<第4回目:’99年5月5日>

今回はステッピングモータのドライバユニットの製作状況を
報告します。今回はドライバ基板と電源の作製です。


今回使用する東芝製のバイポーラ用
ステッピングモータドライバ用TA8435H。
マイクロステップ駆動も可能なPWMドライバです。
詳しくはデータシートを参照してください。
TA8435HQ_datasheet.pdf







1軸用のドライバ基板。入力信号はノイズ対策のため
フォトカプラでアイソレートします。電源は5Vと24Vを
使います。出力は2つのリミット信号を出力します。
 
 




X,Y,Z軸用に3枚のドライバ基板を作成します。
ドライバICにはヒートシンクをり付けるための
アルミのスペーサが取り付けてあります。







筐体のベース板に取り付けた電源ユニットです。
PC用のAT電源を直列に接続して24Vを作ります。
今回使用するステッピングモータは1相あたり1.5A
程度の電流が必要です。3つのモータでは9−10A
必要になります。AT電源は12Vで10−12A流せる
ものもあり、社内に転がっていたものを使用しました。
 
 




筐体の背面に取り付けたヒートシンクです。
3個取り付けると、19インチラックにぴったりでした。







ドライバ基板のテスト用に作った信号発生器です。
クロック、CW/CCW信号とイネーブル信号を出力
します、クロック用に555とフォトカプラのドライブに
74HC14を使用。  





第5回目はドライバユニットを完成させ、PC用のIF 基板の紹介をします。