トライトン

メンテナンス&モディファイ その18



2011年
9月17日
通販で購入した72タイプウインカです。1号車についていた4個のうち2個は種類が違うのでデイトナ製を新規に購入しました。



こちらは再度購入したSRのサイドスタンドです。以前加工したものは2号車と同じ長さで作ってしまったため車高が高い1号車では短くなりすぎました。


アパートからオルタネータ一 式をガレージに持ってきました。プレートにはガソリン漏れの跡が付いています。


早速、サイドスタンドを 加工します。もしかしたら寸法を短くしなくても良いかも知れません。取り合えずバネフックを180度逆側に付けてみます。



少し長いです。車体の傾きが少なすぎました。残念。


9月18日
サイドスタンドの 長さは10mmほど短くました。 サンドブラスト後、POR−15をハケ塗りして完成しました。


オルタネータテンショナを仮止めします。プ レートはサンドブラストをして綺麗にしました。アマルのキャブはガソリンが少しづづしみ出してくるのでプレートはまた直ぐに汚れそうです。



9月24日
クラッチケーブルの先端を真鍮棒から作ります。両先端ともはんだ付けしてケーブルを作製します。



クラッチケーブル完成しました。


オークションで購入したシールドバッテリが来ました。本体価格1280円で異常です。


アパートから持ってきたチェーンを戻しました。


ハーネスを戻します。行き先不明信号多数あり(笑)。


9月25日
1号車はキルスイッチが無かったため、ファンネルを手で押さえてエンジンを止めていましたが(笑)、今回エアフィルタを付ける予定なのでエンジンを止めることができなくなりました。2号車にキルスイッチが付いているので観察してみました。左右の点火コイルの1次側をキルスイッチでショートしています。元々2号車に付いていたキルスイッチをトップブリッジの穴に増設しました。


スペアエンジンのブローバイはクランクケースとインテークのカムカバーに付いています。ホースの取り回しを変更しました。ブローバイの先端はクリーナを付けてリアフェンダ付近で開放します。


先週まで作製していたマグネトーのガラスカバーですが、やはり割れました(泣)。とりあえず3mm厚のアクリルで作り直しました。ゴムパッキンも作製して取り付けました。耐熱性が気になります。



10月1日
キャブに燃料ホースフィルタを取り付けます。


タンクバンドを戻して、タンクを固定できるようにしました。ガソリンは2〜3L入れておきました。


エキパイサイレンサを取り付けます。夜になったのでエンジン始動は明日に持ち越しです。


10月2日
オイルタンクにオイルを入れて、キック3〜4回でスペアエンジン始動しました。オイル圧のインジケータの出が悪いです。アイドリングで2mmほど、回転を上げると5mmくらい出てきます。ヘッドのオイルラインからオイルが滲んでいるので一応オイルは回っていると思います(笑)。オルタネータに通電してアンメータ+側に振れることを確認しました。



10月8日
1号車用のリタのステッカを作製し直しました。


リタのステッカ貼り直しました。一回り大きくしました。


10月8日
スペアエンジンに載せ替えた1号車のエンジンをかけてオイルが滲んでいる部分を調べます。


銅ワッシャオイルストーンで磨きました。再度エンジンをかけます。直りません(笑)。カムカバー側がのワッシャ面が荒れているのだと思います。ワッシャ面は窪んでいるので簡単には直せません。


元のエンジンに使われていたゴムシール付きのワッシャを使うと止まりました。しかし、前のカムカバーの間から少し滲んでくるようです。


2号車はアパートに移動する計画なので近所を回りました。まし締めをしようとするとボルトが一本抜けてました(笑)。チタン?っぽかったのです、もったいなかったです。



10月16日
試走路に脱落したボルトを探しに行きましたがありませんでした。今回は隣町の方まで遠乗りしているのでここでは見つからない可能性が高いです。


1号車のリバースコーンですが、ご近所対策でインナーサイレンサを入れました。



10月23日
1号車試走しました。右側から、だいぶオイルが漏れてきます。ミッションと思われます。




2012年
12月3日
前回から1年以上たってます(笑)。ガレージ奥のバイク倉庫を掃除ついでにトライトンを外に出して、エンジンをかけてみました。なかなか掛からなくて、普段の運動不足から体中痛くなりました(笑)。どうも左側が調子悪いみたいで、やっとかかって試走路にいきましたが、エキパイの温度が右側と全然違います。とりあえずプラグに火花は出ているので左側キャブ分解してみました。フロートカバーのガスケットが破れて中止しました。



12月8日
先週の続きです。ガスケットを作ります。外形はカッタ、小穴はドリルであけて、穴のバリはカッタで取ります。


組み立てました。ガスケットだけだと、じわじわガソリンが滲んできます(笑)。


試走路を走ってみました。症状変わらず、どうやら、キャブではなく、プラグがかぶっています。プラグの抵抗値を測ると、300KΩと低い値を示します。サンドブラストすると右のように無限大になります。


ガスケットにシリコンシーリングをして、再度、組み付けました。明日、もう一度試走します。


12月9日
再度、試走しました。先週かかりが悪かったのはプラグのようです。キック1〜2回でかかります。コンビニまで試走〜結構、調子いいです。ヘッドのオイル漏れが気になります。インテーク側のオイルの供給の根元からじわじわ漏れてます。去年直ったかと思いましたが、まだ滲んできます。


エンジンを載せ替えた後、プレッシャレギュレータのインジケータの出が悪いです。回転を上げてやっと動く程度です。1号車から下ろした元のエンジンのポンプと交換してみます。とりあえずポンプを取り外しました。ガスケットははじめから切れてました。ポンプ自体は圧縮もあり、問題なさそうですが〜。


おろしたエンジンのポンプを取り外します。


ガスケットを作って、ポンプを交換しました。


1300回転くらいで、このくらい出ます。エンジンが温まるとオイルがやわらかくなり、出が悪くなります。回転を上げないとほとんど出ません。
圧力が上がらない原因はポンプじゃないみたいです。どこかで圧力が逃げていると思われます。


その他、プレッシャレギュレータからもかなりオイル漏れしてます。インジケータの出が悪いのはインジケータ自体に問題があるのかもしれません。次回、プレッシャレギュレータを交換してみます。


試走しているうちに、またかぶりました。真っ黒です。マフラーにサイレンサを入れたのも濃くなる原因かもしれません。次回、サイレンサを外してみます。



12月15日
プレッシャレギュレータ/インジケータを交換してみます。錆びてる方右が下ろしたエンジンに付いていたもの。


先週、プラグがかぶっていたので、インナサイレンサも外してみます。


試走しました。インジケータの出は変わらず。かぶる件はエアスクリューが1回転開けになっていたので、もう半回転あけて1.5回転に設定しました。


試走から戻ってプラグを確認します。碍子部分のカーボンの付きが前より良くなりました。


油圧を確認してみます。下ろしたエンジンはウレタンホースでヘッドへオイルを送っていたので、一式交換して、ホースを手持ちのテフロンに交換します。テフロンは半透明なので、オイルの流れが見えて良いです(笑)。暗くなってきて寒いので中断。


12月16日
近くのホームセンタでY字分岐(エア用部品)を買ってきて、分岐して圧力計につないでみます。3000〜4000rpmでもやっと1kg/cm2を少し超えるくらいです。アイドリングだと0.1〜0.2kg/cm2くらいです。低すぎと思います。



ヘインズの整備書では暖まった後、アイドリング時20〜25psi、普通に走った時65〜80psiとのこと、kg/cm2に変換すると、アイドリングで最低1.4kg/cm2、普通では最低4.5kg/cm2くらいになるはずです。ただし、測定の方法は圧力計だけを取り付けた時です。そこからヘッドへ送っている場合とは違います。元々の配管はオイルタンクへの戻り(スカベンジ側)をヘッドへ送っています。因みに圧力計だけ付けても圧力は上がらず。


ステンレスの薄板を曲げてステーを作り、タンクバンドに油圧計を固定できるようにしました。



12月22日
1号車と油圧を比べるために2号車のエンジンをかけようと思ったのですが、
2号車も調子悪いです(笑)。左側シリンダがかからずシングル状態です。とりあえず、キャブを外してみます。


ジェット類のつまりもなく、油面も左右でほぼ同じでした。シングル状態で20秒ほどして、プラグを外すと左側のプラグはガソリンでしっとり濡れています。左シリンダにもガソリンが入っているということです。


12月23日
プラグはスパークしています。キックでタイミングライトも点きます。コンプレッションゲージは10mmアダプタが無いので測れていませんが、キックをした感じでは圧縮もあります。ということで、点火時期を確認します。上死点を出したあと、クランクプーリに分度器を両面テープで貼り付けました。


マグネトーのコンタクトブレーカで抵抗を測って開くタイミングを確認します。閉じると0.6Ω、開くと1.2オーム以上になります。右側は34度、左側は30度でした。若干ずれてますが、エンジンがかからないというような大きなずれはありませんでした。まあ、ブレーカのカムは一つなので、相対的にはずれません、片側がかかるということはもう片側もそんなにずれないということです。ちなみに三菱のマグネトーは固定進角です。


ん〜困った。再度、キャブをばらしました。一通り分解、エアブローをして戻しました。現象変わらず。寒くなってきたので中断しました。来週、右と左のキャブを入れ替えてみます。10mmのアダプタを作って?コンプレッションも測る必要あります。



12月31日
新しいコンプレッションテスタ購入しました。以前に使っていたのは10mmのアダプタが入手できなくなってました。まあ、作ってもいいんですが、3000円なら買った方が早いです。今回のは3種類の大きさのアダプタが付属しています。


早速、測ってみました。アクセルを全開にして、思いっきり3回キックしてみます。左右ともほぼ同じ圧力でした。


キャブを左右入れ替えてみようと思ったのですが、スロットルのシャフトのシール(左キャブの左側は鉄製キャップ、右キャブの右側は鉄製リングとオイルシール)が圧入してあります。このシャフトの通路はスロットルバルブの上側の空間と繋がってます。とりあえず、右キャブに移動して、オイルシールの部分にゴム栓をしてエンジンをかけてみました。かかる気配があるのですが、ダメでした。もしかするとキャブが原因じゃないかもしれません。