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セヴンの全バラ・レストア
その13
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セヴンのレストアを紹介していきます。


2006年
11月23日
先週失敗したリアフェンダの再塗装を行ないました。週末に水研ぎ、バフ掛けを行う予定です。


サイドのアルミパネルを綺麗にします。取りあえず、裏側から。


久々に登場のヘアライナです。取っ手に1輪車(ネコ)用のグリップを付けてみました(笑)。


裏についているゴム系のボンドは剥離剤で落し、オイル汚れはシンプルグリーンの1/2液で綺麗にしておきます。内側なので定規を当てず、そのままフリーハンドでヘアラインを入れます。灯油を潤滑剤にして4〜5往復でアルミのプツプツが無くなり綺麗になりました。


裏側全体にヘアラインを入れます。裏は凹型になっているので端は手で同じサンドスポンジを使ってヘアラインを入れます。アルミパネルの錆対策ですが、シリコンコーキングを塗ってみようと思います。ヘアラインを入れた後に脱脂をして全体に薄くシリコンコーキングをコーティングする予定です。効果の程は不明ですが、何も無いよりも良いと思います。



11月25日
先週塗装したリアフェンダの水研ぎを行いその後、コンパウンドでバフ研磨します。右側だけ。


オークションで購入した圧力計(200kg/cm2)が届きました。


こちらも先週の続きです。左側のアルミサイドパネルの裏側を綺麗にします。フリーハンドでヘアラインを入れました。


コンパネで表用の固定ジグを作ります。コンパネで外形を作り、角材で浮かせます。


サイドパネルはくの字に曲がっているので、L字の鉄製チャンネルで定規を作ります。定規は角度を固定して溶接しておきます。


11月27日
定規を使ってヘアライナでヘアラインを入れます。定規の両端はハタガネで固定します。


右側のサイドパネルのヘアライン入れが完了しました。5cmづつずらして全体にヘアラインを入れます。ヘアライナの角度や下への押し付け方で横方向に黒いスジがはいる場合があります。ペンはピント合せ用。


ヘアライナと同じサンドスポンジを研磨パッドに付けて手動で磨き、上記のムラを消していきます。一様になりました。来週は片側を作業します。


R32のPバルブのキャンセルの続きです。軟鉄の棒から2mm弱のスペーサを作ります。圧入する蓋の穴にこのスペーサを入れて全ての部品を通常通り組み立てます。


万力で圧入します。赤いプランジャが動かないことを確認しておきます。


オークションで購入した圧力計を付けてみましたが、エア抜きを考えないといけません。実際にPバルブがキャンセルされたかはFC3Sキャリパのフルード漏れの検査も兼ねて実際にキャリパに配管して実験を行う予定です。



12月3日
二輪パーツ屋で買ってきた、赤LEDスモール/ストップランプです。5/21W相当。ストップランプはクリアレンズなので赤の必要があります。LEDにする理由は省電力です。セミ・オートマケントのECU化などで、電気を使う方向に向かっているので、他の部分でなるべく省電力化していきたいと思います。


明るさと電流を測ってみます。はじめに電球から。スモール、ストップの順です。


次にLED。スモール、ストップの順です。LEDは指向性があり、写真に撮ると暗く映ります。ウインカもLEDにしたいですが、電流が大幅に少なくなるので、点滅しなくなると思われます。フラッシャも自作してLED化したいです。


先週の続きです。残っていた左側のリアフェンダの水研ぎ、バフ掛けを行いました。FRP部塗装は一応終了しました。


左側のサイドパネルのヘアライン入れを行ないます。ヘアライナ、手動バッドの順でヘアラインを入れます。


ヘアラインを入れたあと、コーティングとしてシリコンシーリング剤を全体に塗っておきます。ボロ布で一様にのばして、ヘアランにそって塗り込みます。塗るとヘアラインに少し光沢が出ます。耐久性は?です。


左右ともコーティングしました。


Pバルブのキャンセルの続きです。ホームセンタで買った1/4チーズです。


チーズを介して圧力計を接続しました。圧力計はエアが抜けるように逆さに付けました。ホースジョイントの先にキャリパを配管します。このままではペダルが付かないので、何か圧力を掛ける機構を作らないといけません。万力もこの幅までは開きません。



12月10日
オークションで購入したウィルウッドの調整式Pバルブです。リアの減圧に使用する予定です。付属のフレアナットジョイントは径が合わないので、別途購入する必要があります。バーキンは10mm、付属しているのは3/8−24です。


フロアパネルのヘアライン入れです。大きくて取り回しが面倒です。この日は風か強く、飛ばされそうになりました。


定規を当ててヘアライナでヘアラインを入れていきます。フロアパネルは普段は見えないので、そこそこきれいにします。


5cmづつしか進まないので結構、時間が掛かります。裏側の面積の大きい方だけ終りました。


そろそろフロント部の組み立てをしようと思ったのですが、アップライトには左右で違いがあります。トラニオンのネジ部は片方が逆ネジでした。今となってはどちらがどちらなのか解りません。鋳込まれている番号や記号はどちらも同じ(まあ、当たり前ですが)で、同じバーキン乗りにも確認できません。この機構だと、ハンドルを切ると、ほんの少しですがジオメトリやショックのプリロードが変化します。ん〜困った。MLで聞いてみます。






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