バーキンの再生
その3
2026年
6月25日
バーキンのバックプレートには何用か分からない長穴が開いています。ここにはプラスチックのカバーが嵌っています。ワーゲンのホイールシリンダの8mmの取り付け穴は赤丸のところにきます。丁度長穴と重なります。ワーゲンのホイールシリンダが安定して取り付けられるように、補助プレートを作製します。

長穴に勘合する補助プレートの図面をQcadで作成します。

4mm厚のアルミ板からCNCフライスで切り出しました。ちょっと島が残ったので、後加工しました。

左側のバックプレートの長穴に合わせてみます。いいようです。

長穴の寸法はよさそうなので、ミラー反転して、右側も切り出しました。

完成した補助プレートをバックプレートに合わせてみます。

ホイールシリンダ側から見ると下のようになります。バックプレートの厚みは約2.4mmで、補助プレートの長穴の凸部は2mmです。ホイールシリンダに干渉しないように少し薄くなっています。

左側のバックプレートを外します。固定ボルトを4個外すと、ハーフシャフトが抜けます。少しデフオイルが漏れました。バックプレートの塗装は剥げているので、予備の方を加工して使う予定です。


ショップからワーゲン用のホイールシリンダが到着しました。

6月26日
ワーゲンのホイールシリンダはシリンダを縮めたときの幅が9mmくらい広いです。シューを少し削る必要があります。

予備部品のバックプレートをホイールシリンダに合わせて加工します。円形部はエアリューターと超鋼ビットで広げます。

8mmの固定ネジ部も加工して、取り付けできるようになりました。

補助プレートを使ってワーゲンのホイールシリンダが左右のバックプレートに付きました。

ホイールシリンダが長くなった分シューを少し削りました。ホイールシリンダ側が2mm、下側は4mmです。左側のシューはフルードが付いてしまったので、左右とも予備部品をつかいます。

左側のバックプレートとハーフシャフトを戻しました。ドラムをはめて、サイドブレーキが効くことを確認しました。

同様に右側もバックプレートとハーフシャフトを戻しました。シューの開き具合を調整するギアを回して、左右で同じくらいサイドブレーキが効くようにしました。

6月28日
リアブレーキのエア抜きを行います。前回と同様にエアのみの加圧式です。

アダプタをリザーブタンクの上に密着させます。

タンクに加圧します。1kg/cm^2くらいまでにしておかないと、リザーブタンクが割れます。

ブリーザ側は負圧にしないで、そのまま解放して排出した方がホース内のエアの状態が良くわかります。負圧にすると、ニップルの隙間がらエアが入ってくるようです。

リザーブタンクの中は一定以下になると、仕切りがあって前後が分かれる仕組みです。写真の左側からみると、フロント側のフルードしか見えないのでエア抜きの時は注意が必要です。初め分からなくて、フルードが最後まで減ってズルズル状態になり失敗しました。今回はホース内のエアの量が多く、何回かリザーブタンクにフルードを追加しないとダメでした。

ブレーキシューの続きです。シューはプジョーの305と同じ部品ですが、汎用の型番が判明しました。フェロードのFSB178です。

Ebayで同じ部品を検索すると互換リストが表示されます。

6月29日
ドラムとホイールを戻す前に防水対策をします。バックプレートに開いている元の取り付け穴をセメダインスパーXで埋めておきました。


6月30日
前回不調だった、フルード警告灯はなぜか、今回正常に点灯します。

中央のウキでセンスしています。木の棒で押し込むと、警告灯が点灯しました。

7月2日
トノカバーは以前、染めQで染めて、柔軟剤で伸ばしてホックが嵌るようになったのですが、引っ張り過ぎで赤枠のように破れてきました。だんだん広がってきています。

Gパンの切れ端を裏当てにして、太い糸で縫って、セメダインスパーXでほつれ防止しておきます。

表側はこんな感じ、これ以上、広がらないといいです。

車体下のケーブルが垂れ下がっていたので、少し引っ張って、よくなりました

