珍しい物 その10
テレタイプASR−32


テレタイプ社のASR−32 です。友人が捨てるというのでガレージまで運んでもらいました。83〜4年頃に同じ物を買ってTK−80/BSのプリントデバイスとして使っていました。仕様は5単位で速度45.5ボー、20mA?のカレントループです。コードは5ビットのボーコードというもので、
TK −80から印刷するプログラムは友人が作りました。印刷プログラム内でアスキーをボードコードへ変換して、ソフトウェアシリアルの8255からのポート出力でトランジスタで電流を増幅しています。当時、秋葉原の中古屋さん(秋月から鈴商の方へ行って、大通りの向こう側、電子パーツ等でなく、中古の事務機器屋みたいな感じだった)で3〜4万円くらいで買ったと思います。今となってはどうやって運んだが思い出せまんが、親父にを出してもらったんだと思います。


円筒形の印字ホイールです。上下と回転で文字を選択し、後からゴム製のハンマで叩きます(笑)。印刷できる文字数は文字記号をシフトするので32x2=64種です。因みに、’*’は無いです。ASR−33は8単位ですが、小文字は大文字に変換されて、印字できる文字はASR−32と同じ64種です。


キャリッジリターンした時の衝撃を和らげるため、シリンダとピストンを使った空気ダンパです。


プリンタヘッドの移動はタイミングベルトで移動します。送りは機構はラッチのギアです。キーボード部と本体部は電気で接続されています。


モータ部です。50Hzと印字があります。茶色の円形の物は”ベル ”です。ベルのコードがくると”チン”と鳴ります。カム電気接点がたくさんあります。


モータに繋がるギア部分です。ここもタイミングベルトが使われています。ベルトのゴムもまだ柔軟性があります。


電源部です。トランス、小基板とモトローラのトランジスタが見えます。デートコードは73年でしょうか?因みにASR−33の製造開始は62年です。


テープパンチャ部です。本体から6ビットのコードと紙に穴を開けるための駆動アームが接続されています。パンチャは全て機械動作です。


テープリーダ部です。リーダ部のコード読み取る部分は電気接点です。テープ送りはソレノイド駆動です。


印字部にコードを送るたくさんのプレート(コードバー)が見えます。製造年月日を探しましたがシリアル番号やモデル名は有るのですが、それらしき刻印やシールなどは見つかりませんでした。


5単位の紙テープです。A−Zを打ってみました。からに向けてA−Zで穿孔されてます。



メンテナンス
パーツリスト がありますが、ASR−33(8単位)のものです。



マニュアルの中身はこんな感じ、動作原理 メンテナンス(オイル、グリスを注す所など)、部品表がありました。テレタイプのキモは連続回転するモータの駆動を1文字分のタイミングにするクラッチとブラシによるシリパラ変換でしょうか。ASR−32のマニュアルがここにあります。


現状ではなぜか記号シフトキャリッジリターンライインフィード動きません。上記のA−Zの紙テープで印字した動画を撮ってみました。調子の悪かったキャリッジリターンラインフィードは色々と注油/調整して直りました。この辺を参照してください。(2016年10月24追記)