トライトン
メンテナンス&モディファイ その25
2026年
2月11日
フロントフォークのシール交換の続きです。アウタは目張りをして、フロントフェンダのボスの切り取り部を目立たなくするために、サンドブラストします。

塗料はトップヒートの耐熱シルバーを使います。気温が低いので、スプレー缶をお湯で温めながら塗装します。


塗装完了しました。この塗料は焼き付けすると、耐油、耐ガソリン性が出ます。この後、ストーブで焼き付けする予定です。

2月12日
ストーブで焼き付け中です。

同じ外径のインパクトのソケットでオイルシールを圧入しました。体重をかけるだけで圧入できます。

シールをクリップで固定して、付属のシリコングリスを付けて、インナを入れました。

続いて、ダストシールを入れます。

車体にフォークを仮止めしました。

SRのオイル量は約220ccのようですが、スプリングもスペーサも純正ではないようなので、少な目の200ccを入れます。スズキのオイルは赤でした。

キャップを戻して、フォークを固定しました。

スペーサ、メータギアを入れて、ホイールを戻しました。

2月13日
キャリパを戻しました。

フロントフェンダの取り付けボルトはステンレスの6角穴付きですが、そのままだと、いまいちなので10度加工します。

大小4個づつ、旋盤で10度加工をしました。


10度加工をしたボルトでフロントフェンダを取り付けます。

フロントカウルも戻して、フロントフォークのシール交換作業完了です。使っていなかったフェンダのボスもなくなってスッキリしました。

早速、試乗しました。隣町まで行って、ガソリン給油とスーパで買い物をして戻ってきました。フロント周りは特に問題なさそうです。ちょっと、クラッチレバーの戻りが遅いです。ケーブルに注油すると良さそうです。エンジンはキック1〜2回でかかり、調子が良いです。

2月14日
電動自転車で運動不足解消の前にクラッチレバー側のケーブルに注油しておきました。

運動不足解消から帰ると、ケーブルの端から、オイルが洩れていました。

下にも大分溜まっています。ケーブル全体にオイルが通ったと思います。

2月16日
クラッチレバーが外れているので、ついでにブレーキレバーも外して、先端を液体ゴムでコーティングしました。

下はスプレー缶タイプの液体ゴムです。そのまま、スプレーだと、境目がいまいちなので、容器に移して、ドブ付けしました。

1号車に付けていた、トマゼリのレバーのゴムコーティングを真似してみました。今買える新品はレプリカだと思います。

レバーを戻しました。ケーブルに注油したおかげで、クラッチの動きがスムーズになりました。

2月17日
クラッチが軽くなったので、役所まで試走しました。往復で15kmくらいです。良い感じです。

2月19日
スピード、タコメータを変更したいと思います。今付いているスピードメータはデイトナのべリア風です。ケーブルはSR用の18インチ用ギアを使用して、フロントホイールから取り出しています。

タコメータはスミスのATRCのレプリカ?と思われます。このメータは下の方でズレがかなりあります。本物のATRCは誤差1%とのことです。

メータの前側はすぐフロントカウルなので、下のようにプラスチックのマイタギアでアングルに変換しています。

ebayではクロノメトリックがヤフーオークションの半額くらいで出ています。ただし、安いものは”動くかもしれないけど、修理前提”というのが多いです。下は8000rpmのタコメータです。8000rpmのメータはギア比が2:1が多いようです。回転方向も時計/反時計があり注意が必要です。

タコメータのケーブルはエンジン右側のタイミングギアカバーから取り出していて、実車で確認したところ、クランク4回転でケーブルが1回転する4:1でした。カム軸で1/2、ウォームギヤでさらに1/2で合計で1/4になっています。上の2:1のメータを繋ぐと、回転数が半分で表示されます。

日本のスピードメータは60km/h時に1400rpmに決まっている一方、クロノメトリックではマイル/キロ表示、車種によって専用ギア比になっていて、厄介です。マイル表示では60mp/h時に1600rpmや1550rpmが多いようです。

役所に用があったので、再度、トライトンで行きましたが、テール/ストップランプが半分しか点灯しませんでした。

戻ってから分解してみたところ、5個直列が2グループで、合計10個のLEDで構成されていました。確認したところ、LEDの1個がオープン状態で壊れていました。手持ちの5mmの赤色LEDと交換して直りました。振動が大きいので壊れやすいと思います。


2月21日
ebayでクロノメトリックのスピードメータを購入しました。条件は5万円前後の動作品です。購入したものは最高速度80mph表記で、目盛りは90mphまで刻まれています。キロにすると144km/hです。多分、高速道路は乗らないので、これで十分と思います。大きく針が動いた方がクロノ感があっていいです(笑)。

因みに、日本の仕様で正しく、指示を合わせるには減速ギアBOXが必要です。Chatgptに聞いたところ、このメータの入力回転数は3種類あるとのことです。減速比も計算してもらいました。正しく、マイルで表示するようにギアBOXを作製して、その後、計器盤にkm/hのシールを貼れば分かりやすいです。

2月21日
ebayで購入したクロノのスピードメータですが、ロイヤルメールから2月23日に到着するという連絡がありました。イギリス国内のebay国際配送センタに到着する日程みたいです(笑)。実際の到着予定は3月12日前後です。

2月23日
この日は暖かく、23℃くらいの予報です。少し遠乗りしようと思ったのですが、エンジンが温まると息つきしてきました。8kmくらい走ったところで引き返してきました。

電気系と思って点検を始めたのですが、CRキャブのチョークバルブのキャップが割れていました。連結している2気筒とも割れてました。左の赤バツが割れたキャップです。右の赤枠にバルブが収まります。CRのチョーク(スタータ)はエア洩れすることもあって、キャンセルする人も多いようです。ただ、息つきの原因はこれではないと思います。


部品は単体で買え、楽天の送料が安かったので注文しておきました。メーカ取り寄せなので、納期未定です。

2月24日
前から気になっていたのですが、三菱のマグネトーは1次コイル1個でポイントが2つあります。どんな回路になっているのか、取り外して、確認したいと思います。

以下、航空機のマグネトーの解説動画です。マグネトーの解説で一番分かりやすい動画です。この動画のようにデスビを使う場合や捨て点火なら単純です。

三菱のマグネトーはハイテンションコイルが別なので、1気筒なら下と同じ構成です。

マグネトーを取り外す準備です。タイミングギアカバー外して、各ギアのマークを合わせて、赤枠のマグネトーのギアにもマークを追加しました。三菱のマグネトーのギアはテーパ勘合なので、組み立ての時に位置を戻せるようにしておきます。この後、シャフトとギアにもマークが必要です。因みに、アイドルギアは47Tでカムギアの56Tと違うため、マークを合わせるには、何回もキックしてクランクを回す必要があります。Chatgptで計算したところ、平均で48回、最大で94回です(笑)。

2月25日
マグネトーの取り外しの続きです。赤枠のように予備のクランクギアを噛ませて、回り止めしてから、マグネトーギアのナットを緩めて外します。

マグネトーギアとシャフトにマークします。この時のポイント側の写真も撮っておきます。右気筒が上死点近くなので、上の右気筒用ポイントはカムに押されて開いています。シャフトのスジとカムのベークライトの端が一致しています。


トライアンフ用のギアプーラでマグネトーギアをシャフトから抜きました。

エンジンに固定している
3個のナットを外すと、マグネトーが取り外せました。

早速、回路の解析します。すごく単純な回路でした。

コンデンサの容量を確認しておきます。約0.3uFでした。双方とも同じくらいの容量がありました。

銘板の写真を撮っておきます。型番はKMA−2L、製造年月日は78年11月のようです。メーカはKOSHIDA−SHOKOで、上カバーには三菱マークがついています。KOSHIDA−SHOKOで検索すると、今はコシダテックという会社になっていました。三菱の関連会社のようです。


解析の結果を回路図にしておきます。コイルの両端がそれぞれのポイントと出力に繋がっています。

2月26日
マグネトーが外れているので単体で動作確認します。出力に5Ωの抵抗を接続して電圧を測定しました。軽く手で回した時に、双方とも約10Vマイナス側に電圧が出ました。


車体から点火コイルとプラグを外して点火系全体の動作確認も行います。軽く回した時でもプラグに火花が飛ぶことを確認しました。室温では動作は問題なさそうです。

コイルの抵抗値の確認をしたところ、1次側は抵抗ではなく、順方向電圧0.6Vのダイオードと判定されます。2次側は約6KΩでした。chatgptに聞いたところ、このコイルはCDI用で、実際にダイオードが入ってるようです。


CRキャブのチョークバルブのキャップの入荷予定の連絡がありましたが、3月末とのことです。

とりあえず、割れたキャップは接着して、1ヶ月もたせます。右気筒のキャップも取り外しました。割れているので、左の赤枠のように下側が本体に残ってしまいます。細いマイナスドライバで少しづつ回して、取り外せました。右の赤枠のように、左気筒とまったく同じところで割れています。


割れたキャップはエポキシ接着剤で接着してみます。


回路図、動作確認ができたのでマグネトーをエンジンに戻しました。

2月27日
チョークバルブのキャップは1ヶ月来ないので、暫定でチョーク機能をキャンセルします。スプリングでバルブを押し付けているので、プラスチックのキャップは長年のストレスで割れてしまうようです。キャップの接着剤が硬化しました。

スプリングなしでチョークバルブを戻して、ワイヤリングで下側に押し付けて固定しました。チョーク用の空気の入り口はホースで止めておきます。フロート室にチョーク用ジェットがあるのですが、空気が入って来ないので、止めなくても大丈夫と思います。

2月27日
ヤフーオークションでクロノメトリックのタコメータを購入しました。全く競らなかったです(笑)。型番は1号車に付けていたのと同じRC.109です。動作確認済み、4:1の反時計回りなので、入力部を少し工夫すれば直ぐに動くはずです。難点は照明が無いことです。1号車は外部から白色LEDで照らしていました。

2月28日
マグネトーギアを戻して、カバーの取り付け、オイルラインとタコメータケーブルも戻しました。

チョークをキャンセルしたので、隣町まで給油ついでに試走しまし
た。キャブレタは問題無いですが、バッテリが上がり、帰りは電気系が停止寸前でした。走行距離が短かかったためか、息つきは確認できませんでした。

現状ではヘッドライト点灯時は2000回転くらい回っていないと充電しないので、赤枠のフィールドコ
イルに流す電流を少し増やしました。因みに、旧車なので日中はヘッドライトを点けなくても良いいので、電圧を監視して、ヘッドライトを点けないようにすれば、バッテリ上がりを防止できると思います。アンメータは付いているので、リアルタイムに充電しているか、放電しているかは確認できますが、バッテリ電圧は分からないので、電圧計を追加した方がいいです。

バッテリ電圧は9Vまで下がっていました。早速、充電しておきました。

アマゾンで小型の電圧計を購入しておきました。トップブリッジに貼って使えると思います。

3月1日
ヘッドライトのバルブを取り出して確認したところ、金口のツバの直径が25mmでph7というバルブです。

アマゾンで検索するとLEDバルブが見つかり、早速、注文しておきました。30Wから8Wなので30%以下の電力です。因みに、レギュレータはオルタネータに内蔵されいて、負荷が少なくなっても問題無いです。

アマゾンの電圧計が到着しました。テスタで12Vに設定した安定化電源の出力を測ったところ、11.9Vでした。精度はいいようです。

早速、トップブリッジに貼り付け、IG電源に接続しました。付属の両面テープで貼り付けただけです

