<2000年6月−8月まで>
 

6月1日
当初バルブの擦り合わせを自分で行ってエンジンを組む予定でしたが、擦り合わせでは到底対処できないことが解り、オーバーホールへ出したヘッドが上がってきました。バルブシート打ち替え、バルブ擦り合わせ、バルブ研磨、シム調整を行いました。作業はナオエ・マシナリーで行いました。やはり、モンジュイカムが組み込まれていました。

 

6月16日
タンク、フロントカウル、シートカウルが塗装から上がってきました。写真で光の関係で朱色に見えますが、916レッドです。

手本となっているのは84-85年のドゥカティのファクトリレーサーです。

 

7月20日
フロントフォークの塗装とトップブリッジのサンドブラストを行いました。フロントフォークはサンドブラスト後、ガンメタ系の缶スプレー、上塗りは2液性のウレタンクリアを塗装しました。フロントフォークはFZR400RRの物らしいことが分かりました。カウルステー用のセンターハブも旋盤で削り出し、新規に作成しました。トップブリッジはブラストしたままです。

 

7月22日
バッテリーケースを作成しました。3mmのアルミ版を切りとり、TIG溶接でBOX型に溶接しました。シートカウルに収納できなくなったため、スイングアーム下に吊り下げる方式にしました。

 

8月6日
ヘッドをクランクケースと合体させました。

 

8月24日
エンジンにフレームを乗せてみました。ベベル系は一人でフレームを乗せるのが難しいのですが、F1系は簡単です。上からかぶせるだけです。

続いてスイングアームとトップブリッジを仮組みしてみます。

フレーム側には下より大きいオイルクーラを取りつける予定です。仮止めしてみましたが、ホースとフィッテングも買い足さないといけません。