自作8chアナログ/ディジタル混在シンセサイザのページ

2016年11月、下記のシンセサイザを再稼働させてます。

ここをクリック。


全体像です。上段からVCA、筐体が変わってVCF、VCO(パネルのみ)、ミキサ。筐体が変わってDCO、右側はエンベロープジェネレータとLFO。パネルはアルミチャンネルに艶消し黒の缶スプレーにインスタントレタリングです。基本の接続は内部で接続済みでパッチコードが少なくてすむようになっています。
 


VCAです。回路の出所は雑誌と思われますが、詳細は不明です。使用部品はCA3080、2SA798、uA741、TL071、LF351です。CVの効き方がリニアとEXPの切り替えができます。内部の写真はここをクリックしてください。
 


VCFです。ダイオードラダを使ったVCFです。元回路はウェーブキットの”スーパシーケンスエフェクタ”です。ここに当時の広告があります。内部の写真はここをクリックしてください。また、この回路とほぼ同じ回路の改良WEBページがここにあります。
 


VCOです。回路の出所はウェーブキットです。DCOを製作したため、中身が無く、パネルのみです。アンチ・ログアンプの特性が温度により変化するため、温度制御したヒータでペアトランジスタを挟むとか、恒温曹付きのペアトランジスタを使用するなど、いろいろな安定策が発表されていました。当時は温度補償用の抵抗は入手できなかったです。温度に対する特性と矩形、三角、のこぎりという波形の少なさもあって、以下のDCOを製作しました。このVCOの基板は旧シンセ内に2台残っています。回路図はここです。中身が無いので、最近になってここにあるディレイド・モジュレータに作りかえました。
 


DCO(ディタルコントロールドオシレータ)です。オリジナル回路です。作製時期は1984年頃です。PLLでてい倍したトップオクターブから作った基本波の64倍クロックでROMの波形テーブルを読み出す方式です。16ポジションのスイッチと2ビットのスイッチで64個の波形を選択できます。下の4つのボリームは16’、4’、2’の矩形波とROM波形をコンパレータで2値化した波形がミキシングできるようになっています。内部の写真はここをクリックしてください。ROMの前半に入っている波形のリストここです。最近、ROMを2764に変更して波形を128個選択できるようにして、トーンホィールオルガンの波形をまねして追加しました。また、1chのみROMエミュレータを接続し、任意波形が出力できるようになっています。
 


ミキサです。VCFの手前に接続されています。
 


エンベロープジェネレータです。ロジックとアナログSW、3080をを使った回路です。2チャンネル分です。回路の出所はエフェクター自作&操作術'81の各設定が電圧制御できるEGです。内部の写真はここをクリックしてください。最近、CVで振幅が制御できる、VCA−EGに改造しました。



簡易エンベロープジェネレータです。アタックとリリースをコントロールできます。




8ch目とその他のchのDCO出力をミックスする音程調整用のミキサとLFOです。
 
 


8chのマイクロコンピュータI/Fです。TK80BSシステムのシンセサイザインターフェースボードに接続します。名前は”MC−80+”です。LEDでGATEと音程データをバイナリ表示し、GATEとCVを出力します。DCOに変更後はCVは使わなくなりました。
 
 


左上から、リズム音源、パターンシーケンサプログラマブル・リズムジェネレータです。回路の出所はエフェクター自作&操作術'81のシーケンサをリズム用に変更しました。 右側は10ステップアナログシーケンサです。
 
 


16チャンネルのミキサです。スライドボリュームの長穴加工はかなり苦労しました。 今なら、フライス盤で簡単ですが.....これ未完です。


2021年
5月5日

来年の初めに、八王子から引っ越しの予定があり、母屋のスペースを空けるために、使う予定が無い上記の未完の16チャンネルミキサの筐体を解体しました。筐体は図面を書いて、父親に作ってもらったものです。


部品は直ぐに再利用できるように、アルミチャンネルから取り外しました。



3mm厚のアルミに長穴、長方形穴の加工も大変でしたが、インスタントレタリングの文字入れも時間が掛かり大変でした。シンセは目盛無しですが、ミキサはドットで目盛を入れていました。



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