いいです。アウタ側に取り付ける長所としてはクラッチを切ってもオルタネータが回るところです(笑)。


こちらは1/2の傘歯を取り付けたタコメータです。


8月1日
アンメータを取り付けるためにタンクカバー加工しました。ディスクグラインダでアンメータに合うように広げます。


アンメータはインナタンクの前側に取り付け、配線をしました。加工したタンクカバーを仮止めして位置を確認します。大体、良いようです。SRなら油温計があるところですね(笑)。



8月7日
1/2の減速で試乗しましたが今度は低くすぎるようです(笑)。旋盤に付けてタコメータの指示を確認してみました。



どうやら、1000〜4000rpmくらいまでがかなり高めに表示されるだけて4000以上では合っています。線形ではないのでギアで調整はできません。そこでメータのパネルにマークを貼ることにしました。ギアは1/1に戻しました。


タコメータ確認で再度試乗しました。オルタネータの駆動プーリがチェーンのクリップ部と干渉しています。プーリが削れていました。


8月8日
母屋の物置の戸板が古くなったので、ベニアを張りなおして塗装をしたのですが、戸板を持って母屋に戻る途中で路肩に転び右足を骨折しました(泣)。俗に言うゲタ骨折です。全治1.5〜2ヶ月くらい掛かるそうです。


8月11日
ガレージは暑くて、松葉杖なので思うように作業がはかどりません。オルタネータのテンショナを作製します。黒のPOMから滑車を削りだします。センタに12mmの穴を開けてベアリングを圧入します。


滑車のホルダを作製します。アルミブロックからコの字に削ります。6mmのネジで固定しました。


8月14日
スライダ部テフロンブロックから削りだしました。1辺16mmです。


8月15日
スライダのボディアルミで作製します。アルミの角パイプとアルミ板でボディ部作製しました。次回はスライダに押しバネを組み込みます。



8月21日
スライダに10mmの穴を開け、ステンレス製のスプリングを内蔵させます。



8月22日
オルタネータのプレートに固定できるようにL字金具を作製し、仮止めしてみます。


一式、部品が完成したので、ブラストをかけて組立てしました。テンショナ完成しました。土日とも暑く、午前2時間、午後は4時過ぎから2時間くらい作業をしました。



8月28日
ギブスがハーフサイズになりました(笑)。お風呂に入ることができます(笑)。


8月29日
外周がチェーンのクリップ部で削れたプーリです。一度外して、旋盤で1.5mmほど削ります。


一度、クラッチをばらしてタイミングベルトを入れてます。オルタの固定プレートの位置を大体決めます。


CafeBritishBikeさんで購入したトライアンフのパテントプレートです。2枚購入しました。ボンネの表記があります。


早速、ガレージ内のスペアエンジンのプレートを交換しました。


続いて、2号車のプレートも交換します。こちらは全く何が書いてあるかわからない状態でした。2台とも綺麗になりました。


オルタのプレートの固定用スペーサを作製しました。内径8mmです。2017材から削りました。



9月4日
午前は病院、午後4時ころ少し涼しくなってから作業します。エンジン・ミッションプレートに固定用の位置決めをします。携帯デジカメなのでピンボケです(笑)。


9月5日
8時ころ涼しいうちに作業。エンジン・ミッションプレートに6.5mmで穴あけ、8mmのタップでネジを切ります。


長めに作ったスペーサの長さを調整してプレートの位置を決めオルタネータを仮止めします。


午後4時頃再作業。オルタ固定プレートは軽量穴あけ加工をして、ブラストしました。テンショナもいっしょに固定します。次回はエンジンプレートの右側にダンパを取り付け電気配線の予定です。



9月11日
予備のオルタネータをオークションで購入しておきました。電気部品を取り外しておきました。


9月12日
オルタネータは片持ちなので右側に支え(ダンパ)を作ります。ウレタンゴムを整形してダンパ本体を作ります。


エンジンミッションプレートの右側にダンパを取り付けます。


オルタネータのカバーに6mmの穴をあけボルトを通し、2mmのアルミ板でダンパと接続します。


オルタネータに電気配線をします。フィールド電流の制限抵抗用、充電出力、GND側は固定プレートに接続しました。試験運転をしたいのですが、骨折のためキックが下ろせません(笑)。



9月19日
オルタネータの具合を見るためにエンジンをかけようと思ったのですが、シングル状態でダメ。プラグを調べると右側が逝っているようです。スペアエンジンのプラグと交換しました。


骨折が直りかけているのですが、キックをして足がくなってきたのでアルミソールを作りました(笑)。調子がいいです。


エンジン復活しました。ベルトの感じもいいようです。発電してアンメータもプラス側に振れています。


試走路で試走してみました。チェーンのクリップ部の干渉も無くなったよです。



9月25日
1号車のタンク固定用のバンドに挟むゴムシートです。ホームセンタで売っている5mmのゴムシートで作りましたが、1年くらいで屈折部にひび割れが発生しました。モノタロウで購入したCRゴムシートで同じ物を作ってみました。今度はどのくらい持つか?



9月26日
エンジンのオイルドレンの所からのオイル漏れが多いです(笑)。



ドレンのフィルタブロックを外してみました。紙ガスケット液体ガスケットでシールしてありますが、固定ネジがクランクケースの中まで貫通しています。ここからも漏れているようです。ネジの部分にOリングを入れられるようにしてみます。右はフィルタブロックの固定穴に約1mm厚で10mmの段付き加工をしたところです。


8mmのステンレス6角穴付きボタンキャップを加工して固定ネジを作製します。外形を約6.1mmに加工します。


ネジはインチなので、インチのダイスでネジを切ります。ステンコロリンをたっぷり付けてネジを切ります。4本完成しました。ちなみにステンレスはお豆腐にはなりません(笑)。


外形が約10mmの手持ちのOリングを段付き加工部に入れてフィルタブロックを固定しました。これで漏れが少なくなるはずです。本当か?



10月2日
先週のオイル漏れ対策ですが、良いようです。


一次駆動ベルトカバーにオルタネータ用の逃げ加工をして取り付けました。


10月3日
クランクケースからヘッドのオイルラインですが、片方だけ透明の保護チューブが掛かっています。透明チューブは外して、双方ともスパイラルの保護チューブを巻いておきました。