1月8日
去年の暮れに入手したF1。当初この状態で乗る予定ですが、フレームの内側が荒れているのを見て、全バラすることにしました。この日はフレーム単体にすることはできずに明日に持ち越し。
外装で使用している切削ボルト以外にもタペットカバーやクラッチのアウターなどを止めているボルトもチタン製のようです。
1月9日
昨日に引き続き、分解。2日かけてようやくフレームが単体で分離でき、エンジンも単体になり、馬の上に残りました。ブラストをかけるため、エンジンのシリンダから上とフレームを会社に移動。
1月10日
シリンダとヘッドをブラスト。目どめに結構時間がかります。重力式のブラスターのため、砂の入れ替えが面倒。ブルーシートを敷いた打ちっぱなしでは70%くらいしか砂が回収できず。ちゃんとしたブラスト用のボックスがほしいとこどです。この日はシリンダー2個、ヘッド2個で4時を回り暗くなってきたのでヘッド1個を残して中断。
1月22日
残りのヘッドにサンドブラストをかけ、フレーム補強の様子を塗装を剥がして調べてみましたが、ロー付けでした。
1月23日
ブラストの終わったヘッド2個を三鷹ホンダ萩野モータースに持ち込みヘッドの点検を行いました。インテーク側バルブは燃焼室にガソリンを注ぐだけで、漏れてくる状態です。これは擦りあわせが必要です。外装はハリスタイプを注文しました。納期は2ー3週間とのことです。
2月12日
ハリスタイプのシートに対応して、フレームをカットし、必要な補強とステーを溶接しました。マフラー用のステーが付いていた部分も切り落としてたため前側に移設しました。また、タペットカバーにはオイルクラーのステーを溶接し、ステーは12mmのアルミで別のページで制作中のCNCフライスで切削しました。
乾式クラッチの熱対策のためカバーに穴開け加工をしました。
2月19日
ブラストで残っていた、両サイドのクランクケースカバーにブラストをかけ、シートに合わせて最終的にカットを行い、補強の溶接の穴をポリパテで埋めて塗装の前処理を完了。パテを使用したため、粉体塗装は出来なくなり、通常の焼き付け塗装を行う予定。
3月18日
フレームとホイルが塗装から上がってきました。フレームは白、ホイルは金色に塗装しました。
タンクは自分で塗装を剥離し始めたのですが、パテが出てきたため、中止しブラストを行いました。いずれも、西村コーティングに依頼しました。やはり、左側にヘコミがあり、パテで修正したようです。