TK80/BSの
シンセシステムを復活/拡張したい〜
その66
引っ越し、その後
2022年
1月11日
引っ越しに伴ってアパートのデスクトップPCをシンセ部屋に移動します。モニタが32型なので、現在机の上のジュンフロン線のリールスタンドを短くします。
もったいないですが、リールスタンドを2段にカットします。ついでにケーブル引き出し用ガイドを追加しました。
台でかさ上げして、別の21型を載せてみました。少し台が高いようです。
2段にカットして、入らなくなった赤と黒のリールです。使用頻度が少ないので、この状態で使います。
1月25日
アパートから移動したデスクトップPCをシンセ部屋に設置しました。今後はこれをメインPCとして使います。
モニタはレンガの上に載せて、丁度リールスタンドの位置に来ました。
3月12日
USB接続の汎用プログラマをaitendoで購入しました。CPLDは書けませんが、GALは書けます。
ケーブルは入ってないですが、aitendoの方がアマゾンより安いです。
下は2年くらい前にシリアル接続の古いROMライタ用に購入したシリアルポート付きのノートPCです。OSは立ち上がりますが、シリアルポートが壊れたようで、ROMライタに接続できなくなりました。起動時に砂時計が出てそのままで先に進みません。TeraTermのループバックも文字が出ませんでした。
4月6日
ミキサのねこ対策でカバーを作製しました。好き勝手に歩き回るので、今までの布だとツマミやスライダが壊れる恐れがあります。材料はPボードで、4隅はL字アルミチャンネルとタイラップで結合しました。
5月24日
ヤフオクの4000円クーポンを使って、プリンタ/スキャナを新調しました。エプソンのエコタンクモデルです。早速、動作確認しました。上から覗き込むような使い方ではディスプレイが見にくいです。
PCからPDFを印刷してみます。両面印刷ができるので便利です。
今まで使っていた2002年発売のPM−A850。八王子のムラウチ電気で買った記憶があります。これは廃棄します。
5月30日
3月に購入したUSB接続の汎用プログラマですが、ロジックICのテストができるので確認してみました。デバイスのメニューから”ロジックICテスト”を選んで、デバイスを選びます。LSやHCなどの区別はなく、4000、4500と74シリーズが用意されています。手持ちの74HCT32をZIPに刺して、7432を選んでからテストを実行するとエラー無しで終了しました。
3ピンを浮かせて、再度テストを行うと、3ピンがエラー表示されます。
他に74LS245もテストしてみます。全て19ピンのゲート入力をイネーブルにしてテストをされていました。スリーステートをテストするには外部にのプルアップ抵抗などを付けないと難しいです。
2023年
9月28日
久しぶりの更新です。電子工作関係ではポータブルオシロ等購入しましたが、ガレージのページに更新しています。気温が下がって来たので、TK80とシンセの動作確認を開始しました。FPGAシンセとパラメータ設定機を繋ぐケーブルが行方不明です。
上がFPGAシンセ本体で、7ピンDINコネクタが接続コネクタです。下はFPGAトーンジェネレータです。
こちらはパラメータ設定器です。コネクタを購入して再作する予定です。
9月30日
動作確認の続きです。初めに本家のTK80/BS本体の動作確認を行います。ディスプレイ出力は正常でBSのモニタも走りました。とりあえず、本体が動いて良かったです。
接続されている8080の簡易エミュレータも正常動作しました。XPのPCのTeraTermで動作します。
続いて周辺装置です。下位メモリは簡易エミュレータでメモリテストを行い正常でした。次にフロッピですが、残念ながら8インチの方がどのメディアでもリードエラーになります。ドライブが壊れた可能性があります。予備があるので交換する予定です。
SDカードのフロッピエミュレータはの方は正常で、プログラムのロード/実行できました。レベル1/2のBASICとも動作しました。
ダメ元で8インチのクリーニングディスクを使ってみましたが、エラーは直りませんでした。
マルツから7ピンのDINコネクタ購入しましたが、本立ての資料の間から接続ケーブルが出てきました(笑)。次回はシンセ系の確認を行う予定です。
10月2日
シンセの動作確認をしている時に本体の調子が悪くなりました。モニタの先頭メッセージが表示されますが、キー入力が出来ず、適当な文字が連続入力されます。これはキーボードを接続していない時と同じ現象です。キーボードは左のPS2キーボードをパラレルに変換して使っていますが、右の純正でも同様です。どうもキーボードのケーブルに5V電源が来ていないようです。これは本体を分解て確認しないと、ダメそうです。
ケーブルに来ているはずの電源を測っても0Vでした。下はPS2キーボードを8255のパラレルに変換するPSoCモジュールで、キー入力の引き戻しやキー入力を記録してリピート再生することができます。
TK80BS互換機を作った時のコネクタのピン配置図が有りました。3種(5V、ー5V、12V)の電源がありますが、5Vだけ出力無しです。
10月4日
キー入力の不具合の続きです。本体は電源が入ることから、ケーブル断線かコネクタの接触不良の可能性が高いと思われます。本体の前後パネルを外して、キーボードケーブルの5V電源の接続をテスタで確認して行きます。
中間のコネクタで接触が断たれていました。確認するとSMK製のコネクタのメスコンタクトのU字の片側が折れていました。ピンは余っているので別の所に付け替えました。頻繁に抜き差しするようなコネクタでは無いのですが、挿抜回数を超えてたのでしょうか?他のピンも折れる可能性があります。
修理後、無事モニタが立ち上がり、PS2キーで入力できるようになりました。今回は簡単に直って良かったです。
10月5日
8インチフロッピドライブの予備機を引っ張り出して来ました。型番はNECのFD1165−Aです。元々はPC9801用の外付けフロッピドライブPC−9881に使われていたものです。中にFD1165が2台入ってます。このFD1165には多数のバリエーションがあります。FD1165−S、FD1165−B、FD1165−Fxなどです。違いはピン配置やコネクタ形状です。またVFO(データセパレータ)が内蔵されてないモデルもあり、混乱の元です。元々は日立の片面単蜜のドライブを使っていましたが、このFD1165−Aを接続する時に内蔵のVFOではうまく行かず、VFOを外付けにした経緯がありました。
10月6日
動作不良のFD1165をケースから取り出し、コネクタ、ジャンパピンなどを抜き差ししましたが、リードエラーは変わらず。ただ、両面メデイアのサイド1ならデータが読めるメディアがあります。大分前にせっかくの両面ドライブなので、OSにサイド切り替コマンドを追加しました。リードアンプも入口でヘッドのサイド切り替えてそうで、アンプは1個しか入ってなさそうです。
基板にモトローラのアンプが載っていました。MC3470とMC3471です。データシート入手できました。
ライトアンプにダイオードとFETを使ったサイド切り替え回路が載ってました。基板上にはFETは無いようです。代りにダイオードが使われているようです。合計8個ダイオードが使われています。
フロッピドライブの不具合は後にして、シンセの動作確認をしようとした所、A000からの上位拡張メモリのテストが通らなくなりました。1ビット目が0になりません。コネクタかICソケットの接触不良と思われます。再度分解する必要あります。
10月5日
上位拡張メモリのICソケット、コネクタの差し直しをするために一度筐体から取り外しました。
このメモリボードは2020年に62256で作り直しました。元々は2114(4Kビット)を24個使って12Kバイトメモリを構成していました。
再度、メモリボードを組み込んで、簡易ICEを使ってメモリテストを行います。
メモリテストは動作良好になりました。
10月9日
シンセのシーケンスデータが入る上位メモリメモリの動作も良好になったので、シンセの動作確認を行いました。一部、音程が高くなるデータがあり、6ビット目を音程データとして使うかの切り替えスイッチが機能していないと思って、データ変換ボードを一度分解しましたが、スイッチは問題なく機能していました。実はこれは勘違いで、DCOのクロックはFPGAトーンジェネレータが生成しているため、このスイッチは使って無かったです(笑)。6ビット目を使わないシーケンサプログラムで音出しする必要がありました。DCOは40年近く前の設計のため、音程を作る分周器が8ビットで、エラーが多いため、現在はFPGAトーンジェネレータを使っています。DCOユニット内にデータ変換ボードがあり、ここに6ビット用スイッチが付いています。
写真の中央がFPGAシンセです。ザイリンクスのHLSを使って作ってます。C言語でハードウェアを記述できるのは面白いです。動作良好です。
パラメータ設定器はFPGAシンセに送るパラメータを編集して音を作ります。LCDパネル、7SegLED、ロータリエンコーダが付いています。ただ、使い方をすっかり忘れてました。簡易マニュアルを作っておいた方が良さそうです。
TK80とシンセシステムは、ほぼ動いているので安心しました。少し、おかしい所があるので後で再確認します。
10月10日
シンセのVCAの右横に入っているジョイスティック制御のLFO/EGのLEDインジケータが故障しています。ジョイスティックのゲートボタンに対応して点灯するはずの緑枠のLEDが点灯しっぱなしです。これは2017年に古いシンセを再生したユニットです。作製ページはこの辺から初まります。
取り外して、外部から電源を供給し、テスタとオシロで故障している所を追っていきます。
緑枠のLEDのドライブ用トランジスタが常時ONなので交換しました。
直ったので、動画撮りました。クリックすると約3.2Mバイトの動画をダウンロードします。シンセ関係の動作確認は完了です。
ヤフオクでPC98用のフロッピドライブが出ていたので購入しました。ちょっと競って高くなりました。通電のみ確認品です。中にFD1165−Aが2台入っているので予備として購入しました。2台とも動いて欲しいです。
10月12日
音出し用のXPのノートが調子悪いのでWin7のノートに変更しました。Dominoは既にインストールされています。
USB−パラレル変換器を接続すると、デバイスマネージャに認識されます。
Dominoの環境設定で出力先をUSB−パラレル変換に設定し、PCから旧シンセとFPGAシンセの音出し確認しました。
拡張バスの一番右側にテキサスのTMS9918のグラフィックボードが刺さっています。256x192ドット白黒グラフィックが出力できます。この動作確認を行います。
フロッピから制御プログラムとBASICをロードして、3D、再帰プログラムの動作良好です。