ケントのECU化
その11
セヴンのECU化を紹介していきます。
2011年
6月25日
以前に作製したステーで
点火コイル
をヘッドカバーの上に取り付けます。
ハイテンションコード
は右のようにかなり短くできます。
先週作製した
イグナイタ
を取り付けるために
スカットル
を外しました。ついでにクロノの
スピードメータ
の穴を
長穴
に加工します。これでスピードメータケーブルを外さないでスカットルの取り外しができます。
スカットルを戻して
イグナイタ
を
仮止め
しました。スピードメータケーブルの取り付けが簡単になりました。
続いてイグニッションとインジェクタ系の電源に
リレー
を
追加
しました。
6月26日
空燃比計とデータロガー用のWin
系の動く
PC
を調達してきました。セレロンの700M、メモリが少し少くなく、192Mです。やっとXPが動作します。FreeBSD7.4と
デュアルブート
にしておきました。メモリは後で増設します。
早速、
空燃比計と
データロガー用の
ソフト
を
インストール
して動作確認しました。センサ類が無いのでグラフは
加速度
の表示しか変化してません。
イグナイタの
テスト
です。エンジンエミュレータを経由してECUからイグナイタへケーブルを接続します。プラグの代わりに
ステンレス
のワイヤで代用します。実際に
エンジンはかけず、
エンジン
エミュレータ
の回転信号でテストを行いました。エミュレータでは7500回転くらいまで回りますが、良好です。次回はプラグキャップを調達して実際にECUでエンジンをかけてみたと思います。
7月2日
2輪のパーツ屋で
プラグキャップ
を購入してきました。早速点火コイルに接続します。点火系をECUでエンジンを始動しましたが、あっけなく
かかりました
。ディストリビュータレスは実現しました(笑)。まあ、事前に進角などを調整してありましたので、当たり前といえば当たり前ですが、
よくある問題は自分の出す点火スパークの
ノイズ
でマイコンの動作が
おかしくなるということです。とりあえず、難関を1つ越えました。まだ、コンソールに出ている進角とか
水温の表示がおかしいですが、点火系のECU化は正常に動作しているようです。
始動時の
動画
を載せておきます。サムファイルをクリックしてください。
7月3日
先週の続きでのWin系PCですが、オークションで
メモリ
を購入して入れ替えました。事前に16チップ品でないと動作しないという情報が得られたので良かったです。192M−>
512Mバイト
になりました。
7月31日
水温
の表示が変なのでセンサの値を取り直して設定しなおしました。
20〜80℃
の間では大体合いました。
10月1日
仮ナンバで
点火系
のみECU駆動で
実走行
してみました。
3500回転以上で
伸びが悪い
です。回転を上げるとうるさいので試走路の奥で実験します。
一度ガレージ戻って
オシロ
と
AC100インバータ
を持ってきて再実験します。どうも
イグナイタ
についている
2.2オーム
の抵抗が大きすぎるようです。オシロのコイルの1次側の波形は右のようになって通電時に完全に0Vに下がりません。
コイル自体の抵抗は
3Ω
ほどあります。
ガレージに戻り、イグナイタの2.2Ωの抵抗を
取り外し
ました。
10月2日
翌日再試走しました。元の
フルトラ
+
ディストリビュータ
と
同じ
になりました。途中止まることも無く、近所を一周しました。
10月16日
車検
を取ることにします。助手席に陣取っていたECUやエンジンエミュレータをかたずけて助手席に
シート
を取り付けます。試走路で試走します。
フルブレーキ
を掛けて調子をみます。
ECU関係
は助手席のシートの上に仮り置きしておきます。
スペアタイヤのステーを切り取ったので
ノーマルマフラ
が少し車体から
出て
います。15mmほどディスクグランダで
切り落とし
ました。
セブン
と
セヴン
の図
以前にも合わせましたが、母親のマーチで
光軸
を合わせます。ヘッドライトは
H4バルブ
。レンズは
P700レプリカ
のままで行きます。
ETC
の動作試験もかねてガレージの近くで
高速1区間
を乗ってみました。ETCは良好です。
10月17日
高速を使って
アパート
まで帰ってきました。お約束の
レーシングスクリーン
を
取り外し
ます。スクリーンがあるとワイパーが必要です。
午後一の
ユーザ車検
です。車高を上げてあるので普通のラインに並びます。
光軸
が左右とも下で
X
。排ガス
HC
が
X
になりました。
マー チの一番明るいところに合わせたのがダメだったようです。P700の上向きはビームが細いので調整が難しいです。HCは1400ppmでほんの少しオー バーしています。スピードメータは40km/hでパッシングしますが、クロノメトリックのため十分に安定している状態にしないと
X
になります。
面倒なので近くの
テスター屋さん
に駆け込みます。
念のため、フルトラ+ディストリビュータに戻しておきます。光軸はお姉さんが調整してくれますが、排ガスはプローブを突っ込んでくれるだけで、自分で調整します。
COは
4.5%
以下、HCは
1200ppm
以下にする必要があります。1件1000円で合計2000円です。その後、登録事務所へ戻り、再度検査を受け2回目で無事とおりました。
バーキンの
スペアタイヤラック
は車長に入っているので、
構造変更
をしておきました。
アパートまで戻ってきました。早速、
レーシングスクリーン
を戻します。近所のオートバックスでスマートフォン用の
ホルダ
を買ってメータパネルに取り付けました。
10月18日
ECUの
耐久試験
です(笑)。
伊豆半島
一周
します。
R129の
コンビニ、8:00ころ
。
6:15
に
アパートを出発しましたが、平日のためか16号が混んでいて時間がかかりました。
8:50ころ。西湘バイパスの
西湘PA
です。空が怪しいです。メッシュのジャンパーでは少し寒いです。
真鶴道路を使わす、山沿いの細道を抜けて
熱海
で給油。その後、コンビニで
休憩。
10:05ころ。
少し晴れ間が見えてきました。
おじさんがこの車何ccと聞いてきます。質問は何ccか?あとはどのくらいの速度が出る?です(笑)。
伊東の先で国道を離れ
川奈
へ。車道の直ぐ横が海岸線になっています。この後、城ヶ島へ抜ける道でカラン、カランーという、部品が落ちたような音がしたため停車。戻ってみると8mmの
ボルト
が落ちていました。一通り調べましたが、直ぐにはどの部分が判明しなかったため、足回り、エンジン周りにボルトが付いていることを確認して再
出発(笑)
。
12:00ころ。下田の手前の
尾ヶ崎ウイング
で
休憩
。どこの車ですか?と声をかけられ写真を撮られました(笑)。
下田の街中を抜けて、国道を外れて
石廊崎
のドライブインで
お昼ご飯
。
ミックスフライ定食。
13:00ころ、
雲が無くなり、
晴れ
てきました。
13:30ころ。
あいあい岬
の展望。併設されているお店は休みでした。
14:30ころ。
黄金崎クリスタルパーク
で休憩。平日のためお客はまばら。
碧の丘
で写真撮影。
15:00ころ。
日が傾き、寒くなってきました。
出会い岬
、15:20
ころ。この後、
沼津
まで
海岸沿いを走り東名が集中工事のため、R246を通って
須走
から富士五湖道路で
中央高速
へ。藤野SAで夜ご飯を食べて
19:30
ころにアパートに到着しました。全工程点火系のみECU動作させて止まることなく帰還しました。
10月22日
週末は雨の予報だったので水曜日の夜にアパートからガレージに
移動
させておきました。ガレージに移動中、
アンメータ
と
電圧計
がピクピク変な動きをしていましたが、ガレージまではたどり着きました。伊豆半島一周で落ちた
ボルト
ですが、オルタネータの3つあるボルトの内の
1つ
でした。下部にあるヒンジボルトの後ろ側です。
天気が悪いためガレージ内で各所をノーマルに戻します(笑)。
ハンドル
、
エアフィルタ
、
車高調整
しました。
クーラントの
リザーブタンク
ですが、細かい
ひび
が入っています。右側のみなので、どうやらガレージの窓からの
紫外線
が原因と思われます。加圧されるタイプのリザーブなので、流用できるものを探すのが大変そう。
10月23日
天気が良くなりました。リザーブタンクの問題があるため遠乗りしないで、隣町のホームセンタを経由して
近所
を
一回り
しました。
アンメータ
、
電圧計
の動きも正常になりました。オルタネータが傾いてベルトが滑っていたようです。