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セヴンの全バラ・レストア
その18
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セヴンのレストアを紹介していきます。


2007年
6月23日
リアのドラムの塗装を剥離しました。続いてリン酸で処理します。中央にあるのは電動ファンのモータ取り付けステーです。先週、塗装し忘れていました。


FC3Sのキャリパサポートです。少し削りました。


6月24日
オイルパンのバッフルの強化溶接です。6mmの全ネジの ナッ ト部分を溶接しました。その後、上板にハイテンション鋼板で作ったL字金具を溶接し ま す。


上板を溶接して閉じる前に内部を灯油で良く洗っておきます。


上板を溶接します。右は拡大したところです。


FC3Sのキャリパサポートの斜めの加工をします。


オイルクーラの#6の取り出し口をディスクグラインダで切り落します。切子が入らないよ うにティッシュを詰めておきます。右は#8番のストレートアダプタの6角ナット部を旋盤で落したところです。


元々のオイルクーラ取り出し口は#10だったようです。溶接部をディスクグラインダで削り溶接用に整形します。ストレートアダプタは適当な所で切断し、来週以降、アルマイ トを落してから本体オイルクーラに溶接する予定です。



6月30日
電動ファンモータを組み立てます。12Vを接続して正常に回ること を確認しておきます。


先週切断したオイルクーラ用のストレートアダプタにサンドブラストを掛けてアルマイトを落します。オイルクーラ本体に溶接します。


リアドラムに耐熱つや消し黒を塗ります。オークションで売っていた耐油性もある耐熱缶スプレーです。


FC3Sのキャリパサポートを旋盤から外して、余分な部分をフライスで落します。アップライトを合わせてみます。大体良いみたいです。


今度はキャリパーサポート逆面に固定して、ハブの入る穴を広げます。


7月1日
ホーシングの塗装剥離です。細かいところを落します。いくらやっても際限が無いので適当なところで塗装に入ります(笑)。


ホーシングをガレージ奥に移動し、ペイントうすめ液で脱脂して、リン酸で下処理します。その後、デフケースの蓋の部分をマスキングします。馬で支えてる部分は今回は塗装できないので、後回しにします。


POR−15のシルバーで下塗りします。下塗りはハケ塗りしました。その後、ガン吹きでを上塗りしました。砂型で凹凸のあるデフケースはシルバーが完全に乾いていなかつたのか、下塗りのシルバーが浮いてきているみたいです。ちょっと失敗


キャリパーサポートの続きです。キャリパの取り付け面をクランク型に切削します。



7月8日
R32のブレーキマスタ用のフランジスペーサを作製しま す。 qcadで図面を入力します。10mmアルミ板から削り出します。外形が太線になっているのは0. 3mm内側の仕上げの切削線です。


左は内側の穴の後、外周を削っているところ、右は0.3mm内側に仕上げ削りをして終了したところです。奥側は材料の大きさが少し足らなかったようで、少し直線になっています。ちよっと失敗。



R32のブレーキマスタと合わせてみます。直線になった 部分を下側にしました(笑)。良好に削れました。



こちらはFC3Sのブレーキキャリパサポートの続きです。斜め削りをしています。角度は47度くらいで、この旋盤の限界です。逆勝手なので、バ イトを下向きにして逆回転で削っています。ほぼ完成しました。早速アップライトとロータの間に挟んでみます。微調整が必要ですが、大体、良いみたいです。このサポートにキャリパが直接付くわけではなく、もう一つスペーサが必要です。双方とも2セット作る必要 があります。


下は大分前に買ったフリーバイス(万力)の止めネジです。ガレージにあるフラ イスに入 るようにディスクグラインダで削りました。下で作る強化板で必要になったため、急遽加工しました。


ベダルボックス用の強化板を作ります。上で作った止めネジを使ってフリーバイスに10mmのアルミ板を挟んで、Φ80mmのフェイスミルで約7mmまで削ります。フリーバイスは材料の側面で固定するため、上側の全面を切削できます。その後、端を切り落として所定の寸法にします。


ペダルボックスと合わせます。6箇所でペダルボックスとネジ止めする予定です。



先週、塗り残していたホーシングの両端をPOR-15で塗装します。ハケ塗りです。下塗りはシルバーです。


強化板の追加加工です四隅に6.5mmの穴あけた後、ブレーキマスタの逃げの丸穴をCNCで加工しました。


ホーシングの両端の上塗りです。PORの黒でハケ塗りです。ホーシングの塗装が完了しました。




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