アルドウィーノを使った
オープンソース、オープンハードの
ローコストECU
テージのECUが壊れているみたいなので
Speeduino(STM32)に装換しました。
その28:
燃調の調整
水平気筒のエキパイ交換
2025年
7月26日
シンク・ロスが無くなって、燃調の調整もできる状態なのですが、暑くてなかなか走れないです。TunerStudioの有償版では自動チューニング機能があるようですが、ゆくゆくはWin10の10インチタブレットを廃止してスマートフォンにしたいので、悩みます。因みに有償版の価格は1.5万くらいです。下はだいぶ前にSD取ったログをログビューアで表示したところです。ログビューアの無償版は先頭500ステップしか表示できないです。SDログはCSVファイルなので長いログも簡単に分割できます。

ログビューアのヒストグラム表示では緑線のように表示範囲を制限して表示できます。緑線の内側はシフトアップしている時です。アクセルを開けてパワーが必要な時の空燃比は13付近、アクセルを閉じている時やアイドリング中は14.7付近が良いです。まだ濃いことが分かります。

水平気筒のエキパイをハイパーモタードのエキパイを切り貼りして作りたいので、TIG溶接のディーゼル発電機を整備中です。バッテリは完全に上がっているので交換が必要と思います。取り外して型番を確認しました。80D26Rでした。低圧燃料ポンプも固着しているので分解して清掃しました。ガレージのページに載せておきました。

7月27日
水平気筒のエキパイを外して、どのようにハイパーモタードから流用するか考え中です。上がオリジナル、下がハイパーモタード用です。

7月28日
左がオリジナルの2in2、右はがハイパーモタードで2in1でサイレンサ側は径が太いです。バツの所までは同じ径で流用できます。ちょっと材料が足らないかもしれません。


とりあえず、3分割してみました。

ハイパーモタードのフランジはプレス品でサイズが大きく、フロントのスイングアームに干渉します。オリジナルは6mm厚のステンレス板で小ぶりに作られています。フランジも作り直す必要があります。

ヤフーオークションで6mm厚のSUS304板を購入しました。

オリジナルのフランジの外形を参考にQcadで図面を書きました。

母屋のPCでガレージと同じFreeBSDが仮想環境で動くので、図面をコピーしてCNCデータに変換して、ツールパスを確認します。1mmつづ削ります。


材料が足らなさそうなので、ヤフーオークションでムルティ1100のエキパイ一式が547円で売っていたので追加で購入しました。O2センサも付いてお買い得です。

7月29日
ムルティ1100のエキパイ一式が到着しました。赤枠のO2センサは取り外しておきました。

フランジ用のSUS304板も到着です。

ステンレス用の溶接棒308L/1.6mmをアマゾンで発注しておきました。

溶接棒が到着しました。

アリエクスプレスでO2センサの溶接栓と直径45mmのステンレス管を発注しました。溶接栓は18mmのタップがあるのでステンレス棒から作製できますが、止めネジも付いて1個500円なら買った方が安上りです。

7月30日
プレス品のフランジで固定穴をマーキングします。

マーキング位置に8.5mmで穴開けして、フライスに固定し、以前作成したCNCデータで切削しました。チャックが緩んだのか、切り込みが浅く
なって、ちょっと失敗です。本来は7mm切り込むはずですが、貫通しなかったです。

1mmほど削れてなかったので、ボール盤で分離してから、エアリュータとベルトサンダで仕上げました。

部品取りエンジン取り付けて確認します。良いようです。

7月31日
ムルティ1100のエキパイの中でサイレンサに繋がる太いパイプは使いません。薄板溶接の練習用に切断しました。

8月1日
エキパイ作製の続きです。溶接機のバッテリやはりダメでした。2日間経ってセルモータが回らなくなりました。ジャンパケーブルでエンジンかけました。
バッテリはアマゾンで購入しておきました。

1mm厚のパイプの突合せ溶接を条件を変えてテストしています。緑の部分はそこそこ溶接できてます。タングステン電極は1.6mmですが、もう一段、電極を細くした方が良いかも知れません。緑の部分の条件は以下です。
・突合せの隙間をなるべく狭くする。
・低周波数パルスTIGを使い、周波数7Hz、ベース電流20A、パルス電流40A、デューティ30%。
・溶加棒を使わず、なめ付けする。
・下向き溶接のみ、長さは60度くらい1周を6分割。

ヤフーオークションで1.0mmのトリウム入り溶接棒を購入しました。トリウムの半減期は141億年みたいです(笑)。

ムルティ1100の触媒部からエキパイを切り離しました。錆びているので、磨いておきました。

切り出したエキパイを繋げて、大まかに並べてオリジナルと比べてみます。磨いてあるのがムルティのもの、それ以外はハイパーモタードのものです。ジョイントは残して2分割で作製します。

アリエクスプレスのO2センサの接続栓が到着しました。2個購入しました。

8月2日
アリエクスプレスで購入した45mmのステンレス管も到着しました。45mmのステンレス管はジョイントの2重部分の外側用です。練習用に接続栓のフランジのみ2個追加購入しました。

アマゾンのバッテリも到着です。充電してから、発電機に入れます。たまにしか使わないので、ソーラの補助充電器を付けたいです。

8月3日
発電機のバッテリ交換しました。

1.0mmの溶接棒が来たら直ぐに溶接できるようにジョイントの2重部とスプリングフックを作製しました。左のオリジナルのようにエキパイのジョイント部は2重になっています。45mmのパイプを長さ20mmに切って溶接します。スプリングフックは3mmのステンレス棒から作りました。

1.0mmの溶接棒で条件出し用の突合せも再作しました

8月8日
1.0mmの電極は8月1日の夕方に名古屋の仮谷から発送されましたが、7日時点で地元の局に届いてないです。

8日の午後にやっと到着しました。早速トーチに取り付けてみました。ガスレンズ+パイレックス仕様です。


8月9日
1.0mmの溶接棒で練習していますが、自動溶接面の濃さが濃すぎて、細かい所が見えないです。一番薄い切断用の5でも見えないです。壊れているのかもしれません。

溶接面がないと作業が進まないので、アマゾンで安売りの溶接面を購入しました。安いのでまた、壊れるかもしれません(笑)。

今回は拡大レンズが付けられるタイプです。

1.2倍、1.75倍の
拡大レンズも購入しました。

8月10日
溶接面を確認します。ボリュームを回しても一番暗いままで、調整できないです。

裏側のケースを外して濃度調整のボリュームを確認しましたが、接触不良ではないようです。制御基板が壊れているようです。

8月12日
新しい溶接面が届きました。以前のものに比べて一回り液晶の面積が小さいです。代わりに両側面に透明部があり視野が広くなっています。テストボタンの動作は良好です。後は長持ちしてくれると良いです。拡大レンズは別のショップなので、まだ届いていません。

早速、新しい溶接面でテスト溶接してみます。細かい部分が見えるので、突合せの堺を狙えます。

