XYZテーブルに取り付ける
レーザユニットの作製
第1回目
昔、もらったCNC-XYZテーブルに取り付ける
Co2レーザユニットを作製していきます。
2014年
8月23日
ガレージのページから分岐。XYZテーブルの上の本棚を12cmほど上に上げました。テーブルから本棚まで約85cmくらい。
8月30日
中国のAliexpressで40Wの炭酸ガスレーザのセットが送料も含めて300ドル以下で買えます。40Wの出力だと5mmのアクリル板がゆっくり切れるようです。因みに40Wの加工機の完成品は9万円以下でヤフオクで買えるようです。
40Wの炭酸ガスレーザ専用電源。67ドル。チューブと電源はEMSで頼みました。1〜2週間で来るはずです。
炭酸ガスレーザ用の集光レンズです。2個で33ドル。4個購入しました。これは郵便で来ます。合計で285ドルです。
ということで、前回からXYZテープル上の本棚を上げていたのはレーザ加工機にするための作業でした。今度はさらにテーブルが乗っている台を下げます。約8cmくらい下がりました。台は単管で組立ているので、簡単に高さ調整ができます。本棚まで約93〜4cm確保できました。ちなみにレーザチューブの全長は70cmです。オープンタイプの簡易加工機なのでレーザは上から下に直接飛ばします。通常の加工機ではミラーを3個使って水平のレーザを下に向けています。
レーザチューブは水冷です。ポリタンとタンクを乗せる台の単管部品をホームセンタで購入しました。早速、組立、タンクにはクーラントを少し混ぜておきました。
ヤフオクで購入した水中ポンプです。12V仕様。ポリタンクに沈めます。
ケーブルは蛇口から出して試運転しました。動作良好です。この他エアポンプも必要です。
9月6日
中国のAliexpressで購入した40Wのレーザチューブが送られてきました。壊れないように発砲スチロールと段ボールとスポンジで厳重に梱包されていました。
こちらは専用電源です。110Vと220Vの切り替えができます。
焦点距離約50mmの集光レンズ4個です。頼んだ時は郵便扱いだったんですが、電源に同梱されていました。
レーザチューブの付属品のシリコンホースとシリコンシーリング剤。因みにホースはレーザチューブには細くて刺さりません(笑)。
早速試し撃ちの準備をします。電源には説明書は付属していません。ここに接続図がありました。これを参考に、ボリュームと発射スイッチを接続します。ナイロンコネクタの手持ちは無いので、ICソケット(丸ピンじゃない安いやつ)をちょん切ってコネクタの代わりにしました。
試射の全景です。先週作製した水冷ポンプを接続します。
左はレーザの発射側です。水冷ホースとマイナス電極を接続します。黒のビニールテープはちょっとぶつけると簡単に壊れそうだったので、真空引ニップル部の保護です。右は逆側の全反射の鏡の入っている方、同じく水ホースとプラス側電極を接続します。
炭酸ガスレーザはアクリルで吸収されます。3mm厚のアクリルを追加して保護メガネを強化しました。
準備完了。いよいよ試射、ドキがムネムネする瞬間です(笑)。クリックすると動画を再生します。
9月7日
オークションで購入したオムロンのフォトインタラプタです。レーザ加工機と3Dプリンタでは加工範囲が異なるためスイッチで切り替える予定です。オークションでは2個しか買えなかったので、モノタロウで2個追加購入しておきました。
近所の2輪パーツ屋で購入してきたハイテンションケーブルです。レーザチューブのプラス側の配線です。
ハイテンションケーブルのついでに購入してきた燃料フィルタを水冷タンクに取り付けました。
レーザチューブは外径75mmのアクリルのパイプに組み込みます。とりあえず、レーザチューブの固定用スリーブをナイロンで作製開始しました。実物が無いので大き目に作って後で調整します。