トライトン
メンテナンス&モディファイ その15
2011年
2月26日
少し遠乗りしてみました。といっても隣り町までですが(笑)。昇り坂で4速でパワーを掛けると駆動系の振動があります。ギア欠けと思われます。前から気になっていたのですが、試走路では目立ちませんでした。一度ミッションを下ろしました。
別体ミッションですが、T140の部品を使って5速化しています。4速目のギアが欠けて破片が出てきました(泣)。レイ/メイン側とも1歯欠けているのが見えます。スプロケの大きなナットが取り外せないので今週をここまでです。4速目の丁数は17/20です。部品が調達できれば良いですが。
3月6日
5速用のスプロケのレンチは持ち合わせが無いので作製します。qcadで図面を描いて6mmの軟鉄をCNCで切り出しました。無事スプロケが外せました。
早速、ギアを取り出します。右は破損した4thギアです。ケースの中から破片も出てきました。
別体の4速に5速を入れる時に参考になりそうな写真を撮っておきます。レイシャフトの先端が加工してあるようです。セレクタのロッドも後加工で細くしています。
クアドラントも5速用は歯数が違います。webの情報によるとケースも大きなギアを入れるため加工が必要です。次回ケースも確認してみます。
こちらは4速/5速共通のキックのリターンスプリングです。削れて折れそうなので、CafeBritishBikeさんで新品を購入しておきました。
こちらはセヴンのECU化用の車パーツといっしょに購入したブレーキキャリパー用のペイントです。所々塗装(アルマイト?)が剥げているので補修します。
4月30日
2号車の5速ミッションの4thギアは頼んであるのですが、なかなか来ないため1号車の4速を取り外します。5月1日はVTRでツーリング予定だったので洗車したのですが、天気予報が悪いため中止になりました。
ミッション外れました。苦労しました。原因は右のバッテリを乗せる台です。フレームに溶接してあり、これが邪魔でミッションを90度回転できなかったためです。ディスクグラインダも狭くて入らないため、ヤスリで削って外しました。
5月1日
1号車の4速ミッションをガレージに持ってきました。スピードメータの取り出しに口は2号車では使わないためプラグを作りました。
5月3日
4速と5速ミッションでは固定しているボルト径が違います。4速用のボルトを持ってこなかったので臨時に10mmのボルトで固定してみます。10mm用の固定ワッシャをつくります。
右が新しく作った固定ワッシャです。早速、取り付けました。
5月4日
クラッチアームのカバーのガスケットを切り出しました。
昨日作った固定用ワッシャですが、ミッションにぶつかってます。下側を少し削り直しました。
ミッションは固定できましたが、チェーンを通そうとしたら、チェーン幅が違いました(泣)。4速は530、5速は520のようです。連休中に試走しようと思いましたが、だめでした。リアはSRなので530のスプロケは売っています。
5月12日
4thギアが届きました。SRのスプロケを買うのをやめて5速ミッションの組立を行います。もうちょっと早くきてくれれば良かったのに〜まあ、1号車はレストアする予定だったのでいいですが。
5月14日
別体の4速に5速を入れる時に参考になりそうな写真の続きです。メインのローラベアリング部とセレクタの写真です。ローラベアリング部は内径を拡大する必要があるようです。
早速、新しい4速目のギアを入れて組み上げます。右のようにケースを立てておくと作業がしやすいです。組立順番は最後にセレクタロッドを入れます。
仮組みの状態でセレクタを手で回してスムーズに変速するか確認します。どうも調子が悪いです。メインシャフトの3速ギアのブッシュが磨耗して5、4、3速のドグが干渉しているみたです。右がスプラインで削れた3速の砲金ブッシュです。試しに、ステンワイヤでギアが寄らないように細工すると、スムーズに変速できました。
ブッシュを自作できるか確認するために欠けた4速ギアのブッシュを抜いてみました。右がエアリュータで内側のオイル溝が切れるか確認した所です。いけそうです。砲金は金属材料店で入手できます。
問題の3速ギアのブッシュを抜いてみます。抜く方向があるみたいです。段が付いているのでブッシュが変形しました。
5月21日
とくきんで買ったブッシュ用の砲金です。直径は30mmです。
早速、加工します。シャフトの外形に合わせてながぐりをします。
ギアの内径にあわせて外形を加工します。その後、突っ切ります。
完成したブッシュを油圧プレスで圧入します。
その後、エアリュータで内側にオイル溝を切り込みます。手動です。
再組み立てです。ギアを組んでケースに入れます。
クアドラントの位置を良さそうな所に合わせて、組み上げます。
4速ミッションを取り外しておきます。
5月22日
2号車はバッテリを外すだけでミッションが下ります。当然ですが(笑)。
5速ミッションを載せます。スプロケットのナットは以前に作製したレンチを使って締め付けます。
試走してみました。5速に入りません(泣)。クアドラントの位置が1駒ずれているようです。
カバーを外します。クアドラントはカバーを外すだけでシャフトを抜けば調整できます。1駒ずらして再度、組み上げました。
5月29日
試走しましたが、3−>4速の入りが悪いです。雨が降っているのでちょこっとしか乗りませんでした。天気の良い日にもう一度確認してみます。
6月4日
ミッション側のシフトのリンケージを内側に変更して試走しました。大分、調子が良くなりました。
アイドリング時にリアシートとナンバプレートがやけに振動するので5mm厚のアルミ板をナンバベースに固定しました。信号待ちで振動が少なくなりました。
6月5日
ところどころ塗装が剥げているキャリパです。一度外して塗装します。マスキングをして右のスプレー缶で塗装します。
乾燥中です。次回、取り付けとエア抜きを行う予定です。
6月12日
塗装したキャリパを組み立ててエア抜きして試走しました。良好です。
6月19日
再度、試走しました。いい感じです。
1号車用のエンジン取り外し用のマウントを作製します。L字の鉄チャンネルを切り出します。ガレージ奥に雨ざらしだったので錆びています。簡単にブラスト後、溶接しました。
ガンメタのスプレー缶で塗装します。
試走した2号車ですが、ふと見るとオルタネータ用のテンショナが無くなっていました。試走路に落としてきたようです。
探しに行きました。ありました(笑)。良かった!試走路は行き止まりで、めったに人が来ません。
エンジンマウントは塗装が乾いたところで板に取り付けます。さらにOSBに固定しました。