1198SPのメンテナンス&モディファイ

その3

2016年
1月9日
サムコシリコンホースをebayで購入したので交換する準備をします。クーラントを抜きます。ホースを交換するためにはリザーブタンクにアクセスする必要があり、そのためにはバッテリケースを外す必要があります。



バッテリケースを外すにはアンダカウルも外す必要があります。スタンドで持ち上げてアンダカウルを外せるようにします。一人作業の場合、1198はサイドスタンドを掛けたままで左アンダカウルが外せません。ガレージ前は砂利なのでスタンドが安定するように鉄板を敷きました。


英国からの国際郵便でサムコホースが到着しました。右はモノタロウで購入したノールマのステンレスバンド。丁度いい内径が無いので切って使います。数を間違えて購入しました。大きいのが4個、小さいのが8個が正解です。


純正のホースと比べるとこんな感じ。


バッテリケースと一緒に付いているリレーECUレギュレータも外します。これが結構面倒です〜


ホースの直径確認してバンドを切り詰めます。



やりやすい所から交換していきます。後で気が付きましたが長いホース写真は角度が間違ってました。


右側はブリーザラジエータリザーブタンク間の接続です。もしかすると、ホースが逆かもしれません。次回入れ替えます。


左側も終了しました。


ヤフオクで購入のタンクキャップです。3029円です。シルバーはもっと安いのですが、ロゴを入れるために、黒の必要があります。パッケージにヤマハ用って書いてあるけど共通なんでしょうか?


こちらはebayで購入のUSBのOBD2ケーブルアマゾンで購入のFIATの3ピンケーブルです。


1月10日
ヤフオクで購入した安売り品のクリアスクリーンに交換しました。3800円です。


FIAT3ピンOBD2ケーブルをタイラップで固定します。


クーラントを戻します。初めにリザーブを一杯にして、ちょい乗りしてから、少し待つとリザーブが減ります。その後、MAXまで追加します。


タンクキャップにロゴを入れます。バックステップのヒールガードと同じ原稿です。慎重にマスキングをして、スピードブラスタでブラストします。


ロゴ入れ完了しました。


先週、固定方法を変更したヒートガードワッシャを作ります。A2017材で外径15mmのワッシャを作製して取り付けました。


ブレーキとクラッチのマスタカップ揺れ止めを作ります。Qcadで図面を書いて〜


CNCで切削します。


ブラストを掛けて、曲げ加工をします。トップブリッジアルマイト処理から戻って来た後、トップブリッジと一緒に取り付け予定です。



1月17日

先週、逆に取り付けてしまった細いホースを直します。リザーブタンクラジエータの間は圧力がかかるので本来は耐圧ホースでなければいけません。これが普通のシリコンホースになっています。下は間違って付いている写真です。


先週と同様にバッテリボックスを取り外して、リザーブタンク内のクーラントを抜きます(笑)。


細いホース2本が取り外せました。SAMCOのマークが入っている方が耐圧ホースです。


ラジエータとリザーブ間は耐圧ホースに、リザーブのドレンホース
普通のシリコンホースに交換して完了です。


気温が低い時に高速道路を巡航すると水温が70℃を下回ります。サーモスタット壊れてい るのかと思い、1000円と安かったので878EVO中古サーモスタットをヤフオクで買ってみました。型番は1198SPと同じです。純正の新品を買うと25000円くらいします(笑)。早 速、2つのサーモスタットをコンロで煮てみます(笑)。双方とも、60℃くらいで開き始めるようです。その後、WEBでも60℃から開くという情報もあり、この2つは正常のようです。ただし、 オークションで購入した方が閉まっている時の漏れが少ないので、オークションの方に交換しました。


スマホにTuneEcuをインストールしてUSBのODB2ケーブルで繋げてみまし たが、コネクション状態にならず、起動できません。そこでFiat500からbluetoothアダプタを外して接続してみると、無線接続ではコネクション状態になり、表示がDUCATIになり、回転数も表示されます。ただし水温は上がっているのに0℃を表示しています。因みに無線接続ではマップの読み出しや書込みはできません。


無線接続ではVINが表示できるので記録しておきます。サポート依頼を出すときに必要です。USB接続ではログは0バイトで記録されていませんでした。


トップブリッジをコーケンという会社で黒でアルマイト処理を行ってもらいました。料金は送料別で5000円です。サンドブラスト後にアルマイトを掛けると半艶消しになります。


早速、トップブリッジ交換します。リアをスタンドを掛けて持ち上げ、エンジン下にジャッキを入れて少し持ち上げるとすんなり、トップブリッジが入ります。


マスターカップの揺れ止めも両面テープで固定しました。黒で塗った方が良いかも〜


1月18日
揺れ止めを黒の艶消し缶スプレーで塗り、再取付しました。


トップブリッジのセンタ固定ボルトが飛び出ているので、短く切りました。端面はシリコンコーキングを塗って錆止めします。


スマホホルダの取り付けステーを作ります。スマホのホルダは851で使っていたこれをそのまま使います。1198系の固定の方法はトップブリッジセンタに固定する方法(851もこの方法) とキーガードを固定している2つのボルトで固定する方法があります。もっと簡単に固定できないか考えたところ、ステアリングダンパの固定ボルトに共締 めする方法を発見。だたし、ハンドを切るとステアリングダンパといっしょにスマホが左右移動しますが(笑)。早速、1インチ厚のアルミからステーを簡易コンタで切り出します。バイスに挟んでフライス切削


ステーを仮止めしてホルダを取り付けてみます。


良さそうなので、サンドブラストして、ホルダにスマホを入れてみました。TuneEcuがUSBで動いた場合の電源の供給を考えないといけません。USBケーブル接続の場合はOTGになるのでUSBからの電源が供給されないと思います。側面にある金端子からの電源供給ができれば急速充電でき、これならグーグルマップを使い続けられます。グーグルマップはUSBからの充電が追いつかないです。



1月19日
ebayで買ったUSBのOBD2ケーブルでTuneEcuがコネクトしない件です。このドカのフォーラムに同じような不具合の投稿がありました。どうもケーブルによってコネクトできないものがあるようです。回答は”アマゾンで売ってる青いKKLケーブルは動かないよ”ってことみたいです。今回のケーブルはこれと同じようなので、動かないケーブルを買ったようです(泣)。ebayで”TuneEcu USB”検索するとTuneEcuで実績があるケーブル(たぶん)がヒットします。これに買い直してみます。このフォーラムのmsというドメインですが、カリブ海のイギリス領モントセラトのようです。ジョージ・マーチンのスタジオがあって、火山で被害にあったあの島ですね。人口5000人の小さい島みたいですが、ドカを乗り回してるんでしょうか?右が新しく頼んだTuneEcuで実績のあると思われるケーブル。



1月23日
ステッカのが目立たない件です。ダイソーでピンクのシートを買ってきて試てみます。因みにシートは紙製でこのまま、使えません。というか、カッテングシートだと思って買ったら違いました(笑)。


アマゾンで購入の12V−>USB電源です。


ebayで購入したカーボンパーツが来るので準備します。購入したのはメータパネルの上パネルヒートガード(エキパイ)です。まず、純正部品を外します。ガレージ前は雪が残っているのでガレージ内で作業します。狭いです。


国際郵便ドイツからカーボンパーツが届きました。午前中の再配達でぎりぎり4分前。早速、上パネル取り付け


こちらはヒートガード(エキパイ)です。


12V−>USB電源を取り付けます。ヒューズBOXのイグニッションONの電源から分岐して本体とコネクタをタイラップで固定します。バッテリ直だと使わない時にもアダプタに電気がながれ、いまいちです。


こちらはebayのOBD2アダプタ。早速、TuneEcuで確認します。今回は温度表示が出ました。この後、Fiat500用に買った前回のアダプタでも確認しましたが、温度が出るようになりました不思議です。


1月24日
先週作製したスマホホルダのステーに穴開け軽量加工して、再度サンドブラスト、艶消し黒缶スプレーで塗装しました。


前側アクスルの内がすごく錆びてます(笑)。ワイヤブラシを細く加工して、内部の錆を落とします。


メタルレディ(リン酸)で処理します。さびの部分は黒く変化します。POR−15のシルバーで内部をコーティングしました。大分前に使ったのでほとんど固まってました(笑)。



Fullsix製のミラーですが、クリア塗装垂れているので修正します。600番のサンドペーパの後、1000番で修正します。


その後、コンパウンド艶出しして、修正完了しました。


タンクキャップの固定ボルトの表面を旋盤で少し削りました。切削目が出てきれいになります。



1月30日
ebayで購入の新しいOBD2ケーブルが来ました。早速動作確認します。このケーブルだと接続できます。


スマホホルダの金端子へ充電する端子を作ります。左は携帯の充電器スタンドから外したバネ端子です。右はバネ端子を保持するアクリル製ホルダです。フライス盤で切削しました。


バネの内径は2.5mmです。適当な絶縁体の2.5mmの棒を探した所、エアダスタの噴射ノズルが2.5mmでした。これを使ってバネ端子を固定しました。電源ケーブルはUSBケーブルを切断して半田付けしました。


スマホホルダには端子の通る穴を2個開けて、両面テープでアクリルのホルダ固定します。先週取り付けた5V電源に接続し、イグニッションをONにするとインジケータが点灯して充電開始されました。


通販でピンクカッテイングシートを購入しました。ダイソーの紙シートよりも落ち着いたピンクです(笑)。早速ステカで切って貼り付け、赤が目立つようになりました。


1月31日
金曜の夜は雪が降ってきましたが、日曜になってやっと天気が良くなり、外で作業ができます。初めに無線版Tuneecuの動作確認をします。近所のコンビニまでちょい乗りした所、途中で通信が切れるのか?表示止まる時もありました。