セヴンの全バラ・レストア
その39
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セヴンのレストアを紹介していきます。


2009年
8月20日
ローングアームの取り付けナットが室内にとび出しているのでカバーを作りたいと思っていたのですが、丁度いい物がありました。会社の機械の横に付いてドーム状のカバーです。これをマスタとして借用しカバーの型を取ります(笑)。カバーは塗装を痛めないようにシリコンで型を取ります。シリコンを節約するために枠の四隅に粘土を盛っておきます。


シリコン樹脂です。大分昔に買ったもので、中身が沈殿して硬くなっていました。攪拌してなるべく均一になるようにしましたがダマ残って全体が硬くなっているようです。枠にシリコンを流して上からドームカバーを沈めて型を取りました。浮き上がってこないように重しをのせておきます。



8月22日
オークションで購入した8芯のカールコードです。セミオートマ用のステアリング部の配線に使う予定です。


こちらはRSで購入したボタンキャップナイロンナットです。ボタンキャップはセンタトネル固定用です。


セミオートマのポジションインジケータのケースです。手持ちのタカチのケースは大きいので分割して曲げて小さく加工しました。


加工したケースに8x8LEDを入れて追加でLEDを2個追加しました。ポジションインジケータ完成しました。固定方法を考えないといけません。


ロングアームのナットカバーを作製します。会社で型を取ってきたシリコン型にカーボンケブラを積層します。初めて綾織のクロスを使ってみました。型取は少し失敗してました。後で気が付きましたが、マスタを枠の下に固定してからシリコンを流し込んだ方が良かったです。シリコンが硬くなっていたので結構気泡が入ってました。最近シリコンで型を取ってなかったのでやり方を忘れてました(笑)。


先週、2液性ウレタンで塗装したセンタトンネル部品です。一部、艶にムラがあったので再塗装しました。落ち着きました。



8月23日
ナットカバーは外周を整形して艶消しの2液性ウレタンで上塗りの塗装しました。固定は両面テープで内装のパネルに貼り付けてあるだけです(笑)。


ポジションインジケータシフトタイミングライトにステーを追加して固定しました。フラットケーブルの配線はメータパネルとスカットルの間を通しています。追加の2つのLEDは回転/前後方向の原点表示用です。


センタトンネルを組み付けます。取り付け用の穴位置を調整してすべてのネジを一度、本締めします。助手席側にはサイドブレーキも取り付けました。



8月24日
月曜日は代休でした。以前に購入してあったシートベルトの長さを短く調整します。所定の長さに切ってレザークラフト用の針と糸で縫い付けます。フリーハンドなのでなかなか真っ直ぐ縫えないです。とりあえず助手席側が完成しました。



ハロン消火器の固定金具は以前より寸法が長くなったため2mm厚のアルミ板から作り直しました。センタトンネルのくぼみはスポンジを貼って消火器を取り付けてみました。ハロンの消火器は現在では温暖化対策のため市販されていなようです。
 


8月29日
ECU筐体にフレーム固定用のステーを取り付けました。セミオートマと同様に斜めのフレームに固定します。


先週に引き続き、シートベルトの長さを短くしました。2本分が完成しました。



8月29日
フロントの足回りを仮組みします。まず右側です。キャリパサポートとロータを仮組みした所で問題発生です(笑)。タイロッドエンドのゴムブーツロータ干渉します(笑)。タイロッドエンドアームをオフセット加工する必要があります。一度、分割して溶接するするしかなさそうです。


アッパアームボールジョイントゴムブーツも少し劣化しています。これも交換したいです。鈴商で買えるはずです。


FC3Sのキャリパを仮組みしてみます。ロータがキャリパの中央 に来るようにシムで調整しました。市販の5mm厚のホイールスペーサを挟んでホイールを固定します。キャリパの取り付けボルトがトラニオンの取り付けボルトと干渉するのでハンドルの切れ角がすこし少なくなります。悩みどころはフェンダステーの取り付け方法です。


フェンダステーを考察してみます。フェンダタイヤの上に乗せてみます。現状では右写真のようにキャリパと共締めになっているフェンダベースに固定する予定でしたが、ステーの取り回しがかなり複雑になりそうです。メインシャフトとボールジョイントで共締めするケータ方式の方がすっきりしそうです。ちょっと検討してみます。



9月5日
モノタロウで購入した6芯のシールドケーブルです。ECUの出力系の配線用です。



こちらはストレートで購入したPOR−15のシルバーとコネクタのピン抜きジクです。


これも購入品です。オークションで購入したタイロッドエンドアームです。


続いて鈴商で購入した、アッパーアームのボールジョイントブーツです。


早速、ブーツを交換しました。グリスを注入して、上部をステンレスワイヤで固定しました。


アップライトを元に戻してブレーキホースの取り回しを確認しました。ノーマル用のステンメッシュで長さは丁度良いようです。


会社の近くのホームセンタで購入したキャリパ固定用の12.9ボルトです。頭を少し落としました。ガンブルーで黒染め後、WD−40を塗っておきました。ハンドル切れ角と軽量化対策です。


オークションで購入したタイロッドエンドは予備として取っておいて、今まで付いていた方をオフセット加工します。切断して開先処理しておきます。3〜4mmのオフセットが必要です。現在アルゴンが切れていて溶接は後回しです。


リアフェンダの内側にアンダーコートを塗りました。まず、左側から。アルミ部はシリコンシーリングが塗ってあるので、アンダーコートが付いても簡単に落とせます。


オークションで購入したVDOの油温計です。難点は華氏表示の ところです。新型で固定は全体を大きなプラスチックのナットで固定する方式で、内部照明もT10規格と思います。真鍮製と思われるフランジをマイナスドラ イバでこじって外し、中身を出してメータパネルを作り代えます。パネルはつや消し黒で塗装した後、白のインスタントレタリングで文字を入れるか、白でパネ ルを塗装した後、つや消し黒のカッテイングシートで抜き文字を入れるかで作れそうです。VDOのメータは空冷VW屋系で買えます。温度に関してはほとんど が華氏表示のものです。C=(F−32)*0.56で摂氏に変換できます。華氏を1/2にすると大体の摂氏になります(笑)。でも、ぜんぜんピント来ませ ん(笑)。


こちらは通販で購入したインスタントレタリングの白です。インレタは電子部品屋か画材屋で買えます。これは電子部品屋で購入しました。サンハヤトの12ポイントです。早速センタトンネルのタコメータ設定スイッチに貼りました。油温計用の数字のシートも一緒に買えば良かったです。



9月5日
2本買ってあると思っていたアンダーコートですが1本しかありませんでした。近くの車用品店で購入してきました。ついでに3mmのホイールスペーサも購入してきました。ホイールの仮組みで3mmでも問題無さそうなので5mm−>3mmに変更します。



右側のリアフェンダです。アンダーコートでコーティングしました。


6芯シールドケーブルは助手席からベルハウジングを横断してキャブレータ下まで仮配線しておきます。


こちらはオークションで購入したP700レプリカです。新品が5000円で買えました。これでH4バルブが使えます。P700はレトロで見た目は良いですが、光が散ります。ミニの時は車検ではねられたことがありました。


油温計の取り付け場所はセンタトンネルのリバースレバーの横にしました。電ドルで穴あけ後、エアリュータで52mmの穴に広げました。分解中の油温計で大きさを確認しておきます。メータパネルに取り付けられれば良いのですが、バーキンの場合にはリレーワイパモータが 邪魔でメータパネルに余分な面積は多くありません。すでにアンメータが付いているので、リレーを移動しないとこれ以上は付きません。センサの取り付け場所 も考えないといけません。取り付け径10mmのセンサが購入できるのでこれをオイルクーラ取り出し用のブロックに付けるのが良さそうです。






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