<2002年1月−2月>

1月13日
バッテリーケースの位置を見るとチェーンと干渉しているようで、アルミのスペーサを作り、右側にオフセットしました。

点火ユニットを固定してタンク下の配線は一応完了しました。バッテリーから点火ユニットまで、太めのアース線をのばしてアースを強化しました。

ブレーキパッドも入れてみましたが、多少スポンジーです。原因は左下のパッドとピストンにほんの少し隙間があるためです。キャリパーサポートの平行度が悪いようです。

グリップエンドも旋盤で切削しネジを切って作りました。奥に見えるのが元々付いていた物です。これは振動を防止するために鉄製でした。新規に作ったものはアルミ製です。右側の方が少し長くなっています。これは左のスイッチと右のキルスイッチ/スロットルホルダーの長さが違うためです。

スピードメータをベリアに変更したので、メータケーブルが合わなくなりました。試しに851のメータケーブルを付けてみましたが長さもちょうど良いようです。これは買い足さないといけません。

 

1月20日
バッテリーをバッテリーケースに入れて仮止めしました。エンジン側も直接アース線を配線しました。最終的な配線の検査をしていないので12Vは接続していません。

リアのマスタは11mmくらいの太いパイプなので途中でアルミのカプラを作ってブレンボの太さ(約7mm)まで絞ります。7mmの耐油ホースは買い忘れました。ブレーキスイッチは配線しましたが取付けブラケットがないのでぶら下がってます。

タイミングベルト、燃料パイプとフィルタも取付けました。フロントのFCRのパイプの取付け部はなぜか後ろ向きに固定で回転しません。リアのは360度自由に回転するのですが〜その他、オイルフィルタと851用のスピードメータケーブルも入手しました。

 

2月2日
ベリアの油温センサーに磁石を取付けました。アルミを削って丸棒磁石を固定できるようにしました。

バッテリーを接続して、電気系の検査を行いました。ニュートラルSWとリアブレーキSWを逆に配線していました。また、メータパネルのウインカのインジケータがつきませんでしたが、その他は問題無いようです。セルモータも回り、プラグもスパークしました。

安いフラッシング用のオイルを入れてポリタンクにはガソリンを入れ、早速エンジンをかけようとしたところ、リアのFCRからガソリンが漏れてきました。パッキンが硬化してしていたようです。とりあえず液体パッキンで急場をしのぎました。

とりあえずガソリン漏れが直ったので、エンジンをかけてみました。FCRの加速ポンプを動作させて、クランキングをすると直ぐにエンジンがかかりました。30〜40秒くらいで今度はオイルが漏れてきました。エンジンのヘッドにオイルを送るジョイントの根元に亀裂が入っていたようです。まし締めしようとしたところ折れてしましたました。上側がヘッドのラインです。下はオイルプレッシャSWが付いていた所です。通常のジョイント部分に加工をしてネジを切り、分岐させていたようです。ネジ径は7mmでした。アルミ製のジョイントを使用してネジを切ったため薄くなりすぎて強度が弱くなっていたようです。逆タップで残った方は取れると思います。ステンレス製のジョイントを加工して7mmのネジを切れば、そのまま使えると思われます。

 

2月11日
リアのブレーキリザーブタンクの配管しました。右は耐油ホースがブレーキフルードに耐えられるか実験していた物です。フルードを入れて野外に3週間ぼどぶる下げておきましたが、問題無いようです。このホースはバイク用品屋さんで売っているのですが、”耐油”としか表記されていません。本来は燃料用のようです。また、ブローバイ用のホースも取付けました。キャッチタンクは作っていないので、シートの下まで延ばしてそのまま開放しています。

先週、破損したヘッドへのオイルラインを取付けました。7mmのネジを切ろうと思ったのですが、ステンレスのジョイントが近場で入手できなかったことと、旋盤ではネジの切り上げが難しいため、ジョイント部と相手側の穴を7.2mmに加工して圧入しました。念のため、止めネジを入れておきました。下のオイルブレッシャSWの取付けネジも斜めに切ってあったので、補正する斜めのワッシャを作って挟みました。

先週お預けとなっていたエンジンをかけてみました。アイドリングはするもののアイドリングの上から1500回転くらいまでの間に前シリンダが失火しているような感じです。原因は不明ですが、試走してみないと何とも言えません。上はふけているようです。長時間になると、近所迷惑なのでマフラーの後ろに詰め物をして調子をしました(笑)

 

2月2日2月11日時点の残件まとめ:

買うもの:

・チェーン(発注済み)

851用スピードメータケーブル

燃料パイプ/フィルタ

リアブレーキスイッチ

リアブレーキリザーブパイプ

オイルフィルタ
 

作るもの:

・チェーンカバー

・オイルキャッチタンク

・フロントスプロケットカバー

・ステアリングダンパーブラケット

・リアブレーキスイッチブラケット
 

調整が必要なもの:

・キャリパーサポート平行度調整/シム作製?

・フロントスプロケットのガタ取り?

・ハイスロット過ぎ調整?
 

作業が必要なもの:

タイミングベルト取付け

ブリーザパイプ/キャッチタンク取付け

セルモータ/リレー配線

リアブレーキスイッチ配線

メータLEDインジケータ/照明配線

リアブレーキリザーブタンク配管

・エンジンオイルフラッシング

電気系配線確認