トライトン
メンテナンス&モディファイ その26
2026年
3月2日
ヤフーオークションで購入のクロノのタコメータが到着しました。外観はそこそこキレイですが、ベゼルのゴムは劣化してカチカチです。

タコメータの動作確認を行います。下は汎用の回転計です。計測ボタンとリセットボタンがあり、計測ボタンを押すと計測が始まり、ゆっくり針が動きます。

既知の回転数を作って、タコメータで測ってみます。旋盤はインバータで回転数は自由に可変できます。主軸を400rpmに設定します。クリックすると、短い動画をダウンロードします。

ケーブルの受けは四角形なので、木を削ってケーブルの代わりにします。400rpm、反時計回りで駆動します。1600rpmを示しています。4:1で動作良好です。リックすると、短い動画をダウンロードします。

息つきの再現と電圧計の動作確認で熊谷の業務スーパまで試走しました。片道約19kmです。この前息つきした時は23℃くらいありましたが、今日の気温は15℃くらいです。気温が低いためか?息つきは再現せず、電圧計は動作良好です。緑LEDの視認性も良好です。


試走から帰ったら、ヘッドライトのLEDバルブが到着していました。ソケットは正しく勘合しました。

早速、取り付けましたが、全長が長く、先端のアルミヒートシンクを少し削って取り付けました。消
費電力が下がったので、フィールドコイルの電流は元に戻しました。LEDは電力が1/3以下になって明るさは増しました。

この車両には前のオーナが追加したオイルフィルタが付いています。オイル交換をするので、フィルタも交換します。型番はLO−430Kで、取り付けネジがインチのタイプでした。


モノタロウでオイル、オイルフィルタとオルタネータ用のミシンベルトを注文しておきました。

3月3日
クロノのタコメータのベゼルのゴムはカチカチです。ゴムを交換します。

手持ちの大きいOリングを適当な長さに切って、瞬間接着剤で繋げて合わせました。


フロントカウルを外して、メータパネルを取り外しました。

メータパネルからタコメータ、スピードメータを外します。これはヤフーオークション売れそうです(笑)。

メータパネルの2.5mm厚アルミ板に開いているタコメータの穴をクロノ用の80mmに広げました。図面を書いて、CNCで削るより、ドリルとエアリュータの方が早いので手動で加工しました。この後、防振のスポンジゴム、表面パネルのカーボン板の作製が必要です。

3月4日
車体のステーに接続するL字金具の位置を中央に移動しました。仮止めしてみます。いいようです。

メータパネルの表面に貼るカーボン板を作製します。ケブラ入りカーボンクロスと普通のカーボンクロスをベース板に合わせて切り出します。型のアルミ板は離型ワックスを塗っておきます。

ケブラ入りとカーボンクロスを2層でポリエステル樹脂で積層しました。

防振用の30mm厚のスポンジゴムはジョイフル本田で購入済みです。

電動自転車の運動不足解消から帰ると、カーボン板の樹脂が硬化していました。早速、離型しました。ちゃんと積層できていて良かったです。


ebayで購入のクロノのスピードメータは日本に到着しているようです。通関待ちと思われます。

3月5日
メータパネルのカーボン板と30mm厚のスポンジゴムをラフに加工します。

カーボン板はゴム系の接着剤で貼り付けて、外形とメータ穴を仕上げました。

タコメータのアングルギアは少し調整するだけで使えました。因みに、ケーブルの取り付けネジは12mm、1mmピッチです。メータ固定も6mmネジです。これはスミスのクロノはフランスのイエーガー社なので、ネジはミリ系です。

ebayで購入のクロノのスピードメータが到着しました。緩衝材なのか?おまけなのか?1959年出版の”motorcycle practical handbook”という小冊子が入ってました(笑)。オドメータのリセットノブが無いです。時計回り、照明は6Vの電球が入っていました。これはLEDに交換します

早速、旋盤で500rpmでテストします。20mph弱を指しています。多分、1600TPMと思われます。クリックすると、短い動画をダウンロードします。

クロノのタコメータとスピードメータで雰囲気を確認。

モノタロウで購入のオイル、フィルタ、ミシンベルトが到着しました。

スピードメータの減速ギアBOXを作るために、メータギア比を確認します。フロントをチェーンブロックで吊るして確認します。ホイール1回転で、赤枠のメータケーブルは2回転と4/3強回ります。SRの18インチ用のギア10:28だと思います。2.8倍速です。ケーブルは時計回り、タコメータも時計回りなので、ギアで減速すると反転してしまうためアイドルギアが必要です。適当な部品があれば、細いタイミングベルトの方がいいかもしれません。

フロントタイヤの外周を測ります。タコ糸をまわして約180cmした。

3月6日
クロノのスピードメータのオドメータのリセットノブの付け根がグラグラだったので、エポキシ接着剤で接着しておきました。ネジなどで固定されているわけではなく、圧入みたいですが、抜けないのにグラグラでした。

左はガレージの天井物置から出てきた1号車の予備に購入した40mm幅のプライマリタイミングベルトです。ボブニュービー製のクラッチ/タイミングベルトコンバージョン用で40mmはレース用です。長さは880で12000円くらいしたと思います。長さが同じなら、40mmを30mmに切って使えると思ったのですが、今付いている右の方は920で長く、使えませんでした。残念でした。


スピードメータのオドメータのリセットノブを真鍮の棒から作りました。久しぶりにローレット加工しました。

ノブが完成しました。1mmの穴を開けてステンレワイヤを通して回り止めします。

3月7日
スピードメータの6Vの電球を金口から外して、白色のLED3個に交換しました。LEDは前面に放射するため、いまいちメータ内は暗いです。夜は乗らないので問題ないです。

スピードメータの減速機構を考え中。フロントタイヤは17インチで外周は約180cm、時速60マイルで(時速96キロ)走行なら、約889rpmです。メータギアは2.8倍です。メータケーブルは2489rpmで回転します。クロノのスピードメータは1600TPM(1マイル走行すると1600回転するという意味で、時速60マイルなら、1600rpmです)です。正しく、速度を表示するには2489/1600=0.64くらいで減速する必要があります。そのままギアを2個使うと、回転が反転してしまい、アイドラーを追加すると軸が3本になり面倒です。細いタイミングベルトなら2軸で、面倒が無いです。GT2規格で4mmの細いベルトがあり、軸間も25mmくらいにできます。ただ、モノタロウでは加工前提のプーリはありますが、軸間を25mmにする短いベルトが無いです。

3月8日
デイトナのスピードメータのケーブル代わりの四角ロッドは細くて合わないので新規に真鍮棒から作製しました。二面寸法は3mm強です。インデックスを使うと、90度づつ回転させて四角形が簡単に作れます。

ロッドが完成しました。マイタギアと組み合わせます。

ロッドはメータに刺さっているだけで、そのままだと、少しグラグラします。テフロンで外径は8mm、内径4mm、2.5mm厚のワッシャを作ってグラグラ防止します。赤枠にワッシャが入ってグラグラが低減されます。タコメータ用にも作っておきました。


タイミングベルトで減速します。chatgptに聞いてプーリ選定しました。条件はGT2の
4mm幅ベルト、軸間25mm、減速比0.64で、回答は18T、28Tのプーリが選定されました。

モノタロウでは扱ってなく、屋号を持っている友人に
頼んで、ミスミで注文してもらいました。18Tプーリはシャフト径が5mmなので、6mmで開け直しが必要です。

ラフ図を書いて、減速機構の作製の準備
をしておきました。緑枠は今あるケーブル入力軸です。新しくプーリの軸を取り付けるステーを追加して2軸にします。3mm厚のL字アルミチャンネルから作製します。ベルトのテンションが調整できるようにする必要があります。

3月9日
クロノのスピードメータのタイミングベルト減速機構の続きです。90度変換ギア/プーリホルダを作製しました。右側が新しく作ったホルダです。シャフトは6mmの真鍮製で両端はミニチュアベアリングです。左側は元々はスミスのタコメータ用の90度変換ギアホルダです。部品は全て以前作ったときの予備がありました。

2つのホルダを重ねて使います。矢印がメータギアからの入力、左の小さい赤枠に18Tプーリ、右側に28Tプーリを取り付けます。プーリとベルトが来れば長穴加工をしてベルトテンションを調整できるようにします。

3月10日
クロノメータの押さえプレートを作製しました。入力軸の逃げを付けて、両端を少し曲げます。アルマイトがかかっているので後でサンドブラストします。

押さえプレートはベース板の裏からメータを固定します。ベース板に溝加工をすると、ズレ防止になると思います。

アングル/減速ギアが干渉しないことを確認しました。

3月11日
押さえプレートにサンドブラストして、オドメータのリセットノブは回しやすいように25mmほど延長しました。

オイル交換します。オイルのほどんどはシート下のタンクに入っています。 ホースを外して、オイルタンクのオイルを抜きました。


エキパイを取らないと、エンジンのドレン/簡易フィルタが外せないです。左気筒は分割ですが、右気筒は後ろまで繋がっています。変則的です。

ドレン/簡易フィルタを外すと、クランクケースからも少しオイルが出てきます。網フィルタは緑枠のスカベンジパイプとの隙間が多く、効果的に働いていないように思います。

新しい外付けのオイルフィルタを取り付けました。

3月12日
ドレン/簡易フィルタのガスケットは古くなっていたので、ガスケット紙からカッタで切って作製しました。

脱脂してシリコンシーリングを塗って戻しました。

エキパイ、サイレンサも戻します。シリコンシーリングが硬化したら、オイルを入れます。


3月13日
クロノのスピードメータを仮止めして、フロントカウルと干渉しない取り付け角度を探します。赤枠にタイミングベルトを使った減速機構が入ります。スペースがキチキチです。

ギリギリでフロントカウル、取り付けステーに干渉しないところがありました。ただ、オドメータのリセットノブは外からは手が届かないタコメータ側になっています。ノブは引きながら回す必要があるので、バネ式のリモートは使えないです。

ドレン/簡易フィルタのシリコンシーリングが硬化したと思われるので、オイルを約3.5L入れました。

クロノメトリックはメータの奥行が約30mmです。今回はそれに合わせての防振用のスポン
ジゴムも30mmで作製しています。以前は普通のメータに合わせてスポンジゴムの厚みは50mmでした。ということは、手前に20mmの余裕があり、
移動することができます。

早速、ベース板を手前に20mm移動するステーを作製しました。

20mm移動するとスピードメータの固定角度に自由度が出て、赤枠の減速機構も付けてギリギリでオドメータのリセットノブが右側で固定することができます。この状態でフロントカウルを仮止めします。

赤枠のリセットノブが右側に来て、手で回せるようになりました。

スピードメータの取り付け角度は下のような感じです。タコメータもスピードメータに針を合わせるとキレイです。

3月14日
上で作製した20mmの延長ステーに軽量穴あけ加工して、サンドブラスト、シールコートで防錆しました。右は古いステーです。

車体側のステーの上部に4mmのブラインドナットを追加してグラグラ防止します。

3月15日
2号車も元々はレーサーだったので、スロットルがハイスロ過ぎです。少しロースロ化します。スロットルはアクティブの巻き取り径36mmです。インデックスで巻取り部を削ります。

続いて、ワイヤ溝も深く加工します。

巻取り径は約29mmになりました。

アクセル開度55度位が80度位になりました。グリップはワイヤリングしておきました。

友人に頼んであったタイミングベルト、プーリが午前中に到着したした。

18Tプーリは穴径が5mmなので、6mmに拡張します。

仮組みしてみます。軸間は約25mmです。いいようです。

プーリはフランジ無しタイプなので、歯面に直接2.5mmの穴を開けて、タップで3mmのネジを切ります。

ベルトのテンションが調整できるようにステーには長穴加工します。その後、ベルトを通して2つのプーリをセットスクリューでシャフトに固定しました。

表示の確認を行います。旋盤を約613rpmで回転させます。

トライトンのスピードメータケーブルの回転数は60mph(96km/h)の時に2490rpmです。613rpmは約2490rpmの1/4です。なので、60/4=15mphで合っています。

