<第1回目:’99年2月15日>

CNC化初めのページです。
不定期ですが少しづつ更新していきます。
今回は購入した中古機械の紹介と改良方針を紹介します。


購入した長谷川機械製のフライス盤


 


’71年製、30年間近く、どこの工場で使われていたので しょう?
 
 



立、横両用ですが、切り替えが面倒です。
何10Kgもあるヘッドをおろさないとアーバサポートがつき ませんが、
車/二輪関係では立フライスを使うことが多いので特に問題に なりません。


 



フライス盤と同時に購入した旋盤です。
 
 


こちらは昭和41年製のようです。会社は変わりましたが
立谷川機械工業で同じモデルが作られているようです。


 
 


フライス盤に取り付ける予定のステッピングモータ
アメリカ製?の2相バイポーラ型、1回転200ステップ
のモータです。定格は2.48V、4Aです。本来はDC
サーボモータを使用したいところですが、このモータが
廃棄されるということで、これを使用しようと思います。
 
 



機械は電源と重量の問題で会社の工作室に搬入しました。
電源は3相200Vで、重量はそれぞれ500Kg程度と思わ れます。
電源は単相100Vのモータに交換すればどうにかなります が、
1台500Kgではアパートにいれるわけにもいかず、
会社の工作室に入れました。
 

CNC化へのステップ

1.モータを3軸にとりつけます。
2.ドライバーを作成し3軸を自由に動かせるようにします。
3.PC用のIFを作成して、PCから3軸を制御できるよう にします。
4.PC用のプログラムを作成し、PCで自動送りができるよ うにします。
5.CADデータからの変換プログラムを作成して、自動切削 できるようにします。
6.主軸に高さのセンサーを取り付け、3次元形状入力し、そ のデータで切削ができるようにします。
 

第2回目は3軸にモータを取り付けるための準備段階を 紹介します。